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ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~ 第5話 君の涙

2009年08月10日 22時10分43秒 | 2009年ドラマ
『君の涙』

内容
JCアークスのロッカールームにやって来た直輝(山下智久)は、
偶然にも菜月(相武紗季)と代々木(金子ノブアキ)のキスの現場を目撃。
必死に謝罪する菜月。
同じ頃、
川崎(伊藤英明)とデートをしていた莉子(北川景子)は、食事をしたあと、
“ウチに来ませんか”
と麻衣(貫地谷しほり)とルームシェアする部屋に誘っていた。
一応、秦野秀治(溝端淳平)の引越祝い。。ということだが、
気を使った秀治は、宇都宮(永井大)も誘う。。。
とりあえず、部屋に来られたと満足する川崎。
麻衣も宇都宮がやってきたことで大喜び。
それがきっかけで、デートの約束まで!!

翌朝。いつもの公園にやってきた莉子は、ベンチで眠る直輝を見つける。
直輝の寝顔を見て、自然にケータイで撮る莉子。
すると目覚めた直輝がケータイを探し始める。莉子に番号を教え、発見!
そんなやりとりを、物陰から見ていた麻衣は
帰ってきた莉子に事情を聞くが、好きにはならないと宣言。
撮ったばかりの写真を消し、
“一緒に夢追っていこうぜって。私嬉しかった
 好きになったら、友だちなくしちゃう”
と。。。。

菜月からの電話から逃げ、ベンチで一夜明かしたあと帰宅した直輝は、
“バカなのは気付かなかったオレだ”と。。。悔いていた。

そんななか、JCアークスは
足利(小木茂光)川崎に率いられ合宿が行われることになる。
悶々とした気持ちを抱えながらも、ポジション取りの勝負と
気合いの入った練習を始める直輝。
その同じ合宿所には、菜月達チアのメンバーも来ていた。
数日後、話し合うことになった直輝と菜月。。。。


敬称略


今回は、
菜月の浮気を目撃した直輝。。。そして、別れ。。

そんななか、友情だと思いながらも、
直輝と莉子は、互いに、気持ちの変化に気付きはじめる。



ってことだ。


まぁ、早朝なので、
前回のラストと同じシチュエーションだけは、回避した感じである(笑)



にしても、丁寧だよね。
今回なんかも、ほとんどの部分が、
直輝の中にある、菜月への気持ちで時間が割かれている。

菜月は、今でも直輝が好き。
直輝も、今でも菜月が好き
でも、、何かが違う。。。ということで、
ようやく、お互いに。。。

菜月『私直輝に不満があった
  優勝したらとか、自身が持てるようになったらとか
  そんな曖昧なものいつまでも待ってられるほど、私、心に余裕無いよ
  私が支えたって全然良かったのに
  なのに、直輝はいつも自分のプライドばっか。
  私、あの人といると何も考えないでいられるの
  タダ夢中になってられる
直輝『ちんけかもしんないけど
  オレにとっては大事なプライドだよ

確かに、今までのセリフ、心の声などの焼き直しであるのだが、
だからこそ、それぞれの価値観の違いがシッカリ描かれてきた。
と、逆に言うことも出来るでしょうね。


ただまぁ、

直輝『よろしく頼むよ、菜月のこと
  もしお前が本気なら、本気でつきあって欲しい
  オレじゃダメなんだ
  よろしく頼むよ

って、どんだけ律儀なんだよ!!!
もうここは、大爆笑でしたけどね。


オモシロ味があったのは、そのあと。

莉子『シールが全部そろってマグカップもらえたの
  だから、お礼を。ただ、それだけなの
  今日、はじめてバーのバイト行ってきたんだ
  でも誰も聴いてなかった
直輝『大丈夫だよ。誰かはちゃんと聴いてたと思うよ
莉子『そうかなあ
  今、聴いてくれる?
直輝『うん

単純ではありますが、
いつか、莉子のことを心配して連絡してきた直輝の
完全に逆パターンである。
そこに、ここまで積み上げてきた“友情”を感じさせるような
お互いに“他のシーンでは見ない、自然な会話”

まさに、、静かな愛。。。

あとは、行動力の差。とでも言ったら良いだろうか。
泣いているように感じた莉子が、
直輝の元に駆けつける!!

直輝“なんで?
莉子“だって泣いてたから

自然と抱き合う2人、、、は、何かを感じ始め。。。


いろいろな部分で、このドラマの中で用いられてきたシーンやセリフが
ふんだんに取り入れられ、“変化”を際だたせている感じですね。

ほんと、丁寧である。
電話番号にしてもそうだしね。。。緻密に練られているのが分かります。
そして莉子と直輝のキャラ、気持ちの揺れ動きをシッカリ描いているから、
こういった、くっつきそうでくっつかない状態もよく分かる部分ですね。

姉のことで、重ねているのも面白い部分ですし
あそこですでに結論は出ていたと言う事です。

そんな恋バナ以外にも、仕事。。。というか、
それぞれに恋のポジショニング以外の部分も
見事に紛れ込ませていますよね。

そう!魅せ場がたっぷり。
あとは、、、恋が進むことで、どうなっていくのか?
ということなのだろう。



まぁ、
ベタベタなんですけどね。
イマドキの恋バナに比べれば、テンポは遅く感じるところもあるが、
そういうのも、良いでしょう。


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