マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

陸軍統制派は悪党か

2008-03-30 07:05:42 | 陰謀論

たまにメールをいただくGoodManさんから連絡があった。その中に、

「又、、太田龍さんの時事寸評に陸軍統制派とは何者か イルミナティに操られて日本を百戦百敗の泥沼大戦争に 引きずり込み、よって以て日本を亡国の地獄に突き落とした 日本史上未曾有の国賊集団としての陸軍統制派を告発する。皇道派の真崎甚三郎陸軍大将の名誉回復と、その志の復興を成し遂げる

と有りますので、天皇も所詮操り人形かも知れません。何れにしてもユダヤ金融機関が裏で糸を引いている事は間違いないですよね。」

とあった。この件に関し、返事がてら、少し書くことにしよう。

まず、太田龍氏は鬼塚さんの「日本で一番醜い日」を読み、「天皇の陰謀」を著したバーガーミニを知った。とても素直な太田氏はバーガー氏を信用した。鬼塚さんもバーガー氏を絶賛している。ただし、バーガー氏は戦時中フィリピンで抑留中、真崎氏の息子に助けてもらっている。だから、真崎氏に関して多少割り引いて考えなければならない。

陸軍の統制派を悪玉にするのが戦後の定説で、東京裁判ではご覧のとおりだ。しかし私の持論は言うまでもなく、悪党は天皇と海軍だ。海軍は最初から米国と馴れ合いで、米と闘う気も陸軍に協力する気もなかった。だから、陸軍は進軍しても海軍の補給部隊が食糧と弾薬が送らないので孤立する羽目になった。山本五十六はフリーメーソンであり、彼が連合艦隊を滅ぼしたのは間違いがない。

確かに、古代から天皇は傀儡だった。しかし、裕仁だけは例外だ。皇太子の時、英国旅行に旅行し、英国王室からガーター勲章をもらい世界の支配者の一員になったのだ。天皇は神聖にして犯すべからず、長州の元勲達が自分達の都合で作ったこの言葉が自分達を滅ぼすとは歴史の皮肉ではないだろうか。

陸軍の統制派が必死でアジアで人命を消耗し戦っている時、海軍は一生懸命天皇のために財宝をマレーシアから日本へ運んでいただけだ。

太田龍氏を私は尊敬しているが、お年の割りに素直すぎるのではないかな。フリーメーソンは間違いなく実在の組織だが、イルミナティーと言うのは実態が不明だ。なんでもイルミナティーだと言うのに私は少々うんざりだ。

いずれにしても、私は副島氏だろうが、ベンジャミン、オルタナティブも読ませていただくが、丸呑みだけは絶対にしない。金儲けで本を書いている以上、真実は書けない。これは絶対に真理なのだ。