丸顔おばさんのブログ

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⑤新型コロナウイルスの未来予想図:荊芥連翹湯をいつまで服用すべきか?

2020-08-06 06:42:35 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし

この動画は、2020/4/4に配信してくださったものです。
荊芥連翹湯をいつまで服用すべきか?ということで、抗体についてお話してくださっています。この配信以降、いろいろと新たに分かってきたことがありますので、ご確認のうえ、ご覧ください。


それから、荊芥連翹湯の服用方法の詳細について教えてくれています。
お子様の服用方法や苦くて飲みにくい場合の対策などです。

また、荊芥連翹湯が体にどのように作用しているのか、について先生のご見解を述べられています。
「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は消毒液ではありませんので気道に付着したウイルスを不活化することはできません。ウイルスが粘膜から侵入して感染が成立したあと荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)による免疫細胞の賦活化により、発症の予防もしくは症状の増悪を抑制するように作用すると考えています

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を服用していれば感染しないというのではなくて、感染しても発症しない、すなわち(不顕性感染)もしくは軽い症状で済む、すなわち重症化予防がその効果であると考えられます。」




5、新型コロナウイルスの未来予想図:荊芥連翹湯をいつまで服用すべきか?

こんばんは。Dr.Yです。4月3日現在、1月末に私が脳裏にイメージしたとおりに、深刻な事態が進んでいます。今の欧米の状態は、ようやくウイルスの津波が堤防を乗り越え始めた、そんな状態であり、津波が世界を破壊し尽くしたあとの状況を私はイメージできました。それをイメージして私は苦しくて、いたたまれなくなり、動画の配信を決意したのです。
隔離政策、行動制限により拡散のスピードが鈍化していることはとても素晴らしいことです。ゆっくり拡散している間に医療崩壊にならぬよう準備をするための時間稼ぎができるからです。でも時間稼ぎの間に有効な手立てをしなければ、結果は同じことです。
世界で行われている治療薬やワクチンの開発の中心は他のウイルスに有効であった治療薬やワクチンの転用です。新型コロナウイルスに特異的な治療薬やワクチンを開発するには年単位の時間を要するからです。
ワクチン接種が軌道に乗るまで、今後18か月要する見込みであるとWHOが発表しました。おそらくそのころには、世界中の大多数の人々がすでに感染し免疫を獲得していることが予想されます。
今もっとも大切なことは感染拡大の防止ではなく、感染しても発症させない、すなわち不顕性感染。発症しても軽症で済ませる。そして多くの人が安全に免疫を獲得する。そのためには荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)が必要であるということです。いつになったら感染症の専門家はこのことに気づくのでしょうか。
漢方の製薬会社は、勇気を出して、新型コロナウイルスに対する荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の予防効果と治療効果について検証を開始すべきです。本日は荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の具体的な服用方法、そしていつまで服用すべきか?ということに関してお話しようと思います。

以前、お話しましたように、予防のためであれば、帰宅後、もしくは眠前に荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を1P服用していただきます。午前中にウイルスの暴露のリスクが高いときには、昼に1P追加していただいてもかまいません
新型コロナウイルス感染後は重症化予防のために、1回1Pを1日3回、2週間服用していただきます。
新型コロナウイルス患者さんが、今後自宅療養することになると思います。そのときに同居する家族の方も基本的には、予防投与なので、眠前1Pの服用でかまわないと思いますが、患者様から咳をかけられたり、ドアノブを触れた手で自分の顔を触れてしまったときには臨時で1P服用し、1日3P服用することは構いません
誤って1度に3P服用しても、1日に10P服用しても、その日ぐらいであれば、副作用は出ないと思います
服用するタイミングですけども、基本的に漢方薬は生薬のオーケストラのようなものなので、野菜エキスなどが混じることでハーモニーが変化する可能性があるということで、昔から空腹時服用、すなわち食事と食事の間、食間もしくは食前服用をお勧めするというのが通例ですけども、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)に関しては、さほど注意は必要なく、食後でもかまわないとお考えください。ただし、ほかの漢方薬と合わせる場合には、2時間ほど間隔をあけて頂いたほうが安全だと思います。
食品との相互作用に関しては、ほとんどございませんが、タケノコとメンマ(シナチク)に関しては、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の効果を打ち消すと考えられますのでご注意ください。

苦くて飲みにくいというのが唯一の欠点です。はちみつとの相性はとてもよいと思いますので、苦みが気になる方、お子様に対しては、はちみつをうまく混ぜていただいて、服用いただければと思っております。
小児への投与量に関しては、換算表を参考にしてください。
成人15歳を1とすると、12歳が2/3、7歳半が1/2、3歳で1/3、1歳が1/4、6か月が1/5。だいたいこれを目安にしていただければと思います。

次に荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)をいつまで服用すべきか、ということに関して、お話します。荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)をいつまで服用すべきか、とても重要ですけども、とても難しい問題です。まず、流行が去って、感染のリスクが無くなれば中止できます。これは当然のことです。だけどなかなか難しい。日本が治まっても海外からの流入をどうやって防止するかっていう問題が起こってまいります。
感染して抗体、あとで詳しく述べますけども、IgG抗体があれば中止してよいということになります。
それからワクチン接種して抗体、これもIgG抗体ができていれば中止するということになります。
いずれか一つが満たされれば、服用の必要性がなくなります。おそらく、ワクチンが開発されるころになれば、あなたまだ感染してないの?・・・早くやっちゃいなさいよと、ほとんどの人が感染して抗体ができてますので感染したあとの人が後ろめたい思いで過ごすようなことはなく、むしろ早く感染して、抗体ができたほうがいいというような考え方に世の中が変わってくると思います。
新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスのように、季節が変わると自然に流行が治まるということは考えられません。人類のほとんどの人が感染し、集団免疫が確立するまでの数年間は感染のリスクはあると思います。たとえ、国内での感染リスクがなくなったとしても、海外でのウイルス感染が治らない限り、海外からのウイルス侵入リスクは残ってしまいます。ワクチンが市場に出るのは1年半後と考えられています。おそらくワクチン接種が行われる頃には日本人の多くの人が感染して、抗体を保有していると考えられますので、ワクチン接種が必要となる人は、極めて限られているということが予測されます。
麻疹(はしか)・風疹・水疱瘡・流行性耳下炎腺炎のワクチンを接種するときには、あらかじめ血液検査でIgG抗体を測定し、抗体がない人に対してワクチンを接種しているのと同じように、そのころには、新型コロナウイルスIgG抗体を測定し、免疫力のない人に対してワクチンを接種することになるということが考えられます。
ウイルス感染後の抗体の上昇について、図でお話しいたします。
まず、感染して1週間くらいで発症すると仮定しますと、まず最初に血液中に出てくるのがIgM抗体。2週間くらいをピークとしてその後、だいたい1か月、2か月で検出されなくなってまいります。それからIgG抗体が上昇し、これは半永久的に残ります。ですから、IgM抗体ていうのをはかると、まあ最近感染したなと、直後は無理なんですけども、発症してしばらくすると血液中に出るものですから、今感染してることを証明するためにこのIgM抗体をはかります。
それからIgG抗体ていうのはもう半永久的に残るといわれていますので、今まで感染の既往があり、ワクチンの必要がないかどうかを調べるためにIgG抗体をはかります。ですから、いつまで漢方薬を飲めばいいかということに関しては、IgG抗体ができたときには漢方が必要なくなると。IgG抗体ができたからもう絶対発症しないとはいえませんので、発症したときには漢方薬を服用していただくのはおすすめしますけど予防投与は少なくともしなくていいとお考えいただいていいと思います。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は消毒液ではありませんので気道に付着したウイルスを不活化することはできません。ウイルスが粘膜から侵入して感染が成立したあと荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)による免疫細胞の賦活化により、発症の予防もしくは症状の増悪を抑制するように作用すると考えています

