丸顔おばさんのブログ

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⑥新型コロナウイルス:荊芥連翹湯の臨床試験要望書「製薬会社への公開質問状」〈Dr.Yさん動画〉

2020-07-30 05:57:43 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
さて、Dr.Yさんの動画が万が一BANされたときに備えて、私、文字起こししてブログにアップさせていただきます。

この、動画⑥は大変重要だと思っております。
この動画をいつ自分のブログにアップしようか考えておりました。

そろそろかなと感じましたので、本日2020/7/30、アップいたします。

動画自体は2020/04/19 に配信してくださったものです。

先生の論文は「漢方の臨床」に掲載予定でしたが、
変更になり、「漢方と最新治療」vol.29 No.2 2020.5   p.131-136に掲載されています。


先生のYouTubeチャンネルのコミュニティに論文の画像を掲載してくださっています。








⑥新型コロナウイルス:荊芥連翹湯の臨床試験要望書「製薬会社への公開質問状」


以下、動画文字起こし****************************

こんにちは。Dr.Yです。日本での新型コロナウイルス感染者、1万人を突破してしまいました。私の病院では大手漢方薬のメーカーさんが入っておりまして、年に二回くらい立ち話をいたします。ここ半年くらいお会いしておりません。新型コロナウイルスが武漢で発生して以来、漢方の製薬会社とは一度もお会いしておりません。
1月の末に動画を配信し、いつか気付いてくれるだろうと思って、たずねてくれるのを心待ちにしていました。どこの病院で漢方薬がたくさん出ているのか?統計的にすぐに製薬会社はわかりますので、Dr.Yが誰かということはすぐわかったと思いますが、先生いつもうちの薬を使っていただいてありがとうございます。なにか研究にお役に立てることがあればご協力いたしますと、おっしゃってくれるのをお待ちしておりましたけれども一向に来ません。
今回、荊芥連翹湯の院内感染に対する予防効果ということで、論文を発表しました。それでひとつのエビデンスが証明できたものですから製薬会社のほうに電話をしました。これであなたたちも検証がしやすくなるから、どうぞ一緒に大規模臨床試験を実施しませんか?そして薬の効能書に、新型コロナウイルスというように書かれるように、みんなで協力してきませんかというお話をしましたところが、荊芥連翹湯の効果効能書に、新型コロナウイルスは記載してございません。今度説明にうかがいますという、びっくりする返答をいただきました。そのようないい加減な返事をされると、Dr.Yとしても非常に心外でございまして、このたび大手漢方薬メーカーに対して、公開の質問状をお送りすることにしました。
4月20日月曜日に千葉営業所の職員がこちらに来られるので、そのときに手渡す予定です。
これからその質問状をお読みします。Dr.Yの話を聞いているのが時間がないという方は、動画の説明欄に全文を記載しておきますのでどうぞご覧くださいませ。





