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FACE MAKER #08 親子

2010年11月26日 00時40分37秒 | 2010年ドラマ
『親子』

内容
子供の頃、母みのりが愛人・梶田を殺し、現場に出くわした柏木香苗(椎名法子)
それからずっと、殺人犯の娘と言われ苦しい想いをしてきた。
どうしてもと、、霧島(永井大)にオペをしてもらい、
1ヶ月後、鈴木朋子(矢田亜希子)として生き始める香苗
出来るだけ目立たないようにと、、病院の清掃員として働きはじめる

そんななか看護師の沖田俊作(富岡晃一郎)と出会い、
今までの男性とは違う優しさに触れ、つきあい始めようとした朋子だったが、
どうしても、母のトラウマからか、前に進めずにいた。
そこに霧島が“顔が売れた”と伝えにやってくる。
“自分自身で不幸になっている”と霧島は注意するが。。。。

そんなとき、病院に、香苗の顔をした女性が現れる。
驚く朋子だったが、
同じように見ていた入院患者の松山千代(朝加真由美)が、
“香苗!”と呼び倒れてしまう。
いったい、どういうことなのか?と考える朋子。
すると、、、千代は、自分の娘であると朋子に告白する。
“私には娘に会う資格はないです”
人を殺し、14年服役。娘・香苗を捜し当てるが会えなかったという。
そして少しでも近くで見守るために、半年前に整形したと話し始める。
見守っていたが、2ヶ月前に、娘を見かけなくなり、
その直後、末期ガンで倒れてしまったと告げる。
話を聞いた朋子は気づく。。。。母が、霧島のもとで整形したと。。

“今さら謝られたって迷惑だ”
と、、、怒りをぶちまける朋子。

その後、霧島のもとへと向かい、問い詰める朋子。
“自分がイヤになります。あの女と同じように顔を変えていただなんて!”
すると霧島は、“ある哀れな女の秘密”を話をはじめ。。。。


敬称略


人は生きていく中で、敬うべき人間はたくさんいる
だが、母親の存在だけは別格だ
あんたに、命を与えたんだからな



殺人犯の母の呪縛から逃れるため、整形をした女。
だが、清掃員として働く病院で出会った患者が、、、母だった!
顔を変え見守ってきたと言うが、
女の心の浮かんだのは、母への怒りだけ。

そんなとき、真実を知り。。。。


って感じだ。



第2回目の“誘拐”のときとよく似た印象のお話で、
まるで、、引き合うかのように再会する親子の物語である。


まあ。ある意味定番の、
母の死を前に再会。。。という物語だが、
重い過去。。そして、真実などがあるため、

良い感じで、ドラマを魅せてくれた感じだ。

もちろん、ベタベタすぎる。。と言えば、それまでだが、
それはそれで良いだろう。


“顔を変えて良かった。顔を変えなかったら、きっと私たち会えなかった。

こんなセリフなんで、ベタドラマじゃ、
絶対に出てきませんしね!

“顔を捨てた”くらいなら、、、あるだろうが。


逆に、こういったお話なら、
上手く作れば、前後編モノに。。。それももっと劇的に出来たんじゃ?
と言う、印象も少し。

良いお話だったと思います。

にしても、、、死んでも、母に会うことが出来るとはね。
もの凄いことだよね。



わたし的には、
昔の顔の女が、ドラマに関わってこなかったことが
一番、オモシロ味を感じた部分ですけどね。


“自分の不幸を他人のせいにせず受け入れた時
 人は幸せに近づくんだ。


かなり良く出来たお話だったと思います。


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