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を服用していれば感染しないというのではなくて、感染しても発症しない、すなわち(不顕性感染)もしくは軽い症状で済む、すなわち重症化予防がその効果であると考えられます。
感染が成立すれば症状がなくてもIgM抗体そしてついでIgG抗体が増加します。荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)に期待するのはワクチン接種をするのと同様に不顕性感染により免疫を獲得するということだと考えています。

ですから荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)をいつまで服用するのか?というテーマに関しては、日本におけるウイルス感染のリスクがなくなるまでというのが1つ。それから血液検査で新型コロナウイルスIgG抗体が陽性になるまでというのが正しい答えになると思います。

感染拡大を食い止めるために行動制限をすることから感染しても発症させず、免疫を獲得するというふうに方向転換しなければなりません。このまま感染拡大防止のための行動制限をすると、日本経済は破綻してしまいます。どうか専門の方たちも早くそのことに気づいていただきたいと考えております。今回は荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の服用方法といつまで服用すべきかというテーマに関してお話いたしました。Dr.Yでした。

説明欄
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•2020/04/04
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Dr. Y
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感染経路不明の新規感染者数が急増しています。感染者隔離と行動制限の効果が及ばず、ついに感染蔓延期に突入したと考えられます。ワクチン接種が実用化されるのは1年以上先のことであり、その頃には殆どの人が感染し、抗体を保有していることが予測されます。これからは感染防止ではなく、感染しても不顕性感染もしくは軽症で済ませることで、早期に集団免疫を獲得するように、対策を180度方向転換しなければなりません。荊芥連翹湯は、気道に付着したウイルスを不活化する作用はありませんので、感染を抑えることはできないかも知れません。しかし、感染しても発症を抑え、或いは重症化を抑える薬と考えられます。荊芥連翹湯の予防的服用により、不顕性感染している間に、抗体を獲得することが理想的なパターンであると考えます。荊芥連翹湯を服用しないで自宅に待機し続けることを選択するのか?それとも、荊芥連翹湯を服用して通常通りに経済活動をするのか?貴方の考え方次第です。ウイルス感染はいずれ終息に向かうと思いますが、それよりも経済活動の停滞による貧困や治安の悪化の方が、遥かに重大な問題となることが予想されます。 
追記:動画でのIgMとIgGの推移の解説はウイルス感染症一般のデータを解説しまたが、国立感染研究所からの最新のデータ2020/04/01(https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseas...%2週間で60%と予想外に感度が低く、IgG抗体は発症後1週間で7%2週間で97%と、抗体検査によるCOVID-19の発症早期の診断はIgMとIgGを組み合わせる必要があることが判明しました。
 #新型コロナウイルス #治療 #漢方薬 #未来


⑩新型コロナウイルス:ウイルスと共存する社会(荊芥連翹湯が世界を救う)〈Dr.Yさん動画〉

2020-08-03 05:40:18 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
この動画は、Dr.Yさんの論文掲載先が変更になったときに配信してくださった動画だ。
先生の論文は「漢方の臨床」に掲載予定でしたが、
変更になり、「漢方と最新治療」vol.29 No.2 2020.5 p.131-136に掲載されています。
Dr.YさんYouTubeチャンネルのコミュニティに動画の画像を載せてくださっています。


おばさんがいちはやく↑気づいてしまって、どうしたもんかと思案していたところ、この動画を配信してくださったのだった!

その他参考記事:




この動画は2020/5/27に配信してくださったもので、コロナが下火になったころだったので、感染リスクが減少した際の過ごし方や荊芥連翹湯の服用方法などをお話してくださっている。

それから、コロナ以外の風邪やインフルエンザのときの漢方薬での対処法も教えてくれている。風邪だと思って安易に市販薬を飲むと、万一コロナであった場合、サイトカインストームを引き起こす可能性があるという報道があり危険なのでこの部分は超重要だ。

おばさんも、自分のブログ記事にこの部分を取り上げ、まとめ、注意喚起している。





10、新型コロナウイルス:ウイルスと共存する社会(荊芥連翹湯が世界を救う)

文字起こし。赤、おばさん追記**********************

こんにちは。Dr.Yです。「漢方と最新治療」5月号にDr.Yの論文『新型コロナウイルス感染症に対する荊芥連翹湯の院内感染予防効果』が掲載されます。
学会雑誌ですと皆様が入手できないので、世論時報社の雑誌に投稿し直しました。現在印刷中です。来週には、詳細をお伝えすることができると思います。

2020年5月25日現在の日本における新型コロナウイルス新規感染者数です。緊急事態宣言により、徹底した隔離政策と行動制限が実施され、経済的損失という痛みを伴いながらも医療崩壊を防ぐことができたのはとてもすばらしいことだと思います。

感染症の原因となる病原体20種類の季節変動を調べたグラフです。黄色の線が1月です。細菌感染とアデノウイルスは通年生の病原体といえます。コロナウイルスとインフルエンザウイルスは冬季に増加します。ライノウイルスとエンテロウイルスは春と秋に増加します。
人間に感染するコロナウイルスはSARS・MARS・新型コロナウイルス以外に風邪の原因となるコロナウイルスが4種類確認されており、これらはいずれも冬に拡大し、夏に縮小するという季節性が認められています。
ですから新型コロナウイルスに関しても例外ではない可能性があり、今年の冬に大流行する可能性は否定できません。インフルエンザと新型コロナウイルスの両者が流行した時には今回よりも厳しい対応を迫られることになります

5月25日現在の世界における新型コロナウイルス新規感染者数です。世界ではまだまだ感染の拡大は持続しています。
新型コロナウイルス感染世界マップです。今後は南アメリカやアフリカでの感染拡大が予測されます。海外渡航者からの日本国内への持ち込みリスクは数年間は持続する可能性があります
5月25日、緊急事態宣言が解除されました。感染の第1波のピークは過ぎたもののこれで撲滅できるわけではなく、他の多くのウイルス同様に社会生活を通常通りに行いつつ、新型コロナウイルスと共存する方法を築いていかなければなりません。
今後、散発的に発生する新型コロナウイルス感染をクラスター化させないためには3つのポイントがあります。
それは、①診断技術の向上②感染防止対策の充実、そして、③予防薬治療薬の普及ということだと思います。診断機器の精度を上げて検査を簡便化させる。AppleとGoogleが開発した新型コロナ濃厚接触通知アプリを活用すること。近隣諸国が行っている感染者位置情報のアプリも必要だと思います。

そして、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を予防薬として活用すること、治療薬の普及としては今は暗中模索ですけども荊芥連翹湯を治療薬として普及させること。この3点が必要と思います。

