日本赤十字社 義援金のページhttp://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html
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東京電力管内における今年の夏場の電力需要のピーク予想は5500万kwということになっております。
それに対して4月15日に東電が公表した7月末の供給見通しは5200万kwであり、300万kwの不足が生ずるということで、企業や家庭等に節電を求めています。
この数字には他の電力会社からの融通分100万kwも含まれております。中部電力浜岡原発の運転停止に伴い、中電は東電への電力融通を打ち切るとのことで、仮に100%中電分とすると不足は400万kwになります。
しかしながら震災により停止していた東電の広野火力発電所のタービン5基が7月中旬には全面復旧が可能との説明が、現場責任者より視察に訪れた国会議員に対してなされました。ということは80万kw需要を供給が上回ります。
また、広野火力が運転再開することにより夜間の電力に余裕ができるため、揚水式水力発電所がかなりの部分、発電可能になるはずです。東電の揚水発電の能力は1050万kwありますが、4月15日に公表された5200万kwには揚水発電分は400万kw分しか計上されていません。仮に揚水発電を能力の7割しか見込まないとしても335万kw上乗せできます。するとトータルとして供給が需要予測を415万kw上回ることになり、夏場の電力は十分とはいえませんが足りるということになります。
このような事をしっかりと説明しないのというのは、邪推かも知れませんが原子力発電不要論に対する「何か」があるのでしょうか…
細かい数字が間違っていたら申し訳ございません。