つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

いざ!鎌倉

2009-03-23 01:23:50 | おでかけ
連休のお休み、大切な結婚式に鎌倉の鶴ケ丘八幡宮へ行って参りました。

ちょうど一年前、我が家で初めてあったお二人なのでした。
新郎は旅先のチベットで出会って以来の友人、新婦はジブリで共に絵を描いた大学の後輩。
素敵な縁でした。
会ったとき2歳だった娘のつたないおしゃべりでなんとなく和やかな感じだったし、
帰っていく2人の姿を見送ってひょっとして幸せになっちゃうかも?!
なんて思っていたら、1年後に結婚式を挙げることになってとっても嬉しかったです。

白無垢の神前式だったのですが、歴史的に有名な大銀杏の前で四方を見渡せる参道のど真ん中の舞殿であまりの眺めの良さに感動。
日が落ちかける頃、強い春風のなか挙げた式、これぞ花嫁!というくらい白無垢の似合うかわいいお嫁さんでとっても印象的な式でした。
日本の伝統的な式のスタイルだからと、イタリアから参列の友人達が着物を着て華やかでしたよ。
事前に海外の友人達が着物ではりきっていると聞いていたから、是非私も和装で!と思ったけど、長旅だし考えただけで大変なので断念。残念!

披露宴ではサプライズで新婦の打ち掛けの着替えの着付けを皆の前でしたのでした!
これは日本人の私達にもみるのは珍しい事。

いつも思うけれど、結婚式ってその夫婦らしさが出るものだなぁ~としみじみ思いました。
友人と親族のみで、あれもこれもといろいろやらないでゆったりしていて、たくさんお料理も食べられたの!!
新郎新婦も普通にもぐもぐ食べてました。
いい結婚式だったなぁ。。。

鎌倉からは急いで帰ったけど、午後から子供達を任されたパパはちゃーんとご飯つくって、お風呂も入れて、寝かせておいてくれました。謝謝!
少し残っていたスープを飲みながら、今日の話。

そそ、英語が全然出てこなくて、ショックだったなって話。
着ていた友人達はわたしも知っている人たちで、近況を話すんだけど
普段使わないもんで、全然でてこないの。。。もともと出来るのは旅行会話だしね。
あと一週間で桜が見頃だとか、そんなつまんない事話したい訳じゃないのに。。。

中にいた、一人は日本文学にも堪能な人。
英語に訳された現代小説なんかを読み、文章がフラットでつまらないとかそういう評価もする!

北京でのある日ジャスミンティーを入れた時に彼女がフィルターをすぐに落とそうとしたので「茶葉がちゃんと開くまで待って!」と言いたいのを
なんと言ったものか?と、新郎と話して「お茶の花が咲くまで待って!」と表現。
すかさず、「その表現はなんなの?すごく詩的だわ!」とこれには私達の方がビックリ!
日本ではありもしない事を表現する事があるって、「岩にしみいる蝉の声」の話をしたらしきりに感心していた。

あぁ、もっと会話する力があったらな!
そしたら彼女とももっとすごく楽しい話が出来そうなのに。。。
今日も痛切に思いました、とさ。

今日はとってもいい一日でした。
夜の風も春のようでした。
電車の中で集中して小説が読めたのも嬉しかった。