◇ ネットニュースを見て一言
本日、ネットニュースに、以下のような事が載っていました。
福井市内で開催した死刑制度に関するシンポジウムに、僧侶の瀬戸内寂聴さんが、ビデオメッセージを寄せ死刑制度を批判した上で「※殺したがるばかどもと戦って下さい」と発言。
全体としての発言は「人間が人間の罪を決める事は難しい。日本が(死刑制度を)まだ続けている事が恥ずかしい」と指摘。
「人間が人間を殺す事は一番野蛮な事。皆さん頑張って『殺さない』ってことを大きな声で唱えて下さい。そして、※殺したがるばかどもと戦って下さい」と述べている。
自分は現段階としては、死刑賛成派です。これからすると、ばかどもに入ります。
かと言って、死刑賛成派でも人間の生命を、軽んじている事ではありません。むしろ、軽んじていないからこそ賛成です。
確かに人を殺すと言う事は野番だろうね。おっしゃる通り。
この坊主が言う事からすれば、人間が人間を殺す事は野番でしょう。かと言って、動植物を人間の犠牲にしていいと言う事はないのです。(動植物も人間が犠牲にするまで、生きていたのですから。)・・ここの所は何故なのか?この坊主は真理が分かっているのでしょうね?
殆んどの人間は考えていないでしょうが、ただ当たり前のように動植物を貪っているだけだろうけど。・・ここの所の心構えを人間側の心得として、この坊主は説教を垂れる時に説明しているのだろうね?
少し、表現が乱暴になりましたが、※「殺したがるばかども・・」から比べれば、穏やかでしょう。
この※表現は、人に説法する立場の人間としては、不適切だろうね。この坊主は分からず表現しているけど。
この坊主の事でブログを書くようになりましたが、以前からこの坊主の表現に違和感を感じていました。最初のころは穏やかな人だと言う印象がありましたが、最近は常識を分かってるのか?と言う疑問が湧いていました。
対人間の事になりますが、この坊主が言う「人間が人間を殺す・・」と言う所ですが、これは「裁く」という種類の入ります。人間が人間を裁く事です。その過程での一つです。
人間が悪い事ををした時、世界中の認識は犯罪者に罪を償わせると言う事は共通しています。ただ、どこまで裁くのか?です。
日本の場合だと国民の80%の方が、死刑賛成派です。以前の事件でどんな悪い事をしても死刑にならないから・・と言う考えの犯罪者が日本にいましたが、欧米ではこれを実践しています。(死刑廃止の為に)
では、これ(欧米の考え)が平等かです。
お金を考えれば、同じような対価として交換されます。過去でも現在でも。
種類は異なりますが、これからすると不平等です。同じ罪に対して同等の罰を行わないからです。
本来であれば、人間が罪を犯さない事が一番ですけど、現実社会は絵空事です。
では、だれが犯罪者を裁いているのかと言うと、世界に共通しているのが「人間」です。
欧米の「死刑廃止」は平等の観点からすれば、不平等です。欧米は平等を掲げている国が、罪の対価として死刑を行っていないとすれば、不平等を行っているのですから、その国はインチキです。
犯罪者は、死刑廃止論者が言う残虐な事を、平気で行っているのですから、矛盾が生じます。残虐と言う視点から考えれば。
野蛮な事を犯罪者は平気で行っているのですから、死刑を批判する事は平等性からしても、明らかに矛盾しています。
犯罪者の人殺しはいいが、適切に裁判を行い審議に審議を重ねた結果の死刑は「ダメ」、と言う論理は常識外です。
日本では昨日判決が出されました。
長年、奥さんを介護してやむにやまれず、奥さんを殺害した亭主に判決が言い渡されました。それは・・執行猶予がついたのです。
日本では何が何でも死刑ではなく、状況に応じて判決を言い渡しています。
罪に対しての平等な対価でしょう。
欧米では何十人殺害しても、死刑にはなりません。・・これで平等と言う事は言いだせないのが、常識です!現実は公平や平等を唱えていますが。
争いになれば死刑制度を反対している国が、空爆などで一般人や兵隊を殺害しています。なぜ?これらの事を野蛮だと言わないのだろうか?・・前段の坊主はこれらの事をどう思っているのだろうか?犯罪者が人を簡単に殺しても、いいと考えているんだろうか?
死刑を人殺しと考え、空爆などで人を殺す事はどうして批判されないのか不思議である。それも民間人が多数犠牲になっても。
人間が人間の罪を決める事は難しいと言っているが、この坊主の考えは、人の生命を奪わないような発想からで、前後や状況の事を考えていないのだろう。影響等も。ではどうしたらいいか?と言う事を。
◇ 人間が人間を裁く!これ当然。・・動物は罪を裁けない。
◇ 平等の観点から考えれば、罪に応じて死刑は必要。影響等も考えると。
◇ 人を簡単に殺害しても、死刑にならない、という風潮が広まれば、世の中が悲惨な事になる。(以前の犯罪者の意識のように)
死刑廃止を唱えるなら、昔のように「仇討許可状」を発行すればいい。・・これは、例えであるが。
死刑廃止論者は罪を犯す人間を、殺してはいけないと言う事だが、それからすると、警察官が犯罪者を殺さずに生きて捕まえなくてはならない法則になる。何が何でも。捕獲する時に警察官が何人犠牲になろうが、犯罪者を殺害してはならない理屈になる。
死刑廃止論者の理屈は、矛盾だらけだがどう考えているのだろう?
以下書く事は、真理に関してです。
一番は、人間の生命の起源や人間はなんの為に、生きているのかを真剣に教えればいい。本当は。そこが抜けてるから犯罪がなくならないのです。・・地球は進化をつづけているので、それに追いつかなければ落第します。
因果応報と言う言葉を知っていると思うが、この世は因縁によって成り立っています。殺せば人間界で罪を逃れてもあの世で罪を償わなくてはならない。常に書いているが「自然の摂理」によって裁かれるのです。
人間は神様の子供です。(神様からの枝分かれです)お互いの魂の進化の為に、この世に生を受けているのです。現状の地球は動物的な感覚が大きいが。
真理の事を分かって「死刑廃止」を唱えるのであればいいが、上っ面だけで考えると真の解決にはならない。混乱させるだけである。
要は、平等・公平を世界中で唱えるのだから、平等・公平に処理すればいい。(状況を考えて判断が必要)
上記に「死刑」に関して簡単に書きましたが、分かるでしょうかね?
それと、瀬戸内さんは人々に講釈をたれるのだから、言葉使いに気をつけた方がいい。
日本人の80%以上の人が「馬鹿」と言ってるようなもの。根拠のない批判はしない方がいい。