多摩、ときどき山

多摩の暮らしと山のブログ

奥多摩、人の生活とともに/日の出山

2015-04-18 16:50:03 | 山のこと
17日、仕事の下見で奥多摩/日の出山(902㍍、あきる野市・青梅市)へ。

「日の出山」という名は、武蔵御嶽神社を擁する御岳山(みたけさん・929㍍)から見て朝日の昇る方向にある山の意。『新日本山岳誌』(日本山岳会編著)によると、一方で、東側山麓の大久野(西多摩郡日の出町)辺りからは、御岳山がこの山の陰になって見えないことから「貧乏山」とも呼ばれた、という。

良くも悪くもこの山は、地元の人にとって、生活とは切っても切れない身近な存在。現在は、豊富なコース取り、開けた展望などから奥多摩屈指のハイキングスポットとしても親しまれている。




日の出山山頂。今日も、遠足の子どもたちで大賑わい。


南西に大岳山(おおたけさん・1266.5㍍=上)が堂々。


山の中に突如出現する愛宕(あたご)神社・奥ノ院。

麓の人に大切にされている様子が伝わる。


多摩川と高水三山(上)方面を望む。

標高1000㍍に満たない低山ながら、金比羅尾根から日の出山を経てアタゴ尾根を下る本コースは、歩きごたえ十分。稜線上のピークにすべて登ると全長約18㌔、累積標高差は1600㍍(GPS計測)。参加される皆さん、心してかかりましょう。(笑)

私も少々うんざりしましたが…

清楚なコミヤマスミレ(小深山菫/スミレ科)に、癒されました。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 檜原村ふるさとの森-4月① | トップ | 【ガイド】奥多摩/戸倉城山-... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