新規感染者が減少し感染リスクが減少した現在、荊芥連翹湯をいつまでどのようなときに服用するのがいいのか、本日はそのようなお話をしたいと思います。一言で申し上げますと、漠然と感染対策をするのではなく、感染対策をする意味をよく考えて自分のおかれた状況をしっかりと分析しつつその時々に応じた対応策を講じる必要があると思います。

マスクに関しましても1日中マスクをしている必要はないと思います。マスクを装着する意味を考えて、マスクが必要なのかどうかを判断しつつ適宜ON・OFFすべきと思います。マスクの意味合いはくしゃみや咳による唾液や痰の飛沫防止です。
まず一番は、他人に迷惑をかけないためのマナーとして、そして自分を守る防御のため、この2つの意味合いがあります。人間は1回に大体500CCの空気を2秒間で吸い込みます。マスクの周りの空気のほとんどがマスクのフィルターを介さず、周りの隙間を通って吸入します。ということでマスクの主な役割は、直接唾液や痰が口の中に入らないようにというのが目的でしてウイルスを完全に防御できるというわけではないわけです。
3密が避けられない状況では、マスクをすべきです。人通りの少ない屋外でマスクをする意味はあまりないと思います。そばに人がいて、突然くしゃみをした時に自分に危害が及ぶような状況かどうか?それで判断してみてください。

予防薬として荊芥連翹湯服用についてですけども新規感染者が激減し病院に勤務しているDr.Yでも3密を避けて通勤が可能ですので荊芥連翹湯を予防薬として服用する日は5月下旬は週1度程度でした。診察中に患者さんの口の中をのぞいていて、患者さんから顔に向かって咳を吹きかけられる。そんなことが年に数回あります。必要なのはそのようなときぐらいでしょうか。
荊芥連翹湯は雨に濡れて風邪をひかないための傘とお考えください。傘を持って行くか、折り畳み傘にするか、持たずに行くか皆さまはどのように決めていますか。天気予報を参考にすると思います。それと同じことです。傘を持っていくかどうかは自分の住んでいる地域の天気と出かける地域の天気予報を参考にすると思います。
今までは緊急事態宣言が発令された集中豪雨のような状況でしたので、必ず傘を必要としました。でも今後は雨に降られる可能性が減りますので、傘をどうするのかは、自分で判断しなければなりません。天気の場合にはその日の天気予報と週間天気予報、そして、雨雲レーダーを見て判断できます。

左側がシンガポールで導入されている濃厚接触通知アプリです。過去14日間に濃厚接触した可能性のある人に通知が届きます。右は韓国で導入されている感染者位置情報です。100m以内に感染者がいるとアラームで警告されます。プライバシー、個人情報の問題があり、民主主義の国家でどこまで踏み込んだ対応ができるかという課題は残されています。

新型コロナウイルスに関しては都道府県別の新規感染者数と濃厚接触通知アプリ等を活用し自分で判断しなければなりません。外出する前と帰宅後の2回確認をすればベストだと思います。あぁ、今日は感染のリスクがあったなと考えたときのみ予防的に荊芥連翹湯を服用することが望ましいと思います。

簡単に申し上げますと、今までは新型コロナウイルスに対する予防薬として荊芥連翹湯を夜1P服用することをお勧めしましたが、新規感染者が減少し、感染リスクが少なくなった現在はルーティーンで荊芥連翹湯を服用することをやめてもいいと思います。
残念ながら、まだ臨床試験は実施されておりませんが、荊芥連翹湯の院内感染予防効果は、インフルエンザに対するタミフルの予防効果よりも強力であったと判断できますので、感染早期に荊芥連翹湯を服用することで軽症で済ませることができると予測しているからです。
3密を回避できなかった日だけ、予防的に内服し、感染を疑ったら3日間1日3回服用するというパターンでよいのではないかと考えております。
万が一、嗅覚の異常、結膜炎症状、咽頭痛、咳などの症状が出現し、ちょっとこれは・・・新型コロナウイルスっぽいな、と疑ったときには荊芥連翹湯1Pを1日3回3日間服用し、改善しなければ、医療機関を受診して今後診断が町のお医者さんでもできるようになれば新型コロナウイルスの検査を受けることをお勧めします。

現在、新型コロナウイルスの急性期の診断としてPCR法、抗原検査、抗体検査は急性期はなかなか難しいです。SATIC法などの検査法が開発され、感度、それから検査結果が出るまでの時間がどんどん改善されています。精度と迅速性と簡便性がさらに改良され、一般の医療機関でインフルエンザと同様に手軽な検査が可能となり、そして治療薬として荊芥連翹湯が処方されればとてもよいと思っています。

ウイルス感染症に対する初期治療の概要を説明します。火事も自宅の消火器による初期消火が大切なようにウイルス感染も自宅の漢方薬による初期消火でボヤを食い止められると考えています。
Dr.Yは風邪に対する対応としては、葛根湯をつねに鞄に入れておき、ぞくぞくして、喉の違和感を感じて、風邪をひいたなぁと思ったら、ただちに葛根湯を2P服用し、それで改善しなければ1Pずつ1日3回を2日間服用します。それでも改善しなければ、医療機関を受診し西洋薬の服用をお勧めします。

悪寒と関節痛と高熱でインフルエンザを疑った時には、麻黄湯1Pと梅酒もしくは梅ジュースを飲んで休みます翌日それで治らないときには、麻黄湯1Pを服用して医療機関を受診し、インフルエンザの検査を受け、必要に応じて西洋薬である抗ウイルス剤を処方してもらいます。

それと同じように、新型コロナウイルスに感染した疑いがあったときには、荊芥連翹湯を1日3回を3日間服用し、3日間で改善しなければ5日間、それでも改善しなければ1週間から2週間服用というスパンでお考えいただければ、結構だと思います。

風邪の場合には、葛根湯を2Pを1回飲んで、だいたいこれで90%予防できています。
インフルエンザに関しては症状が激烈であり、初期治療では30%ぐらいしか良くなりません。
新型コロナウイルスに関しては、90%ぐらいは予防できるのではないかと予測していますけど、まだ科学的なデータは取れてません。重症化の予防にも有効だと予測しております。

社会生活を通常に回復しながら散発的に発生する新型コロナウイルス感染症が荊芥連翹湯を早期に服用することにより軽症ですみ濃厚接触アプリを活用しながら、予防的に荊芥連翹湯を服用することでクラスター化しないように終息する。
このような形で社外活動を制限することなく、ウイルスと共存できることを願っております。日本ではとりあえず第1波が収束しましたが、海外では感染拡大が続いています。検疫システムにも限界があります。全世界での新型コロナウイルス感染が収束して初めて、日本での感染リスクがゼロになります。荊芥連翹湯が海外でも利用され早く感染が収束することを願っております。Dr.Yでした。

