『先人は言う。夜に口笛を吹くとなんたら…』
内容
“家族”を持つ者の覚悟や心構えについて考えはじめた陽(山本耕史)
そんななか美紀(京野ことみ)が、赤ちゃんの人形を持ってくる。
ホントの赤ちゃんをネコたちが見たときに驚かないようにと言う。
やがて、ネコたちが遊んでいる紙くずを見て美紀は衝撃の事実を知ってしまう。
そう。。。陽の不採用通知。。。陽は、無職だった。
なんとか取り繕おうとする陽に、怒った美紀は家を出て行くのだった。
“まえたちのせい”と、、、ルー&シーに八つ当たりをする陽。
気がつくと、姿が見えなくなってしまっていた。
必死に探すが見つからない。
そこで獣医の紅葉(遼河はるひ)を頼った陽は、思わぬ指摘を受けてしまう。
陽が“言われたからやっていた”という。。。その気持ちを、
ルー&シーが感じ取っていたという。
敬称略
登場人物の登場バランスによって、
雰囲気が大きく変わってしまっている今作。
良くも悪くも。
小さな場所で起きている小さな出来事を、
色々なシチュエーションで描こうとすること自体が無茶な話なのだ。
今回は、それほど、アレコレと描くことも無く、
美紀との関わりと、ルー&シーとの関わりを通じて、
過去の父との思い出に絡めて
父となる覚悟について考え直した。。。。というお話である。
そう。あくまでも“考え直した”なので、
雰囲気としては、前回と似た印象も受けるのだが、
ただ前回と違って、陽を諭す相手がひとりだけってのが
物語をシンプルにし、
過去とも絡めやすくした印象ですね。
次回からも、これくらいならば。。。。と思ったお話でした。
唯一気になったことと言えば。ネコのシーンが少ないことかな。
物語が良い感じで動き始めたようだし、
今回のことで、ネコとも、もう少し向き合うお話になれば良いのに。。。
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第五話