ここはウチナー(沖縄)の西海岸にある恩納村の万座毛付近 ですが珊瑚礁が美しいエメラルドの海です。
この美しい海から南へ下ると読谷村という所に残波岬という景勝地があります。
この一帯は海岸そのものが国定公園に指定されているんですね~
残波岬
ここは高さ30~40mの隆起珊瑚の絶壁が2kmに渡って 延々と続く海岸線であり、風光明媚な景勝地となっています。
ダイビングスポット、釣りのスポット、海水浴場、としても有名であり岬そのものが公園となっているため、夏には多くのレジャー客が押し寄せます。
残波岬全体写真 (灯台から撮影)↓
←北 南→
残波岬公園空撮写真↓ ←南 北→
岬突端から陸地側を望む↓
左側の大岩は台風が運んだもの
これは大岩のアップです。↓
(高さ約2.5m、幅約5m、重量約94t)
実は今から16年前の1990年10月6日に台風21号が襲来し、残波岬一帯を大波が飲み込んでしまったのです。
その際に台風のエネルギーを秘めた大波はこの大岩以外にも85t と 50t の大岩も同時に動かしてしまったのです。
皆さん、ここの絶壁は30~40mの高さがあるのですよ!
にもかかわらず、それを乗り越えて大波が襲ったワケです。
自然のパワー、恐るべし! ですね。
東シナ海 絶壁下の海
絶壁の端に立つと真っ青な海に吸い込まれそうになって、長いことは立ってられません。
残波岬は、紺碧の大海原に木の枝のように突き出しているため、古代においては「崎枝」と呼ばれていたのですね~
そして今でこそ公園になって人々が自由に訪れていますが戦後から本土復帰までは米軍が実弾演習場として使用していたため、一般人は立入禁止地域だったのです。
ここはダイビングスポットとして有名であり、多くのダイバーが訪れますが、昔から航海の難所として知られ波が荒いことからこれまでに多くのダイバーが波に呑まれ犠牲となっています。
復帰前は一般人立入禁止の看板が立っていたのに今ではこの警告板が立っているワケですね。
さて、そろそろ紙面が尽きてきました。
次回に続きます。
お楽しみに・・・・・・・・・
アンシェーヤ!(それでは!)