ボウイとはいえデビューして
しばらくは「スペース・オデティ」はあったにしろ
異彩を放っていたわけでは無く
レコード会社移籍後の「ハンキー・ドリー」と
「ジギー・スターダスト」で自己の方向性を
確立し注目をあびる事になった。
この2枚は同時期に録音されたので
双子のようなもの。
この2枚に「スケアリー・モンスターズ」が
ボウイのマイ・ベスト・スリーかな。
一曲目「チェンジズ」
長いボウイのカメレオンのような
変遷の歴史の始まりを暗示してますね。
この一言にすぎますね。
アルバム全体に言える事だけど、
ウォカー・ブラザース解散後の。
スコット・ウォーカーの「スコット2」って
アルバムを連想させる。
特に「火星の生活」
あのマイ・ウェイと同じコード進行らしい。
メロディアスな曲調だけど
辛辣な皮肉にあふれた曲。
ボウイはスコットをリスペクトしてる。
万物は流転する。
ボウイでもね。