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行雲流水の如くに

歳をとるとなぜ1年が早く感じるのか?

歳をとるとともに、1年が段々と早く感じるようになる。

老化のせいだろうと半分あきらめ気味だが、福岡伸一さんの「動的平衡」を読んで納得した。

タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計の秒針なのである。

そしてもう一つの厳然たる事実は、私たちの新陳代謝速度が加齢とともに確実に遅くなるということである。

つまり体内時計は徐々にゆっくりと回ることになる。

私たちの内発的な感覚はきわめて主観的なものであるために、自己の体内時計の運針が徐々に遅くなっていることに気がつかない

 

夕焼け

夏から秋にかけて夕焼けがきれいだ。

 

タンパク質の代謝回転が遅くなり、その結果、1年の感じ方は徐々に長くなっていく。にもかかわらず、実際の物理的な時間はいつでも同じスピードで過ぎていく。

 

薔薇(アンネの想い出)ベルギー作出

「アンネの日記」で有名なアンネ。フランクに捧げられた。

最後まで希望を失わなかったアンネの少女らしさをあらわしているような優しさと力強さがある。

 

動的平衡とは

生体を構成している分子は、すべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換えられている。身体のあらゆる組織や細胞はの中身はこうして常に作り変えられ、更新され続けているのである。

 

これが事実とすれば、十分なエネルギーと栄養を摂り、ストレスなどをできるだけ抑えて生活することが必要だ。

精製された薬物を摂取するより、同じ薬物を含んだ薬草を丸ごと食べたほうが効果的ということになる。

 

薔薇(レッド・レオナルド・ダ・ヴィンチ) フランス・メイアン


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コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

megii123
文化系さん
夕焼けが一番美しいのは、湿度が高くなる夏だそうです。

私は夕焼けも好きですが、冬の日の晴れた寒い朝に見られる「かぎろい」が好きです。

「アンネの想い出」は好きな薔薇ですが、3年ほど前に野ネズミにかじられてもうだめかと思いました。
しかし根がしっかり張っていたせいか、復活できました。

福岡伸一さんによれば、私たちの身体は分子的な実体としては、数か月前の自分とはまったく別物になっている。
「生命とは動的な平衡状態にあるシステム」と定義しています。
そう考えると確かに不思議な感じがします。
文科系
 今日の写真は、最高。夕焼けは僕の一番好きなもので、これはまたちょっと遅いパープル・夕焼け、白秋の良さ。アンネ・フランクは可憐な青春の美しさ、走ってきたばかりの少女が微笑んでいて、その汗までが可愛い。ダビンチというこの花は初めて見たが、まさにメイアンの傑作の一つでしょ? 同じような赤でも、ジークフリードとは、こんなに違うんだ!

 文章内容に関わっては、高校時代にこんな話を聞いたことがある。何ヶ月かすると、私たちの身体は、全く細胞が入れ替わった別人なのである! 自我が強い高校生としては、何か怖い感じがした物でした。 
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