レベル999のgoo部屋

2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
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新参者 第五章 洋菓子屋の店員

2010年05月16日 22時13分42秒 | 2010年ドラマ
『洋菓子屋の店員』
“重要参考人は息子の恋人

内容
三井峯子(原田美枝子)事件の遺留品の1つ、、、洋菓子店のレシート
加賀恭一郎(阿部寛)は、その洋菓子店“クアトロ”を訪ねる。
店員の北村美雪(紺野まひる)に話しかけ、峯子のことを聞き出そうとするが、
峯子が度々やってくる客であり、
意味深な表情をしながら“ただのお客さん”と答える美雪。
その表情を見て加賀は、何かを感じ始める。美雪は、妊娠している!?

そのころ、捜査本部は峯子が、毎日、水天宮に安産祈願に訪れていたことから
身近な人間が妊娠していると考えはじめる。
息子・清瀬弘毅(向井理)にでも、、恋人がいるのか?

その一方で、峯子が最後に送ったメールの相手が判明する。
アメリカに住む友人の藤原真知子(綾戸智絵)宛の妙なメール。
“色々考えて、しばらく見守ることにしました
 店に何度も通っているから、怪しまれているかも
店とは?いったい、何を見守っているのか?

加賀と松宮(溝端淳平)が、“クアトロ”を訪ね再び話を美雪に聞くと。
事件当日に、犬の置物が美雪に送られていたことを話し出す。
犬のことが好きだなんて、話したこと無いのに。。。。と。
調査した結果、安産祈願の置物であると分かる。
美雪のために安産祈願していたのか??
だが、峯子のことを知らないため、そんなコトはないという美雪。
弘毅のことも知らないようだった。

加賀は、もう1つ気になっていたことがあった。
大学の後輩・青山亜美(黒木メイサ)が、峯子事件のことを調べている!?
そのことを弘毅に問いかけると、“もう関係ない”という答えが返ってくる。

そんななか、知らせを聞いた真知子が帰国する。
メールの店が、小伝馬町にある“黒茶屋”という喫茶店であると言う真知子。
そこは亜美がバイトをしている喫茶店だった。
3ヶ月前、真知子は、弘毅と亜美をその周辺で目撃していた。
だが店員(八代英輝)の話では、峯子のことは知らないよう。。。。
いったい、どういうことなのか??

調べていくウチに、加賀は、ある事に気付く。
そして亜美と弘毅を小伝馬町の交差点に呼び出す加賀。。。。。


敬称略



なぜ、洋菓子屋の店員に峯子は微笑み続けていたのか?
店員と峯子との関わりは、客であること以外、何もない。

それなのに、峯子は、妊娠している店員に安産祈願の犬の置物をプレゼント!?

2人の関係は、いったい???


そんなお話ですね。


ま、端的に言えば、
友人の情報と時間の流れにより、誤解が生じていただけ。。。

であるのだが。

そんなコト言ったら、元も子もない。

不仲の息子。。そして、その恋人のために
静かに見守り続けていた母の物語。

ですね。

弘毅と亜美の関係だけでなく、
亜美と峯子の関係。。そして、、弘毅と峯子の関係

3人の、、、三角関係と言えば良いだろうか。。
微妙な繋がりの三角関係が、
結果的に、愛に満ちた物語だった。。。ということだ。

キレイに人情モノでまとまっていますよね。

過去を上手く表現して、繋げていく。
お見事だったと思います。
ミステリー部分も、それなりに分かり難くしているしね!

なかなか、面白いお話だったと思います。
容疑者を省いていくには、ちょうど良い話数だよね。。。。


あ。。。そうそう。。。
無関係を強調しているので、先が見えていたのは言うまでもありませんが
それは言わない約束と言う事で。

それに
まったく事件には関係ないんだけどね!!
って、いつものことか!



最後にヒトコトだけ。
この作品、あれこれと証拠潰しをして物語を展開するのは良いのだが、
それ自体にオモシロ味を感じてはいるが、
実を言うと、事件前後に峯子の身にあったことが多すぎて
頭の中で、時系列で並べることが出来ないくらい混乱しているんですけど!
事件にまったく関係ないことばかりなのは認識しているが、

峯子が、死亡前に、あれこれと、、、
どういう順序で、何をしていたかが、気になって仕方ないんですが。。。。


これまでの感想

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