モアイのためいき

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1990年タヒチ紀行*その10*船でのハプニング

2009-07-27 23:39:47 | タヒチ*1990年

荷台に乗る人々我々もこんな感じで乗りました・・

 

~1990年3月タヒチ・ボラボラ島からタヒチ島へ~

充実していたボラボラ島満喫DAY・・・の翌朝、

タヒチ島に帰る船は12時頃の出港のつもりで、午前中のんびりするつもりが、

宿のオーナーが「船の出港が10時半になったらしい」と知らせに来て、

その時は10:15頃で、かなりあせってしまった。

おまけにオーナーの車が壊れたとかで、

オーナーが通りに出てヒッチハイクをしてくれるという。

タヒチ島でお世話になった宿の紹介で、

なかば強制的に連れてこられてしまった「ディスコ(の裏の)宿」・・

普通の旅行者だったらあまり泊まらないような所でしたが、

のんびり気ままに過ごせてお礼も言いたかったのに、

そんな別れを言う暇もなく、ヒッチハイクの四駆トラックの荷台に乗せられ、

港へ・・・

結局あせった割には、出港は11:30頃でした。

実はこの船の中でちょっとしたハプニングがありまして・・・

・・・今となっては笑い話ですが・・・

倹約旅行の我々、タヒチ島⇔ボラボラ島を船で往復し、

船も、観光客船ではなく貨客船で安く済ませたわけで、

せめて、クシェットという寝台のチケットをとったのですが、

寝台といってもカーテンなどがあるわけではなく

2段ベッドのようなものが壁についているだけのもので、

夜中そこに寝ていると、酔っ払ったフランス系お兄さんが、

にこにこしながら私の足元に寄り添っていたのです。

あまりにも驚いて「ぎゃ~ Far away」と叫んでいました。

英語が合っているのかわからないけど

フランス系お兄さんも驚いて退散してくれまして、

声を聞きつけた、船のクルー(ポリネシア系ヤングマン)も駆けつけてくれました。

安く済ませようと船を選んだわけですが、この時はちょっと後悔しました。

タヒチの治安のよさに油断していたのでしょうね。

船を下りてからも、騒いでしまった自分に対して報復があるのではないかと

周りを気にしつつの行動で、少し怖かったです。

早朝タヒチ島に着いて、さて、これからタヒチ島でどう過ごすかな?

~続く~


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