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イッペー(イッペイ)の花

2007年03月24日 19時06分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

イッペー(イッペイ)の花が咲いていました。

イッペーとは落葉高木であり、ラッパ状鐘形の花を2月前後に咲かせます。

24560003_16 実はこれ、ブラジルの国花なんですね~

このイッペーは1954年にブラジルの国花に指定されたそうです。

それからこのイッペーという言葉は、たまたまウチナーグチ(沖縄方言)にもありまして、その意味は→ とても、かなり、いっぱい、非常に、などのことです。

例えば、 イッペー、チュラカーギヤッサー。 というと→ とても美人だね。 という意味です。

ところで何故ブラジルなのか?

実は沖縄は日本有数の移民県なんです。

その移民先は北米、米国本土、中南米、ハワイ、欧州、豪州、東南アジア、南西諸島とそれこそ地球上の各国に散らばっているのです。

世界で30万人以上いるといわれる沖縄出身の移民ですがとりわけブラジルにはその約半数を占める13万人近くが沖縄県系人といわれているのですね~

そういう縁があって、戦後、南米よりイッペーの種子が送られてきたのが沖縄各地に植栽されて現在に至るわけですね。

このイッペーは一方では、ブラジルのサクラともいわれているらしいのです。

日本のサクラのようにパッと咲いてパッと散る?ということからきているようですね。

サクラと違って花の色は白、黄色、ピンクとバラエティに富んでいるようです。

24560004_21

この写真を撮ったのは今月初めですから現在はすでに花は散って葉っぱに変わっています。

しかし、地域によっては4月まで?咲いているところがあるようですね。

そして母国のブラジルでは秋頃?に咲くらしいです。

ところで日本有数の移民県である沖縄は昔は琉球王国でした。

その名に由来して琉僑という言葉があります。

これは華僑にならって世界の各地に生きる沖縄県系人の人的ネットワークを意味する、琉球の琉と華僑の僑をもじった造語なんです。

世界ヌ、アマクマンカイ、ウチナーンチュヤ、イッペー、マンドーンドー。 → 世界のあちこちに沖縄人は非常にたくさんいます。

そろそろ紙面が尽きてきました。

次回をお楽しみに!

アンシェーヤ!(それでは!)


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごくキレイです。 (梅ちゃん)
2007-03-24 22:19:46
すごくキレイです。

ありがとうございます。
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ヒロシさん、(*^・ェ・)ノ コンチャ♪ (ラグ☆)
2007-03-25 13:08:22
ヒロシさん、(*^・ェ・)ノ コンチャ♪
そんな花があるなんて知らんかったよ~w
なかなか見事な立派な木に咲くんだね
ブラジルの桜かぁ(._.) φ メモメモ
花好きの私としては、興味津々ですd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ
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そんなネットワークがあったとは!。世界のウチナ... (あつし)
2007-03-25 19:46:25
そんなネットワークがあったとは!。世界のウチナーンチュ大会で、世界中の人たちにどうやって集合をかけたのか不思議だったんです。
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>梅ちゃんさん (沖縄のヒロシ)
2007-03-25 20:33:38
>梅ちゃんさん
実物はもっときれいです。
見せてあげられないのが残念です(笑)
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>ラグ☆さん (沖縄のヒロシ)
2007-03-25 20:37:18
>ラグ☆さん
花好きなラグ☆さんにはぜひ実物を
見せてあげたいです。
この場所は沖縄県立図書館ですので今後、
機会があれば、ぜひ行ってみてね(笑)
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>あつしさん (沖縄のヒロシ)
2007-03-25 20:40:30
>あつしさん
ウチナーンチュネットワークは世界の隅々まで
張り巡らせているのです。
ちょうどインターネットのようにね(笑)
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沖縄のイッペーって、世界共通の学名<正確には属... (紫蘭)
2008-08-19 22:28:06
沖縄のイッペーって、世界共通の学名<正確には属名>ではタベブイア(Tabebuia)、漢字で書くと風鈴木、アルゼンチやパラグアイではラパーチョ(Lapacho)、メキシコではアマパ(Amapa)とかマクリース(Maculis)というそうですね。私、知りませんでした。
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>紫蘭さん (沖縄のヒロシ)
2008-08-20 19:27:39
>紫蘭さん

ためになるコメントありがとうございます。
知識が増えました。


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初めまして。 沖縄では以下のタベブイアが植栽さ... (ピラル(Pilar))
2009-03-09 17:44:15
初めまして。 沖縄では以下のタベブイアが植栽されているようですね。
(1)タベブイア・クリソトリカ (Tabebuia chrysotricha、コガネノウゼン)
(2)タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea、モモイロノウゼン)
(3)タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa、花が美しいことでよく知られている)

(2)と(3)はピンクの花が咲くタベブイアです。見分け方は、タベブイア・ロセア(Tabebuia rosea)の葉の縁(ふち)が滑らかであるのに対して、タベブイア・インペティギノーサ(Tabebuia impetiginosa)の葉の縁(ふち)にはノコギリのようなギザギザがあります。 葉や種の入っているサヤについては、タベブイア・ロセアの方がタベブイア・インペティギノーサよりも長いです。

この美しいタベブイア(Tabebuia)の花 は、ブラジル、パラグアイ、ベネズエラ、トリニダード・トバコ、エルサルバドルの国木(National Tree) でもあります。
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ピラル(Pilar)さん (沖縄のヒロシ)
2009-03-09 22:43:48
ピラル(Pilar)さん

詳しいコメントありがとうございます。
奥深いですね・・・
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