其蜩庵井蛙坊

井戸の底より見たり聞いたり喋ったり

観天望気

2013-12-13 16:46:16 | 日常雑記
空の状況を観察して、天気を予測すること。雲形、雲の動き、風、太陽や月の見え方などから経験的に予測する(広辞苑)。この二、三日のお天気の状況はどうやらこの手だての予測が外れも止むを得ないようです。
アメダスを毎日一度は眺めますが、それとても全てが天気予報のヒントにはなり得ません。昨日電車の車窓からの背振山脈は実に見事な夕景色でした。とうてい夜分より早朝まで激しい雨が降るなど推測できませんね。
それはそれとしてアメダス(地域気象観測所)の毎時の観測表を眺めます。ついでに府県選別画面を見て各観測所の標高も知ることが出来ます。殆ど無為なものですが。
子供の頃簡単な晴雨計を見ました。晴雨計と言うよりはお天気予測計でしょう。蓑笠と鍬を持つお百姓さんの人形が雨の予想ならば蓑笠を、晴れならば鍬を持って小舎から現れるのです。仕掛けは乾湿によって伸縮する糸で二つの人形が吊された簡単なものでした。今も同様な仕掛けが乾湿計だと想像されます。
以前の気象台に比べて事前得たデーターは数量ともに増えてはいても天気予測は短期に結果が知れるのでなかなか難儀なものだろうと思います。