日付は変わっちゃったけど、
初めての独演会 紀尾井ホールから丁度1年。
この一年で何回見に行ったのかなー。
ほんとにめっちゃワクワクしながらあの坂道を歩いた記憶が鮮明に蘇ります。
本当にピアノひとつとゼトさん一人。
装飾も、ライティングも最小限であっても、
これ以上贅沢な時間はないと思えるくらいの2時間。
本当に飽きさせないいろんな工夫が盛り込まれ、
きっと緻密に計算され尽くした部分と、
その時その時の雰囲気で演奏のスタイルを変えていっている部分が
絶妙に融合していて、
それはどこまでが計算されたものかのか、アドリブなのか
私達には図りされないところばかりなんだけど、
なんとなくどこかでそれを感じ取れる雰囲気を誰もが感じているような。
こんなシンプルな演奏会に夢中になることがくるとは
想像もしていなかったな。
華々しいきらびやかなライブ、音が沢山のライブ。
そうのが、何度行っても飽きないライブだと思ってた。
1年経った今日ブルーレイを見ながらこれを書いているわけですが、
初っ端の地平線から圧倒される
そして、ブルーレイだからゼトさんの手のシワまでしっかり見えるリアル感が
なんともたまらない〜
手書きの譜面がまたリアルで、ついついガン見しちゃう。
ものすごい惹き込まれる世界
なんというか、気持ちも身体も前のめり気味なのに（笑）
どこか背筋がピンとするような空気。
なのに独特な抜け感がゼトさんの世界。
本当に素晴らしき世界だわーーーー。
そして、紀尾井ホール綺麗!!!
この一年で本当にいろんなホールに行きました。
今まではアリーナクラスの大きな無機質な建物ばかり見てきたから、
いろんなホールの雰囲気が新鮮で、
新らしいところからそこそこ年季の入ってるホールまで。
それぞれがとってもいい感じで、
サイズ感も程よくて、本当にこの感じがとても気に入っています。
ゼトリオのライブの3人のチームワークとか、3人ならではの音の作り方も大好き。
それとは対極の、
ゼトさんの世界観を存分に味わえる独演会。
なにが飛び出すかわからないってのは共通してるけど（笑）
ゼトさん一人のときはそれがさらに自由度を増してる感じ。
いつも行くと息を止めてるみたいな(いや、実際止めてるのかもww)
息苦しい感覚に襲われる。
ゼトさんから生まれてくる音に包まれてているのが
なんと幸せなことかと感じる2時間
今年は早くも2回目の独演会が3日後に迫ってきました。
楽しみ過ぎて武者震いしながら
紀尾井見ています（笑）
う～～～なんて楽しそうに幸せそうに演奏する人なんだーー。
ほんとピアノが好きなんだねー。
とつくづく・・・
早く逢いたい。
