今日は、市内の神社7ヶ所ほど廻ってみましたが、狛犬がいたのはそのうちの一ヶ所だけ。
年代は不明ですが、岡崎型で、昭和後期(昭和40年以降)じゃないのかなぁ?という印象です。
まぁ、今日廻った神社は「稲荷神社」が多かったので、狛犬よりもキツネが多いだろうなあと予測はしていましたが。
しかし、キツネ像は、こういう風に金網で保護されている事が多くて、写真に撮るとほーんと絵になりません
狛犬に比較して、小さなものが多いので、盗難防止の意味があるとは思いますが・・・
TOPの写真は、鷹匠町の稲荷神社なのですが、鷹匠だけあっ(?)て鷹の絵が奉納されていましたが、これがちゃんと絵ながら「阿吽」になってるんですよね~。
鷹匠という町は、静岡市内の中心部にありながら静かな落ち着いた住宅街で、今は結構隠れ人気的なスポットです。
おしゃれな店も多いのですが、どこか皆「隠れ家」的なんですよね~。
結構話題に出る、ケーキ屋さん「ブーケ」がこの神社のすぐ横にあって、「おお、これがあの!!」と、初めてその場所を知ったりする(笑)
町のサイトもあったりしました。takajyo.net
で、今日はその鷹匠からわりとご近所にある映画館に映画を見に行ってきました。
「カティンの森」と「フローズン・リバー」と2本ハシゴで。
両方とも、重い映画です。
「カティンの森」は、第二次世界大戦中、ソ連とドイツ双方に占領されたポーランドで、ソ連の捕虜となったポーランド軍将校達が、郊外の森「カティンの森」で多数が虐殺された、という事件を描いたものです。
監督のお父さん自身が、この事件の被害者であった、という事で。
結構、説明はハブかれているので、当時の歴史的況が判らないと理解しにくいかもしれないけど、それでも「生死不明の夫、身内の帰還を待ち続ける女達」の物語と見れば大体判るかもしれません。
ポーランド将校達はソ連政府によって殺されたんだけど、戦争が終わってポーランドが一応独立を果たしたとはいえ、ソ連の衛星国となっている状況なので、自国民がそれだけ虐殺されてもそれを糾弾するどころか、その事実を暴く事すらできない。
ソ連の主張通り、「ドイツの犯行である」という虚偽を繰り返すしかない。
という方が、虐殺の事実よりも怖かったりしますが・・・
この事実が判明したのが、なんと90年代になってからでゴルビーのペレストロイカのおかげ(?)という・・・
やはり、一党独裁政権っていかんな~とつくづく・・・
日本も民主党政権に対する不満はかなり高まってきているようだけど(期待値が高すぎた分落胆も大きいのでは?と思うが)民主党はともかく、一党がずーっと政権握るっていうのはいろいろ問題が生じやすいし、互いに足を引っ張り合う事で不正や虚偽や驕りも通用しにくくなるし、やはり一度民主党が政権取って正解だったと思いますな~。
次はもうダメかもしれんが(笑)危機感は十分に与えられたでしょうな、自民党。
「フローズン・リバー」の方は現代アメリカが舞台。
カナダとの国境に近い小さな町でトレーラー暮らしをしている親子。
父親はギャンブル依存症で、金持って逃走。
母は子供達との生活のため、違法とは知りつつ、カナダからの密入国者の受け入れに手を染め・・・という感じです。
出てくる人達のほとんどが「ギリギリ」の生活をしているので、なんともキツイ映画ではあります。
あざとい救いも涙も必要とされませんが、どこか希望があるという感じもするけど、やはり重い映画でございましたな~。
で、週末あたりから風邪をひきました・・・
三種の神器、「葛根湯エキス」「トローチ」「喉スプレー」を使いまくっておりますが・・・