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松本さんの絵 第344◎ここでは死が怖いといった緊迫感がありません

2013年08月10日 23時12分47秒 | 日記

 

2013年08月10日(土) 23時16分54秒 matakitaxの投稿


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 図448       きのうは一人死亡しています


 8月9日、西穂高山荘で一泊しました。夕方アナウンスがありました。4時から説明がありますので、西穂高から奥穂高へ越える人は、お集まりくださいとのことでした。赤いシャツをきた小屋の広報のまわりに、20人ほどの登山者が集合しています。きょうからしばらく晴天に成りそうですが、昨日までの雨で縦走ルートは歩きにくくなっています。

昨日は天狗コルで一人転落しています。岩がはがれて一緒に墜落しました。その人は亡くなっています。そのあと岩なだれがあり、寸前でとどまった数人の集団は、巻き込まれずにすみました。山小屋から数キロ先で、そんな事があったのに、彼らは明日早朝に奥穂高に向かいます。見れば3,40代から60を越えた老人もいます。シーズン中は、西穂高から一日20人、奥穂高、岳沢から10人が通過するとして、この時期で500人ほど通りそうです。数人は滑落して死ぬか、重傷で動けなくなりヘリが救助に来ると考えると、危険に遭遇する確率は異常に高い。それも岩場から落ちるとたいてい死ぬそうです。交通事故は数万に一とくらべて、穂高は数百人に一人の割合です。山荘ではヘルメット着用の注意が出ています。レンタルもあります。そのうち反則切符を切られるかもしれません。山岳保険にはいらずに救助、遺体収容のヘリを頼むと、数百万円です。県警ヘリが来れば無料です。現場で携帯はドコモなら使えそうです。ソフトバンクは西穂高山荘では圏外で使い物になりませんでした。


 


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