視察研修

３１、1日と一泊二日で議会文教厚生常任委員会の視察研修に出掛けています。

今回の視察は児童福祉と学校教育問題を中心とした研修です。

一日目の昨日は上尾市にある児童自立支援施設の埼玉県立埼玉学園に行ってきました。

埼玉学園は明治３３年の感化法公布に基づき、明治３９年に全国３番目の感化院として開園し、昭和２３年の児童福祉法の施行によって県立教護院となり、平成１０年に児童福祉法の一部改正によって現在の児童自立支援施設となりました。
埼玉学園では２０歳台から５０歳台の１０組の寮長寮母さんのもと、小学校３年生から高校生までの８名が共同生活を送り、学園内の学校で学んでいます。

子どもたちは何らかの問題を抱えて学園にやってくるわけですが、寮長・寮母さんの指導や学校での教育によって所期の目的を達成して退園していきます。
中には未達成のまま退園してしまう子どもたちもいるそうてす。

学園からの説明とそれに伴う質疑応答ではかなり突っ込ん内容もありましたが、ここでは割愛させていただきます。

今日はこれから千葉県多古町立多古中学校にキャリア教育の視察に行ってきます。
多古中学校ではキャリア教育による大人との触れ合いで荒れを克服し、学習意欲も向上することが出来たそうです。
しっかりと研修を積んで、上里町の学校教育の更なる発展のヒントにさせていただきたいと思います。