説明欄******************
2020/05/27に公開

漢方と最新治療:5月号にDr.Yの論文「新型コロナウイルス感染症に対する荊芥連翹湯の院内感染予防効果」が掲載されます。学会雑誌ですと皆さまが入手できないので、世論時報社の雑誌「漢方と最新治療」に投稿し直しました。現在印刷中です。来週には詳細をお伝えできると思います。
 2020年5月25日現在の日本における新型コロナウイルス感染者数です。緊急事態宣言により徹底した隔離政策と行動制限が実施され、経済的損失という痛みを伴いながらも医療崩壊を防ぐことができたのは、とても素晴らしいことだと思います。
  人間に感染するコロナウイルスは、SERS、MARS、新型コロナウイルス以外に、風邪の原因となるコロナウイルスが4種類確認されており、これらは何れも冬に拡大し夏に縮小するという季節性が認められていますので、新型コロナウイルスに関しても例外では無い可能性があり、今年の冬に大流行する可能性は否定できません。インフルエンザと新型コロナウイルスの両者が流行した時には、今回よりも厳しい対応を迫られることになります。
  世界ではまだまだ感染の拡大は持続し、今後は、南アメリカやアフリカでの感染拡大が予想され、海外渡航者からの日本国内への持ち込みのリスクは今後数年間持続する可能性があります。
  感染の第1波のピークは過ぎたものの、これでは撲滅できる訳でなく、他の多くのウイルス同様に、社会生活を通常通りに行いつつ、新型コロナウイルスと共存する方法を築いていかなければなりません。
  今後、散発的に発生する新型コロナウイルス感染をクラスター化しないためには、①診断の為の検査精度を上げて簡便化させること、②アップルとグーグルが開発した「新型コロナ濃厚接触通知アプリ」APIを活用すること、③荊芥連翹湯を予防薬・治療薬として普及することの3点が必要と思います。 新規感染者が減少し、感染リスクが減少した現在、荊芥連翹湯をいつまで、どのような時に服用するのが良いのか、本日はそのようなお話をしたいと思います。一言で申し上げますと、漫然と感染対策をするのでなく感染対策をする意義を考えて、自分の置かれた状況をしっかりと分析しつつ、その時々に応じた対応策を講じる必要があります。 ① マスク、②手の消毒、③予防薬の3点に分けてお話しします。 新規感染者が減少し、感染リスクが減少した現在、荊芥連翹湯をいつまで、どのような時に服用するのが良いのか、本日はそのようなお話をしたいと思います。
一言で申し上げますと漫然と感染対策をするのでなく、感染対策をする意義を考えて、自分の置かれた状況をしっかりと分析しつつ、その時々に応じた対応策を講じる必要があります。まず、予防薬としての荊芥連翹湯服用についてですが、新規感染者が激減し、病院に勤務しているDr.Yは、3密を避けて通勤可能ですので、荊芥連翹湯を予防薬として服用する日は、とても少なくなりました。診察中に、患者さんの口の中を覗いていて、医者の顔に向かって咳を吹きかける、そんな無頓着な患者さんに年に数人遭遇します。そのような時くらいでしょうか? 荊芥連翹湯は雨に濡れて風邪をひかないための傘とお考えください。傘を持っていくか、折り畳み傘にするか、持たずに行くか、皆さんはどのように決めていますか?気予報を参考にすると思います。それと同じことです。傘を持っていくかどうかは、自分の住んでいる地域の天気と出かける地域の天気予報で確認できます。今までは、緊急事態宣言が発令された集中豪雨のような状況でしたので、必ず傘を必要としました。今後は、雨に降られる可能性が減りますので、傘をどうするのかは?自分で考えなければなりません。天気の場合には、その日の天気予報と週間天気、そして雨雲レーダを見て判断します。新型コロナウイルスに関しては、都道府県別感染者数の新規感染者数と、濃厚接触通知アプリAPIを活用し、判断しなければなりません。外出前と帰宅後の2回の確認が必要であり、感染のリスクがあると考えた時にのみ、荊芥連翹湯を服用することが望ましいと思います。簡単に言い換えますと、今までは、新型コロナウイルスに対する予防薬として荊芥連翹湯を夜1P服用することをお勧めしていましたが、新規感染者が減少し、感染リスクが少なくなった時には、ルーティンで荊芥連翹湯を服用することを止める、3密を回避できなかった日だけにしても良いと思います。万一、嗅覚異常、結膜炎症状、咽頭痛、咳嗽などの症状が出現し、新型コロナウイルスに感染したことを疑った時には、荊芥連翹湯を1Pを1日3回を3日間服用し、改善しなければ医療機関を受診して新型コロナウイルスの検査を受けることをお勧めします。
  現在、新型コロナウイルスの急性期の診断として、PCR、抗原検査、SATIC法などの検査法が開発されています。精度と迅速性と簡便性がさらに改良され、インフルエンザと同様に手軽に検査がかのとなり、治療薬として荊芥連翹湯が処方されれば良いと思います。
  Dr.Yは風邪に対する対応としては、葛根湯を常に鞄に入れておき、ゾクゾクして喉の違和感を感じて風邪をひいたと思ったら、直ちに葛根湯を2P服用し、それで改善しなければ1Pずつ3回2日間服用します。それで改善しなければ医療機関を受診し、西洋薬の服用を考えます。
  悪寒と関節痛と高熱でインフルエンザを疑った時には、麻黄湯1Pと梅酒(梅ジュース)を飲んで休みます。翌朝それで治らない場合には、麻黄湯1P服用して医療機関でインフルエンザの検査を受け、必要に応じて抗ウイルス剤を処方してもらいます。  新型コロナウイルスに感染した可能性があると思った時には、荊芥連翹湯を3日間服用し、それで改善しなければ5日服用、それでも改善しなければ7日〜14日服用というスパンでお考え頂ければ宜しいと思います。 社会生活を通常に回復しながら、散発的に発生する新型コロナウイルス感染症が、荊芥連翹湯を早期に服用開始することにより軽症で済み、濃厚接触アプリを活用しながら予防的に荊芥連翹湯を服用することで、クラスター化しないで終息する。 このような形で、社会活動を制限することなく、ウイルスと共存できることを願っております。
  日本では取り敢えず第1波が終息しましたが、海外では感染拡大が続いています。検疫システムにも限界があります。全世界での新型コロナウイルス感染が終息して、初めて日本での感染リスクがゼロになります。荊芥連翹湯が海外で利用され、早く感染が終息することを願っています。 


⑨新型コロナウイルス:傷寒論が通用しない病態:だからこそ荊芥連翹湯〈Dr.Yさん動画〉

2020-08-02 05:35:03 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
この動画はね、わたしが荊芥連翹湯を自分のブログを使って拡散を始めたばかりの頃、壁にぶちあたったときに配信してくださったなつかしの動画です。

↑こんなふうに悩んでいたw

ネット上では、荊芥連翹湯がコロナに効くなんてデマだと言っている人が散見され、どうしようかと思っていたところ、

Dr.Yさん、さりげなく動画の中で拡散の文言をアドバイスしてくださって、おばさん感激しちゃったの

そして、なぜ荊芥連翹湯を選択したのか、日本と中国の漢方事情の違い、それから先生の漢方に関するお考え、今回のコロナに荊芥連翹湯で立ち向かう方法など、専門的なことも含めてお話してくださっている。

漢方にお詳しいDr.Yさんの考える理論(この動画のお話)で、実際に院内感染予防ができて、エビデンスができたので、すばらしいと思っている。




9、新型コロナウイルス:傷寒論が通用しない病態:だからこそ荊芥連翹湯

以下、文字起こし。赤、おばさん追記。******************

緊急事態宣言の延長が決まり、5月末日までの行動自粛が指示されました。荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)が予防薬として広まることで行動自粛が早期に解除されることをDr.Yは願っております。

