前原国土交通大臣が鳩山首相並に露出が多くなっていますね。
八ッ場ダムや川辺川ダム、高速道路無料化、JALの再建問題などなど大変忙しそうです。
八ッ場ダムに関しては上里町からもそう遠くないということもあり、町民の皆さんの関心も比較的高いのではないでしょうか。
その八ッ場ダムについて群馬県町村会が以下の記事のような決議をしたそうです。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090926/gnm0909260308001-n1.htm
八ッ場ダムについては群馬県の町村会のほか群馬県を含む1都5県の知事の方々も前原国交相(鳩山内閣)の建設中止発言に対して批判をしているようですが、そもそも本当にダムは必要なのでしょうか?
私は詳しいいきさつは知らないので、あくまで一般論になってしまうのですが、日本全国でダムの建設計画が持ち上がった時代と現在とでは明らかに水の需要予測と実需に乖離があると思われます。
水の需要には農業用水・工業用水・生活用水などがあると思いますがどれをとっても一般的には需要が頭打ちになっています。
また、各用水の割合についても利権や縄張り意識をなくして融通しあえば、かなり効率が良くなるのではないでしょうか。(水利権については過去のいきさつ、歴史的背景からそんなに簡単には行かないでしょうが。)
また、治水についてもダム以外に有効な方法があるのではないでしょうか。
私も利根川治水同盟治水大会に参加させていただいているので治水事業の大切さはある程度理解しているつもりではおります。
カスリーン台風がもたらした甚大な被害についても少なからず資料には目を通しました。
河川改修をおこなうだとか、山林に手入れして自然のダム機能を持たせると同時に国産木材を活用するだとかの代替案は考えられないのでしょうか。
話は変わりますが各自治体に負担金が返還されるようです。
民主党にしても各知事、地元町長や住民の皆さんも引くに引けない状況なのかも知れません。
ひとつの落しどころとして、国から返還される負担金を元に、群馬県企業局が事業主体となり各都県が負担金を出し合いダムを建設するという方法は考えられないのでしょうか。維持管理費の問題は残りますが…
その案では結局ダムは建設されてしまうので国民の理解はえられないでしょうか?