つっぱりキースが、ホンマの極道
チャック・ベリーと殴り合いながら
映画「ヘイル・ヘイル・ロックンロール」で
共演してたころに、当時最高に不仲だった
ミックに当てつけるようにつくられたアルバム。
「グリマー・ツインズ」もキューバ危機と
同じくらい一触即発の一歩手前まで行った
時期でしたね。
あの今ではトレード・マークとなった
髑髏の指輪をするようになったのも
ちょうどこの頃ですかね。
ミックの曲はなんかこう構えるところが
あるんだけど、キースの曲はストレートで
前乗りで行ってる気がする。
「ハッピー」とか「ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ラン」とかね。
独特のしゃがれ声で歌うバラードにも
味がありますね。
かつての盟友「ミック・テイラー」もゲストで
参加してます。
テイラーもストーンズに入らなかったら
鼻の骨も溶けずに、別の人生を
歩んだでしょうね。
しかしキース ホントにタフです。