本日は荊芥連翹湯を選択した理由について解説します。
日本の漢方薬は中国のようなオーダーメイドではなく既製品です。新型コロナウイルスの鍵穴にたまたま荊芥連翹湯がぴったり合致したのでDr.Yは動画配信を開始しました。
MARSやSARS、エボラ出血熱が日本で流行してもそれに有効な漢方薬は存在しないと考えておりますので、そのときには私は静かに行動自粛をしていたと思います。

病気に効くという表現はとてもあいまいです。とても良いもの・ちょっとだけ良いもの・それで病気が治るものと大きな違いがあります。荊芥連翹湯はそれだけで病気が予防でき病状回復を早めることが期待されます。

中国で傷寒雑病論に基づいた清肺排毒湯がかなりの効果があるとの報告がありますが、私の私見では荊芥連翹湯の方が効果が数倍高いと考えています。それ以外の漢方薬は理論上は効果が期待できても机上の空論であり、臨床上はほとんど効果は期待できないとわたしは考えています。
日本の漢方医は急性ウイルス感染症に対して荊芥連翹湯をほとんど使用しません。ですから多くの漢方医は私の発言を不思議に思っています
しかし中国の中医の先生方は荊芥連翹湯の組成を見て、なるほど日本にも結構すばらしい処方があるんですねと評価してくださいます。
漢方薬は中国から伝わり、日本はその古典を尊重して忠実に日本漢方を発達させてきました。ところが中国では時代の進歩とともにさらに進化し続けています。東洋医学の発祥は紀元前後の中国の漢の時代にさかのぼり黄帝内経や傷寒雑病論という古典を基礎に発展を遂げています。
日本には遣隋使、遣唐使によりそれらが伝えられ古典を大切にするという考え方に基づき、急性医療に関しては傷寒論、慢性病に関しては金き要略を基礎として日本漢方として独自の発展を遂げました。それに対して、中国では黄帝内経の世界観を基礎に最新の知識を取り入れ、著しい進化を遂げています。
日本の荊芥連翹湯は明の時代に万病回春という書物が記されその荊芥連翹湯を参考に明治時代の日本の森道伯先生が創薬された処方で、一般的には耳鼻科・皮膚科領域の漢方として使用され急性感染症に対して使用することはあまりありません。
しかし、この生薬の構成成分が新型コロナウイルスに有効だと中国で提唱されている多くの処方と酷似しています。
日本では1967年に漢方エキス剤が保険収載され、方証相対と申しまして患者さんの病状に合わせて既製品の中からふさわしい処方を選択するのが日本の漢方の特徴であり新たな科学の進歩にはついていけていません
中国では弁証論治と申しまして患者さんの病状を詳細に調べたうえで、さまざまな生薬を組み合わせて、オーダーメイドの処方を創薬しますので、新たな時代の進歩に適合し、新たな処方が生まれています
確かに傷寒論の六病位の理論は急性疾患の病態を明快に分析しており、現代においても集中治療室で重病患者さんを治療する立場の私にとっても、とても参考になります。病気を太陽病・少陽病・陽明病・太陰病・少陰病・厥陰病に分け、病気が表面にあり、体力が残ってるときには積極的に攻撃的な治療を行い、病気が奥に入り込み、体力が低下した時には攻撃的な治療を控えて守りに入るという理論であり、患者さんの体の中で病原体と戦闘する状況がわかりやすくイメージすることができます。一般的な風邪やインフルエンザに対してはこの理論はうまくマッチします。
葛根湯や麻黄湯などの瀉剤は初期の二日間にのみ使用しそれで治癒しなければ西洋薬を使用、治癒が遷延した時には補中益気湯などで体力を温存させ、回復を促すというのが一般的な治療法であると私は考えています。
しかし新型コロナウイルスは風邪のウイルスとは異なる病状の経過を示します。無症状のままゆっくり進行し症状が出始めると急速に悪化する、このような病態を傷寒論の薬で治療することは困難と考えています。細菌感染に対して、抗生剤抗菌スペクトラムを参考にして臓器特異性を考慮しつつ、抗生剤を選択するのが一般的です。
私は漢方薬も漢方薬抗ウイルススペクトラムをイメージしつつ漢方薬を選択します。もちろん漢方薬が直接ウイルスを攻撃するわけではなく、免疫応答を介して間接的に抗ウイルス作用を呈すると考えております
ただし、漢方薬はさまざまな生薬のオーケストラであり、西洋薬のように科学的にこれらを証明することはできませんが、イメージとして仮説を作り上げそれに基づいて治療を行っています。
漢方薬があれば、未知の病気はなんでも解決できるわけではありません。はじめに申し上げましたとおり、MARSやSARS、エボラ出血熱に対しては有効な漢方薬はないと考えています。
たまたま荊芥連翹湯が新型コロナの鍵穴にスパッとはまったので、びっくりして、慌てて動画で配信した、そういうことです。
新型コロナウイルスに対抗するには古典的な傷寒論の考え方では無理です。馬に乗って槍で戦に望むようなやり方では勝ち目はないと思います。荊芥連翹湯というトマホークミサイルでウイルスを攻撃し、それで不十分なときは補中益気湯という戦車部隊・補給部隊でゆっくり攻めていく。これが現代に通用する漢方理論であると私は考えています。Dr.Yでした。


説明欄

日本の漢方は中国の古典である傷寒雑病論を基本に発展し、方証相対と言う言葉に示されるように、患者さんの体質と病態からどの処方が適しているのかを、140種類の既製品の漢方薬に当てはめて処方します。それに対して中医学は弁証論治と申しまして、患者さんの病状を詳細に調べたうえで様々な生薬を組み合わせてオーダーメイドの処方を創薬しますので、新たな時代の進歩に適合し、新たな処方が生まれています。
  傷寒論は熱性急性疾患の病態生理を説明しそれに適した処方を選択するうえでとても理に適った理論であり、日本漢方の基本的な考え方です。しかし、無症状のうちにゆっくりと進行し、発症と同時に急激に悪化する新型コロナウイルスの病状は、傷寒論では説明できず、現代の新たな理論で対応していくしか無いと考えています。
  日本の漢方医は急性ウイルス感染症に対して荊芥連翹湯を使用しません。ですから多くの漢方医は私の発言を不思議に思っています。日本の荊芥連翹湯は、明の時代に万病回春という書物が記され、その荊芥連翹湯を参考に明治時代の日本の森道伯先生が創薬された処方で、一般的には耳鼻科・皮膚科領域の漢方薬として使用され、急性感染症に対して使用することはありません。しかし、この処方の生薬の構成生薬が新型コロナウイルスに有効だと中国で提唱されている多くの処方に酷似しており、中国の中医は、荊芥連翹湯の組成を見て、日本にも結構素晴らしい処方があるのですね!と評価してくださいます。
  細菌感染に対して、抗生剤抗菌スペクトラムを参考にして臓器特異性を考慮しつつ抗生剤を選択するのと同じように、私は漢方薬抗ウイルススペクトラムをイメージしつつ漢方薬を選択します。漢方薬は様々な生薬のオーケストラであり、西洋薬のように科学的にこれを証明することはできませんが、イメージとして仮説を作りそれに基づいて治療を行います。
  漢方薬があれば、未知の病気が何でも解決できる訳ではありません。MERSやSARS・エボラ出血熱に対しては有効な漢方薬はありません。たまたま荊芥連翹湯が新型コロナウイルスの鍵穴にスパッと嵌ったのでびっくりした。慌てて動画で配信した!そういうことです。
  新型コロナウイルスに対抗するには、古典的な傷寒論の考え方では無理です。荊芥連翹湯というトマホークミサイルでウイルスを攻撃し、それで不十分な時には、補中益気湯という戦車部隊と補給部隊でゆっくり攻めていく。これが現代に通用する漢方理論と考えています。  荊芥連翹湯の普及により、新型コロナウイルス感染拡大が止まり、早期に行動制限が解除され、経済活動が戻ることを願っております。

