つくるかい&Yanzu Diary

お絵描き、陶芸、アイシングビスケット。
小さな幸せと自宅教室つくるかいのお知らせです。

深夜映画

2009-03-12 03:43:41 | 日記
天気が安定しないせいか、風邪をひきそうでひかない用心の日々です。
でも晴れれば春のようで、散った寒桜の花びらがベランダに飛んできます。

ここのところテレビはおもしろくないので朝のニュースしか見ません。
そのかわり寝かしつけがすっかり早くなったので
復活さえできれば映画をゆっくり一本見る事ができます。
面白いのにもあたってます。

「クライマーズハイ」
 20年前の日航ジャンボ墜落事故があった頃のある地方新聞社の社員と家族の話。
 今は原作を先に読まなかった事を後悔しているのですが、面白かった。
 レンタルでNHKの佐藤浩市のドラマ版の方がキャスティングが良かったのでそちらを見て正解!!
 堤真一の映画版もみましたがストーリーを追うのに終始。残念な感じで最後まで見ませんでした。
 それにしても新聞社って大変!!毎日が締め切りですものね。。。
 

「闇の子供たち」
 こちらは原作読みました。タイが舞台の児童買春や、腎臓売買をめぐる話。
 生まれてこんなにキツい小説は初めてだったかも。
 子供たちの話だから、読むのをやめたくても子供達が救われたるのか気になって読みました。
 まったく負の連鎖、ひどい話なんです。読んだ後、放心して、普通に自分になにか出来ないかしらと考えますよ。
 なので、映画はストーリーの違いや端折りすぎが気になったけど、
 初めて映画を見る方はそれはそれでショッキングでいろいろ考えさせられることでしょうね。。。
 フィクションですが近い事実はあると思いますので。

「歩いても歩いても」
 素晴らしい!私、樹木希林さんがすきでね。なんでもないんですよ、この映画。
 ある家族のある一日を追った映画なんですけど。
 まぁったく、身に覚えのあるようなことや、鼻の奥がきゅーんとなるような景色たち。
 あれどこやったっけ?なんてたとう紙をせわしなく広げてこれ持ってけ!あれも持ってけなんて、
 母というのはそうそう、、そういう生き物ですよ。母と娘、父と息子、そして家族ってこうなんですね。
 そういや、産後私も実家で母と思春期以来のもう来るもんか!級の大げんかしたっけな。。(笑)
 とても気持ちいい余韻の残る映画でした。
 
「ぐるりのこと」
 こちらは、バブル崩壊後のやく10年間のある夫婦とその家族の紆余曲折の物語。
 リリーフランキーと&木村多江さん主演。
 こちらもなかなかよかったですが、もうすこーし時間をまとめてもよかったかな。
 義姉のヤンキーママがいい味だしてました。

 最近日本映画に気になるのが多くてあまり外してません。
 それでもって家族像が描かれているのをチョイスしがち。年かね?
 あと一本、こちらも母娘、おばあちゃんの話。「西の魔女が死んだ」を明日の夜見る予定。
 原作素敵でしたし、映画の評判もなかなかだったので、たのしみです。