モアイのためいき

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1990年タヒチ紀行*その11*木の上の宿

2009-07-28 23:20:50 | タヒチ*1990年

木の上のバンガローに登る様子わかりづらいですね

 

~1990年3月・タヒチ島・・・タヒチ・イチヘ~

3週間のタヒチの旅・・・イースター島に約5日、ボラボラ島で3泊&船2泊、

といううちに、タヒチでの時間があと1週間くらいになってしまいました。

友人クミちゃんと協議した結果、

すぐ近くのモーレア島という新婚旅行者が多そうな島はパスして、

タヒチ島の南東部、タヒチ・イチまで足を伸ばしてみたいと意見が一致しました。

観光案内所オパティで情報収集すると、

目的のタヒチ・イチからあまり遠くない所の宿のちらし(日本語)を

見つけまして・・・木の上と水上のバンガローですが、

いわゆるリゾート系の高級なホテルではなく、

建築家の趣味のような宿なので、我々の財布にも優しい感じ。

そこに泊まれるかどうか、公衆電話から尋ねてみると(byクミちゃん)、

泊まれるということで、我々の行き先は決まりました。

パペーテからル・トラックで時計回りに約1時間半、

距離にすると5、60㎞くらいでしょうか?・・・ファアオネという町あたりで

トラックから降ろしてもらって、宿に着きました。

木の上のバンガローに泊まってみましたが・・・ムムム・・・

建築家のご趣味ということで、正直泊まり心地はかなり悪かった。

地上5メートルくらいの木の枝の間に丸太を組んで造った小屋は、

狭いし、丸太がそのままの床で不安定で、

トイレは木の下まで降りて行かなくてはならないし

そのトイレはたまたま壊れていたので、草っぱらで用を足し、

買い物に出てみれば、マーケットまでは結構な距離、

そして、蚊だかダニだか、かゆくなってしまい・・・。

それでもたくましいクミちゃんに、「旅の思い出だね」と言われて、

なんとか気を取り直しておりました。

宿のオーナー(建築家)の奥さんは何故か、

「フジテレビのマーク」の腕時計をしていました。

翌朝、朝食用のフランスパンは、たぶん、

ネズミにかじられてしまっていたようでした。

丸太の床に直接せんべい布団を敷いた寝床だったため、

さすがにクミちゃんも、「ここに泊まりたくないね~」となり、

水上バンガローに移ることにしました。

こちらのほうはかなり広くて、寝るスペースは平らだし、水道もついております。

ちなみに1泊1人、木の上は1500CFPで水上は2000CFP。

トイレはオーナーが直してくれて、ここからは快適な宿となりました。

ここからタヒチ・イチへ、ル・トラックで約30分。

終点タウティラという町に着きました。

何にもないところでした。

とりあえず、終点まで来たことに満足し、

それでも2時間ほどそこにいたのかな・・・

ちょうどル・トラックがきたので、戻りました。

宿で、タヒチアンらしく裸足になって、パレオを着て過ごしました。

翌日にはまたタヒチ・イチやゴーギャン博物館に行く予定ですが・・・。

またもやちょっとしたハプニングか? ~続く~

 


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