⑦新型コロナウイルス:荊芥連翹湯による院内感染予防効果:『漢方と最新治療』Vol.29 No2 2020.5〈Dr.Yさん動画〉〉

2020-08-01 04:43:57 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
この動画も大変貴重だ。

Dr.Yさんがご自身のお勤めの病院で、コロナ院内感染防止に成功した事例についてお話してくださっている。

2020/4/23に配信してくださった動画だ。

さらにそれについて書かれた論文が、現在、『漢方と最新治療』Vol.29 No2 2020.5のp.131-136 に掲載されている。動画の画像を先生のYouTubeチャンネルのコミュニティに載せてくださっている。

感染者増加中の今、試さない手はない。

漢方がコロナに効くはずがないという思い込みやエビデンスやら治験やらを理由に、誹謗中傷、妨害、動画のマイナス評価ボタンをせっせと押しているヤカラ、
これ↓、知ってるか?

こんな事態から人類が助かる望みを断つことはやめてくれ。この件、表に出てくるのはもはや時間の問題だぞ。あんた、あとで責められるぞ。

あんまりひどいヤツは生物兵器ばらまいたヤツとグルだと思われるからな。知らんぞ。

トランプがなぜメディアから叩かれるのかについてもきちんと勉強しといたほうがいいぞ。このブログをすみずみまで読めば分かる。




あなたが服用しないのは勝手だが、それによって感染を広めないでくれよな。





7、新型コロナウイルス:荊芥連翹湯による院内感染予防効果:漢方と最新治療Vol.29 No2 2020.5

以下、文字起こし。赤、おばさん追記。青、おばさんの補足。*****************************

こんばんは。Dr.Yです。新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、すでに感染蔓延期に入っていると考えられ、全国の医療機関で院内感染が発生しています。

すでに新型コロナウイルス感染症と診断がついた患者さんが入院しても感染対策チームの指導のもとで、マスクの着用、個人防護用具の装着、手指衛生、そしてしっかりとしたゾーニング、いわゆる隔離処置を実施すれば、院内感染はほぼ完全に予防可能であることを多くの病院が示しています。

院内感染の原因としては、いわゆる「隠れコロナ」といわれまして、無症状の感染者が肺炎以外の原因で入院し、入院後に気管支炎・肺炎症状が出現し、その患者さんから医療従事者に感染し、それがほかの患者さんに感染が拡大するというケースが多いということです。

新型コロナウイルス感染は、発症する2日前から感染力が高まるといわれ、無症状のお見舞いの方が院内感染の引き金となった事例もあります。

慶応大学病院の4月中旬の調査では、新型コロナの治療以外で入院予定の患者さんの6%からPCR陽性と報告されています。新型コロナウイルスによる院内感染を恐れ、発熱と呼吸苦を訴える患者さんの救急要請を断る病院が多く、患者さんがたらいまわしとなるケースも頻発しています。

また、検死後、コロナ感染であることが判明するケースもあり、医療従事者のみならず、介護スタッフ、救急隊員、警察官等、感染リスク覚悟で働く人の不安はピークに達しています。

このたび、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)が院内感染予防に極めて有効であった事例をご紹介いたします。本日お伝えする内容は、すでに論文として投稿し受理されておりますので、詳細は『漢方の臨床』5月号をご覧ください。
(『漢方と最新治療』Vol.29 No2 2020.5のp.131-136 に変更になりました)


まず、Dr.Yの病院における新型コロナウイルス予防プロトコールをお示しします。

通常の予防は、帰宅後もしくは眠前に1P服用、もしも暴露されてしまった時には午後に接触した可能性が高い時にも、帰宅後もしくは眠前に1P飲んでいただきます。
午前中に接触した可能性が高いときには、昼に1P、そして帰宅後もしくは眠前に1Pということで、1P多く服用してもかまわないということにしています。
濃厚接触し、翌日以降に発覚したときには、感染しかけている可能性もあるというかたちで、感染者と同様に1日3回を5日間服用するということにしています。
感染した際には1日3回を2週間14日間服用ということにしています。

このたび早期胃癌の診断で内視鏡的手術目的で入院した患者さんが、1週間前から微熱、咳を認めるも、元気なので予定通り予約日に入院してまいりました。患者さんもマスクをせず、スタッフの数人はマスクもせず患者さんと接触していましたが、咳をしていたのは確認しております。
入院した日に内視鏡室で内視鏡的胃粘膜切除術を行い、病室に戻るも夜間に呼吸困難となりました。翌朝、止血確認の目的で再度、内視鏡検査を実施し、その後胸部CTを実施してウイルス性肺炎の所見が得られたためPCR検査を実施しました。
その結果、新型コロナウイルス肺炎であるという診断がつき、入院して24時間後に慌てて患者さんを隔離し、院内感染防御態勢を築きました。
患者さんは専門病院に搬送し、気管内挿管され、人口呼吸器管理となりました。

調査の結果、濃厚接触者8名、非濃厚接触者15名と判明し、濃厚接触スタッフ8名には荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)エキス剤7.5gを5日間非濃厚接触スタッフ15名には荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)エキス剤2.5gの単回服用を勧めました。1回だけその日の夜帰ってから服用をお勧めしました。
その結果、濃厚接触後4日後と15日目にPCR検査をしましたけどもすべて陰性ということで、院内クラスター発生を回避することができました

本来であれば、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)服用群と非服用群に分けてデータをとり2群間の差を比較したかったのですが、スタッフの強い要望により、全員が荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を服用したため、ランダム化比較試験の実施はできませんでした。しかし、今回の事例は院内で起こりうる最悪の感染暴露状態であり、しかも24時間経過後に発覚し、タイムラグをおいて荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を予防投与しましたけども、院内感染は完全に防止することができました
医療現場において、これ以上濃厚な接触はないという状況のなかで、感染者が一人もでなかったというのは偶然ではないと思います。全国の医療機関で院内感染が頻発しています。荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の予防投与により、院内感染が予防でき、医療スタッフが安心して医療に専念できるようになれば幸いです。
医療スタッフのみならず、介護スタッフ、救急隊員、警察官、入国管理官など多くの感染者と接するリスクの高い職業の方に荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の予防投与はお勧めです。

