近くのお寺の和尚様が庇の鳩を追われていました。お寺やお宮の境内にはつきものの鳩も糞の被害では悩ましいようです。糞の中で繁殖するカビがクリプトカス症の原因となり、また乾燥した糞は金属の腐食を促進させるそうです。ドバト(カワラバト)は奈良時代に持ち込まれたもので、万葉集には詠まれていません。
伝書鳩はカワラバトをベルギーで改良したもので、19世紀末に軍用バトとして輸入されました。イギリス軍は第一次世界大戦で約10万羽、第二次世界大戦では50万羽以上も軍用鳩を用いたそうです。
孔子が編集した詩経に
ああ鳩よ
桑の実を食うなかれ
(ああ女よ 男と耽るなかれと続くのですが)
という詩があるそうです。鳩があまり桑の実を食べると、酔っぱらって健康を損ねるの意です。
むかし地方によっては果実酒の原料になったとありますから、熟した実にはいくらか鳩が酔うほどのなにかが含まれていたのかもしれません。逆に桑の実には、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用ポリフェノールが含まれていることが分かりました。
以前はよく真っ白な鳩を見かけたものですが、近頃は
に見ません。カラスが狙うため保護色として黒ッポクなったのだろうと鳥の本にありました。カラスが鳩を襲うところはしばしば見るところです。猫を脅しているのも見ました。 写真の鳩は白い羽毛を残してはいます。
伝書鳩はカワラバトをベルギーで改良したもので、19世紀末に軍用バトとして輸入されました。イギリス軍は第一次世界大戦で約10万羽、第二次世界大戦では50万羽以上も軍用鳩を用いたそうです。
孔子が編集した詩経に
ああ鳩よ
桑の実を食うなかれ
(ああ女よ 男と耽るなかれと続くのですが)
という詩があるそうです。鳩があまり桑の実を食べると、酔っぱらって健康を損ねるの意です。
むかし地方によっては果実酒の原料になったとありますから、熟した実にはいくらか鳩が酔うほどのなにかが含まれていたのかもしれません。逆に桑の実には、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用ポリフェノールが含まれていることが分かりました。
以前はよく真っ白な鳩を見かけたものですが、近頃は
に見ません。カラスが狙うため保護色として黒ッポクなったのだろうと鳥の本にありました。カラスが鳩を襲うところはしばしば見るところです。猫を脅しているのも見ました。 写真の鳩は白い羽毛を残してはいます。