今日からカフェは値上げ、明日からと思った人もあったが、一応スムーズに進んでいる。さすがに日本人は物わかりがいい。これだから政府はどんどん税金を上げれるのだ。もっと文句を言えばいいのに・・・。自分達の給料はまったく上がらないのに、どうして怒らないのだろう。私はもっともっと怒られたかった。それだけの覚悟を持って今回値上げをしたのに・・・。
先日、新聞に、ヨーロッパは正社員もパートも首が切りにくく、人を雇う事を嫌がる。日本は正社員の首は切りにくいが、パートは切りやすい。だから正社員を雇いにくい。米では正社員でも首が切りやすいので、すぐに人を雇う。
このような説明の後、だから、日本も正社員の首を切りやすくするべきだと書いてあった。おいおい、違うだろう。パートの首を切りにくくするべきだろう。いったい何を考えているんだ。
確かにフランスなどの正社員はあまりにも権利がありすぎて、企業は人を雇うより海外へ行ってしまう。ドイツの一週間あたりの労働時間を聞くと、ドイツでは製造業は成り立たないなと思う。
みんな極端すぎて話にならない。働く者も雇う側も共通の利害を持ち、お互いの存続と繁栄を前提に気持ちよく働きたいものだ。
ところで、最近のオルタナティブ通信は面白い、
３月２５日、の年金財源を消費税に依存するという議論の「穴」 http://alternativereport1.seesaa.net/archives/20080325-1.html
と言う記事には思わずうなってしまった。基礎年金を税金で賄う事で企業の負担分を減らす、これは考えてもいなかった。なるほどなるほど、物事を簡単に良い悪いで判断してはならないなと思った。オルタ氏のブログは注意して読まなければならないといつも言っているが、たまに、本当にすごい事が書いてあるから止められない。顔が見えてこないブログだが、一体何者だろう、ただものじゃない。