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Answer~警視庁検証捜査官 第1話

2012年04月18日 22時02分53秒 | 2012年ドラマ


『緊急謝罪!!4万3千人の警察官を敵にした女』

内容
あきる野署署長・新海晶(観月ありさ)が、誤認逮捕で謝罪会見をしていた。
会見が終わろうとしたとき、晶は、突如、個人的な見解を述べはじめる。
適切な取り調べを行ったわけでは無く、長時間の取り調べで
自白が誘導されたと告げるのだった。
捜査一課長・武邑嗣雄(田山涼成)と首席管理官・有富功(風見しんご)は、
突然の暴露に怒り心頭だったが、
警察庁長官官房・東出祐介(遠藤憲一)は、切り捨てることは出来ないと。。。。

晶は、東出により検証捜査係へ異動となる。
“送致書”捜査報告書などの誤字脱字を訂正するだけの窓際部署だったが、
晶は、最近発生した放火事件の報告書を読み違和感を覚え、
同僚の長谷部吉伸(五十嵐隼士)をつれ、現場へと向かう。

容疑者の河島敬之(波岡一喜)
会社経営が上手くいかず、それがもとで妻・雪実(小沢真珠)と離婚。
ムシャクシャして放火したという。
その現場からは、塚田裕三(並木史朗)の焼死体が発見された事件だった。
晶は、現場検証を勝手に行い、明らかにオカシイと指摘する。

現場となった空き工場の管理者である不動産屋・峰岸龍夫(モト冬樹)は、
河島のことを知らないようで、恨まれることも無いと証言する。

検証捜査係へと戻った晶は、
薄井昭三係長(松重豊)小暮茂雄(片岡鶴太郎)そして長谷部に対し、
事件に関して検証を行うと宣言する。
再捜査を勝手に行おうとしていると知った強行犯係の永友真一(田辺誠一)は
再捜査をすることが仕事では無いと言い切るが、
それでも晶は、本来の設立目的は、《第三者的に捜査検証する》と指摘。
永友が止めるにもかかわらず、晶は再捜査をすると宣言する。

その永友から、河島と塚田には接点は無いと言うが、
晶は、不自然すぎる放火の状況から、河島が塚田を殺したのではと推測する。
そのうえ河島が不倫していた噂がアリ、
相手が、塚田の妻・綾乃(高岡早紀)では?と考えはじめる晶。
仕方が無く、永友は、河島の再聴取を行うことにするが、
特に嘘をついているようには見えず。。。。

そんなとき、小暮が、河島の息子が移植手術を受けていると気づく。
一方で晶は、綾乃が塚田から暴力を受けていたという事実を知る。。。。。

敬称略


公式HP
http://www.tv-asahi.co.jp/answer/



脚本は、池上純哉さん。。。。ですかぁ。。。。


送致書の誤字脱字を訂正するだけの窓際部署の検証捜査係。

そんな部署に、異動してきたひとりの女。。。。新海晶。

晶は、『検証』すると言い始め、
送られてきた送致書について再捜査をはじめる。。。。。


って感じだ。


目の付けどころは悪くないと思います。

同枠の『相棒』でも、同様のパターンで事件捜査が行われる事がありますし、
他の刑事モノでも、無いパターンではありません。

だから、それは良いのだ。

問題は、
初回ということもあり、
様々な紹介なども含めて、事件を表現してきたことだ。

紹介も良いし、事件表現も当然だが、

時間延長なしで、そんなことすれば、
無茶苦茶になってしまうのは自明であると言う事だ。

特に、序盤の暴露なんて、時間の無駄の筆頭と言って良いだろう。

決して、時間の延長をしろということではない。
個人的には、時間延長は、どんな作品でも不要と思っていますので。

ただ時間が無いならば、時間が無いなりの描き方があったはず。

。。ということだ。

時間が無いのに初回延長のような描き方をするのは、愚の骨頂である。



今回にしても、

ネタも悪くないし、流れも間違っていないが、

時間の少なさからか、突如、新証言などが浮かび上がる。

まさに“都合良く”である。


都合良く展開しすぎている時点で、捜査しているように見えないのだ

まして、捜査したことをひっくり返すには、
それなりの丁寧さで描く必要がある。

そうで無ければ、ただ単に、
はじめの捜査自体が、中途半端だったことを表現しているだけに過ぎないからだ。

再捜査するならば、再捜査するだけの理由と
再捜査している様子をもっと描かなくては、何の意味も無い。

今回が初回だから。。。と言う事にしておきますが。

次回も同じならば、今作はその程度であると言うことである。

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