「新しい生活様式」は定着するか?ーーコロナ後の世界を展望する
コロナウイールスによる緊急事態宣言は、とりあえず収束を迎えた。 日常生活が戻りつつあるが、コロナ後に今までと違う生活スタイルが出現するかどうか、少し疑問に思っている。 感染者や...

GHQと対等に渡り合った白洲次郎の生き方
戦後、吉田茂の懐刀としてGHQと対等に渡り合った白洲次郎の生き方は痛快だ。 1940(昭和15年) 間もなく日米が開戦する。必ず日本は敗北する。 しかし、敗北経験のない日本は...

自然とのつながりを取り戻すーー効率至上主義の反省
田舎に比べて都市は便利である。 そして戦後一貫して大都市への集中が続いている。 ところが今回のコロナ過は大都市を直撃した。 大都市集中の弊害に気付いて何らかの新しい動きは出て...

万葉集の好きな歌を楽しむ
今日は新聞休刊日だ。 それで中西進編著の「万葉集の詩性(ポエジー)」を読む。 亀山郁夫さんの「万葉集とわたし」が読みやすかった。感性が似ているのかもしれない。 東(ひむがし)...

老いて増す楽しみーーー好きなことに打ち込めることだろうか
自分の好きなことを職業にしている人は幸せだと思う。 大部分の人は「好きなこと」を封印して生活のために仕事に就く。 私もその口だが、リタイア後は自然に近いところで自由気ままに生き...

なぜか今年もオオウバユリが咲いた
オオウバユリはユリ科の多年草で、7年ほどかけて花を1度だけ咲かせる。 昨年はかなり見事な花を咲かせた。 今年はもう見ることはないと思っていたらまた花を咲かせた。ちょっとした喜び...

親しい人の前で配偶者をどう呼ぶか?
朝日新聞の調査によると、60代以上では男性は「家内」、女性は「主人」と呼ぶケースが多い。 20~40代は、男性が「嫁」、女性が「旦那」が多い。 50代は両方の年代に挟まれている...

この世でやりたいことを全部やるーーー「寂聴97歳の遺言より」
瀬戸内寂聴さんほどやりたいことを全部やって来た人はいないと思う。 「どうせ、いつかみんな死んでいく。だからね、せっかくこの世に生まれてきたら、この世でやりたいことを全部やった方が...

歳をとるとなぜ1年が早く感じるのか?
歳をとるとともに、1年が段々と早く感じるようになる。 老化のせいだろうと半分あきらめ気味だが、福岡伸一さんの「動的平衡」を読んで納得した。 タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計...

植物の持つ不思議な力ーー虫はどんな花の色が好きなのか?
虫たちには好みの花の色があるという。蝶は赤い花が好きだ。 蝶は長いストローを伸ばして花から蜜を吸う。 飛翔能力が高い蝶は大量の花粉を遠くまで運ぶことが可能だ。 ...