また、新型コロナウイルス感染症で自宅待機を指示された患者さんのご家族の方も、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の予防投与により、安心して過ごすことができると思います。もちろん自宅待機となった新型コロナウイルス感染症の患者さんも服用することで、ウイルスの量が減り、早期回復が期待できると思います。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は副作用の心配もなく安心して使用できる新型コロナウイルス予防薬・治療薬です。できれば多くの医療機関・介護施設等で臨床検査を実施して科学的エビデンスを集積していただければありがたいと思います。
漢方製薬会社への公開質問状は4月20日に提出しました。4月24日にご返事をいただける予定です。また追ってご報告します。Dr.Yでした。




説明欄
「漢方と最新医療」Vol.29 No2 2020.5 に投稿した論文要旨です 
新型コロナウイルス感染症の拡大が止まらず、既に市中蔓延期に入っていると考えられ、全国の医療機関で院内感染が発生しています。
  新型コロナウイルス感染症と診断がついて、感染対策チームICTの指導のもとで、マスク着用、個人防護用具PPEの装着、手指衛生、そしてしっかりとしたゾーニング(隔離処置)を実施すれば、院内感染はほぼ予防完全に予防可能であることを多くの病院が示しています。
  院内感染の原因としては、いわゆる「隠れコロナ」と言われて、無症候感染者が肺炎以外の原因で入院し、入院後に気管支炎・肺炎症状が出現し、その患者さんから医療従事者に感染し、他の患者さんに感染が拡大するケースが多いのです。
  新型コロナウイルス感染は発症する2日前から感染力が高まると言われ、無症状のお見舞いの方が院内感染の引き金となった事例もあります。慶應大学病院の報告では、4月中旬の調査では新型コロナの治療以外で入院する予定の患者さんの6%からPCR陽性と報告しています。
  発熱と呼吸苦を訴える患者さんの救急要請を断る病院が多く、たらい回しとなるケースも頻発しています。また、検死後コロナ感染であることが判明するケースもあり、医療従事者のみならず、介護スタッフ、救急隊員、警察官ら、感染リスク覚悟で働く人の不安はピークに達しています。
  この度、荊芥連翹湯が院内感染予防に極めて有効であることを科学的に示すデータを得ましたのでご紹介します。論文として投稿し受理されておりますので、詳細は「漢方の臨床」5月号をお読みください。
  Dr.Yの病院における 新型コロナウイルス予防プロトコールをお示しします ●通常の予防は、帰宅後もしくは眠前に1P ●午後に接触した可能性が高い時にも、帰宅後もしくは眠前に1P ●午前に接触した可能性が高い時には、昼に1P帰宅後もしくは眠前に1P ●濃厚接触し翌日以降に発覚した時には、1日3回を5日間服用 ●感染した際には、1日3回を14日間服用としています 
 この度早期胃癌の診断で内視鏡的手術目的で入院した患者さんが、1週間前から微熱・咳嗽認めるも元気なので予定通り予約日に入院してきました。入院日に胃内視鏡実施し病室に戻るも夜間に呼吸困難となりました。翌日、止血確認の為に内視鏡検査を実施し、胸部CT検査にてウイルス性肺炎の所見が得られ、PCR検査を実施し、新型コロナウイルス肺炎であると診断がつき、隔離し感染防御態勢を築きました。
  新型コロナウイルス肺炎に罹患していることに気付けず、約24時間にわたりウイルスを病棟・検査室・内視鏡室に拡散させてしまいました。 全員が荊芥連翹湯を予防の為に服用した結果、濃厚接触スタッフ・非濃厚接触スタッフすべてでPCR検査陰性で、院内クラスター発生を回避することができた。全員が荊芥連翹湯を服用したため、ランダム化比較試験の実施はできませんでしたが、新型コロナウイルス暴露されて24時間経過後に荊芥連翹湯を予防投与しましたが発症しませんでした。医療現場に於いてこれ以上濃厚な接触は無いという状況で、感染者が一人も出なかったということは、偶然ではないと思います
  全国の医療機関で院内感染が頻発しています。荊芥連翹湯の予防投与により院内感染が予防でき、医療スタッフが安心して医療に専念できるようになれば幸いです。医療スタッフのみならず、介護スタッフ、救急隊員、警察官、入国管理官など、多くの感染者と接するリスクの高い職業の方に、荊芥連翹湯の予防はお勧めです。
  新型コロナウイルス感染症で自宅療養を指示された患者さんのご家族の方も、安心して過ごすことができると思います。荊芥連翹湯は副作用の心配もなく、安心して使用できる新型コロナウイルスの予防薬・治療薬です。
  できましたら多くの医療機関、介護施設等で臨床試験を実施して、科学的エビデンスを集積していただければ有難いと思います。 

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⑧新型コロナウイルス:荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の入手方法〈Dr.Yさん動画〉

2020-07-31 04:44:42 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし

この動画では、荊芥連翹湯の入手方法と、漢方の製薬会社への公開質問状の結果をお話くださっています。

入手方法についてのお話に、先生のお人柄ややさしさが感じられて、おばさんは好きだ





8、新型コロナウイルス:荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の入手方法
一般用漢方製剤は医療用漢方製剤より1日服用量が少なく設定されているが予防薬としては十分

以下、文字起こし。赤字、おばさん追記。****************************

こんにちは。Dr.Yです。本日は荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の入手方法についてお話しします。荊芥連翹湯はどこの製薬会社でも構いませんか?市販薬でも構いませんか?という質問をたびたび頂戴しますので、今日はそれについてお話ししようと思います。

まず病院で処方していただける漢方薬製薬会社4つございます。ツムラ・それからテイコク・オオスギ・太虎堂とあります。3Pを2週間、いわゆる治療薬として2週間分、それから予防薬として1日1回42日分、42Pに関して料金を見てみますと、大体2000円から900円、色々バラバラです。

病院で処方していただく場合には初診料を2880円、処方箋料680円、薬局で調剤基本料420円を支払うという形で大体2週間分のこの処方で6000円ということになりまして3割負担ということになりますと、だいたい2000円ということになります。

また、市販薬に関しては、ツムラの荊芥連翹湯、これもパックですけども、1日の内服量が医療用に比べて半分になっておりますので、これは2Pが1日ですので1Pが(医療用の)だいたい3/4量になっております。その他クラシエの錠剤それからクラシエの顆粒というものもあります。また一元製薬のノンバースBというものも錠剤ですし、JPSの錠剤それからサンワの顆粒と、いろいろ市販がされています。大体2週間の処方で5000円28日間の処方で10000円というのが相場です。

これらをまとめてみますと、治療薬として2週間、予防薬として42日分42Pがだいたいおいくらくらいになるのかということですが、医療用と一般用を比較してみますと、医療用は大体2000円、一般用ですとだいたい5000円ぐらいかかるということになりますし、エキスの成分が一般用というのは安全率を加味していますからだいたい1/2の割合ということになっています。医療機関の処方がネット通販などの半額となり、医療用のほうが成分が2倍というのが現実です。

一般的に薬理学の世界においてお薬がどの程度、用量によって反応が変わってくるかというのを見るのに、用量―反応曲線というのがございます。縦軸が薬による効果、横軸が薬物の投与量ということになります。これは対数軸ですので100と50と場所が近くなってきます。濃度が高くなればなるほど近くなるということで、だいたいこういうS字曲線を描きます。
医療用を100とすると、一般用は量が半分であっても、だいたい8割以上の効果を示す。西洋薬に関してはこういうことを言えるんですけども漢方薬に関してもこれが通用するかはなかなか難しいところで漢方に関してはなかなか科学的な証明ができないというのが現実ですが、だいたいこのような形で、一般用のほうが用量が少なくてもまぁほぼいいくらいの効き方をするんではないかというふうにお考えいただいてけっこうだと思います。

まとめますと一般用は医療用に比べて1回量が約1/2量になっている予防薬ということであれば一般用の1回量でもかまいませんが、治療ということであれば一般用の2倍量病院で処方される量で2週間お飲みになったほうがよろしい。

医療機関で荊芥連翹湯を処方してもらうにはコツがあります。なぜかといえば保険診療では予防薬の処方が認められていないこと、それから処方するからには処方したお医者さんに責任が発生するので、お医者さんは今まで処方したことのない薬は処方したがらないという2つの問題があります。葛根湯あたりであれば、多くの先生が処方してますけども荊芥連翹湯というと、内科の先生たちは、なんじゃこりゃ!ということになるかもしれません。

ですから、医療機関で荊芥連翹湯を処方していただくにはかわいいうそをつくことをおすすめします。うそをつくことはDr.Yは大嫌いです。でも、うそのすべてが悪いのではありません。うそは3つあります。ゆるされないウソと望ましくないうそと必要なウソと3つに分かれます。それをご理解ください。
1番目のウソ、他人を陥れるウソ。これは他人をだましてしまうことになります。これは絶対に許されません。2番目、自分を隠すウソ。自分の欠点を隠すためにウソをつく。あまり望ましいものではありませんが、そうやって生きている人がいるのも事実です。それから3番目、愛のあるウソ。なんじゃそれ?!ということになるかもしれませんが愛情のあるウソというのもあります。要するに周りの人を幸せにするためのウソであり、気づかいと言い換えることもできます。愛のあるウソとは何か実例を挙げてみましょう。
男性であり、母性のないDr.Yは生まれたばかりの赤ちゃんを見てもお猿さんにしか見えません。なんだこの生き物は。そんな感じです。でも産んだお母さんの前ではかわいい赤ちゃんですね。将来きっと美人さんになりますね。お父様にでしょうか。と心にもないウソをつきます。お母さんをねぎらい、元気を出させるための愛のあるウソ、すなわち気づかいなのです。
もう一つ実例を挙げましょう。癌の末期の患者さんを数百人以上看取ってきたDr.Yは、患者さんが認知症でない限り、病名を必ず告知します。あとどれくらい生きることができますか?と聞かれたときには、んー、あと半年かもしれない。でも前向きに生きて笑顔を忘れなければ、1年でも2年でも頑張れると思いますよ。患者さんを元気づけるために愛のあるウソ、すなわち気づかいをすることがよくあります。

このように医療機関で荊芥連翹湯を処方していただくには、コツが必要になります。総合的に見てくださり、院外処方の内科クリニックがおすすめです。
「先生、慢性鼻炎で鼻がつまって匂いが分からなくなることがあって、以前耳鼻科の先生から荊芥連翹湯を処方していただきました。そしたらそれが先生よく効くのですよ。でもその耳鼻科の先生、遠くてなかなか行けないので、先生のところで処方していただけませんでしょうか。」とお話しすれば、お医者さんは喜んで処方してくれます。
あるいは、「先生、以前にきびで皮膚が荒れたときに皮膚科の先生から荊芥連翹湯を処方していただき、それがとてもよく効きました。でもその皮膚科は遠くてなかなか行けないので先生の所で処方していただけませんでしょうか。」このようにお話ししてもいいと思います。鼻炎作戦、ニキビ作戦、このどちらでもいいと思います。

「先生、新型コロナウイルスの予防薬として荊芥連翹湯を処方してください」などという言葉は顔見知りのホームドクター以外に言ってはなりません。お医者さんを困らせることになるからです。ご理解いただけたでしょうか。

緊急事態宣言がされ、社会が混乱しています。本来であれば政府はマスクではなく荊芥連翹湯を配布すべきです。無症状の人に2万円もするPCR検査が保険適用になると言われ始めています。そんな状況のときに感染防止のために保険診療で2000円の漢方薬を処方していただくのは決して悪いことではないと思います。新型コロナウイルス拡散防止のため愛のあるウソであるとご理解いただき笑顔でお医者さんにおねだりしてみてください。

それからご報告です。2020年4月24日に、大手漢方薬製薬会社から公開質問状に対する返事が届きました。

書面ではなく、営業部長が代表取締役の意向を伝えに来られました

Dr.Yは製薬会社主導で病院の看護師さん・施設の介護士さん、消防隊、警察官の感染予防効果、それから自宅療養となった患者さんの家族への感染予防効果、それから軽症で隔離施設に入所した、軽症・中等症患者への治療効果などの臨床試験を提案しましたが、様々な規制があって、製薬会社主導での臨床試験はできませんというお返事でした。

政府主導で荊芥連翹湯の治験開始が指示されれば動くけどもそうでなければ動きようがないと、できないという言い訳を並べてきました。できる人間は、目標を達成するためにはどうしたらいいかをまず考えますが、できない人間はできない言い訳を並べ立てます。とても悲しく、情けないことでした。

製薬会社が相変わらず、見てみないふりをし、それを続けることで新型コロナウイルス対策が後手に回り、多くの犠牲者が増えている現状を考慮すれば、その社会的責任は重大であり、それに対して漢方の製薬会社はいずれ大きな代償を払うことになると思われます。

以上、ご報告申し上げます。Dr.Yでした。

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•2020/04/29
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Dr. Y
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説明欄

医療用漢方薬は、医療機関で処方されますが、厳密に申し上げますと、保険診療では予防薬の処方は禁止されております。また、処方する医師も、使用経験の無い漢方薬の処方は躊躇います。一般用漢方薬は手軽に入手でき、錠剤もあって飲みやすいという利点もあります。しかし一般用漢方薬の1日量は医療用漢方薬の約1/2となっています。薬局やネット通販て入手できる一般用漢方薬を予防薬として服用すること場合には、表示されている1日量の1/3を1日1回で充分だと思います。しかし、感染が疑われた場合には、医療用漢方薬の1日量すなわち、一般用漢方薬表示の倍率の服用をお勧めします。
  動画では、医療機関で荊芥連翹湯を処方していただくためのコツをお教えします。  4月24日に大手漢方製薬会社から、臨床試験の依頼と公開質問状に対する返事を、営業部長さんから口頭で頂戴しました。
私は製薬会社主導での①病院看護師の院内感染予防効果、②介護施設での介護士への感染予防効果、③消防隊・警察官への感染予防効果、④自宅療養となった患者の家族への感染予防効果、⑤軽症者隔離施設(ホテルなど)に入所した軽症・中等症患者への治療効果(病期短縮・重症化予防)なとの臨床試験を提案しましたが、様々な規制があり製薬会社主導での臨床試験はできません、とのご返事でした。安定の中であぐらをかき、会社の社会的責任を回避すべく、様々な言い訳をする姿勢は、聞くに耐えないものでした。