公開質問状               

株式会社 ツ○○ 代表取締役社長 ○○ ○○ 殿 


2020年4月18日、ついに日本国内での新型コロナウイルス感染者数が1万人を超えました。現在我が国において、新型コロナウイルスの予防・治療として一番使用されている薬剤は「荊芥連翹湯」です。既に数万人の方々が予防投与として服用されています。症状から軽度の新型コロナウイルス感染を疑い病院を受診してもPCR検査を受けさせてもらえず、荊芥連翹湯を服用して数日で症状が改善したなどの報告もあります。
今回、「新型コロナウイルス院内感染に対しての荊芥連翹湯の予防効果」に関して科学的な検証を行い、既に「漢方の臨床」に論文として提出し受理されました。5月には皆様が閲覧できるようになると思います。今は医療従事者の間で院内感染予防薬として荊芥連翹湯は口コミで広がりつつあり、多くの医療機関に広まっています。 政府より緊急事態宣言が出され、戦後最大の危機的な状況に私たちは置かれています。そのような状況の中で、有効性が確認された治療薬は無く、感染者の隔離と行動制限のみで対応しています。効果が期待できる薬剤の治験が政府主導で開始されていますが、残念ながらその中に荊芥連翹湯の名前は挙っておりません。「漢方薬が新型コロナウイルスに効くはずがない」という思い込みを持っている人が多いのが現実です。エビデンスの無いことを言って叩かれることを恐れ、多くの漢方医と漢方製薬会社は、保身に走り沈黙を守り続けています。
 私は2020年1月31日に動画を通して緊急事態宣言をし、日本の危機的状態を予期して荊芥連翹湯の普及を呼びかけました。そして、一般臨床医である私の所にCOVID-19感染者が来て荊芥連翹湯の有効性を実証する頃には、日本は大変な状況になっていることが予測されるので、それまでに皆さんで荊芥連翹湯の有効性を検証して頂きたいと呼びかけました。そしてその状態が今、現実と化しているのです。 中国では民間薬としてのみでなく、高度の医療機関に於いても、西洋医学と東洋医学の併用により病期短縮などの効果が報告されています。
 日本国内でも、漢方薬に効果が期待できるので、検証すべきであるという意見が、3月末より散見されるようになりました。
 2020年3月19日/日本感染症学会HP【特別寄稿】COVID-19感染症に対する漢方治療の考え方(金沢大学附属病院漢方医学科:小川恵子)
 2020年4月18日発行/日本医事新報【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか) 
貴社のMRが来院した際に共同研究を持ち掛けようと思い心待ちにしておりましたが、来院しないのでHP確認しましたら、新型コロナウイルス対策で自宅待機をしているとのことでした。
半年ぶりに貴社のMRと電話で話をしましたところ、「荊芥連翹湯は新型コロナウイルス感染症に対しては適応外ですので、後日文献を持って説明に伺います」という耳を疑うような返答でした。
  1世紀以上も前のスペイン風邪の時には、漢方医が自らの命を顧みず多くの人々を救うために奔走しました。漢方薬を扱う商人も伴に必死で協力してくれました。それに引き換え現在の漢方製薬会社は、漢方に抗ウイルス効果が期待できることを知りながら、見て見ぬ振りをしてだんまりを決め込んでいます。
  多くの医療従事者は自らの感染のリスクを顧みず献身的に医療を実施し、自らが感染しないか?そして愛する家族にうつさないか?不安な毎日を送っています。救急隊員も、警察官も、介護者もそんな不安を抱えて仕事をしています。新型コロナウイルスに感染し自宅待機を指示された患者さんの家族の気持ちを思うと、私は胸が張り裂けるほど苦しくなります。私たち医療従事者には自宅待機は許されないのです。日本を守るために必死で戦っているのです。その姿を見て見ない振りをして自宅待機している漢方製薬会社に対して、私はやるせない気持ちで一杯です。
  今は緊急事態です、戦後最大の国難です。多くの人が亡くなり、多くの人が職を失っています。可能性のあることは、皆で力を合わせて勇気を出してやってみる。そういう事態にもかかわらず、漢方の製薬会社の人たちは、給料も保証され、火の粉の飛んでこない安全な所でじっと身を潜めている。あなたたちは東洋医学の神髄である博愛の精神を学ばずに、先人たちが創り上げた漢方薬の宣伝をしているのですか?苦しんでいる人たちに寄り添う気持ちなど微塵もないのでしょうか?私は自分の立場も捨てて、多くの人たちの幸せを願って命がけで活動しています。どうしてあなたたちは、私と同じ気持ちに立って、今の日本を良くするために立ち上がらないのですか?  エビデンスが確立していないことを公然と口にすることは誰でもはばかられます。でも漢方薬は様々な感染症から人類を救ってきたという、歴史的な事実があります。そして西洋薬のような未知の重大な副作用を心配する必要もないのです。ですから、漢方薬の臨床試験は他の西洋薬の製薬会社のよりも遥かに簡単なはずです。
  荊芥連翹湯をお勧めして3月上旬には貴社から私のYouTube動画へのアクセスを数百件確認しております。私の所にいつ来てくださるのか心待ちにしておりましたが、梨のつぶてでした。科学的エビデンスが得られていない時に行動するのはリスクが高いというお考えは納得できますのでそのまま様子を見ておりました。貴社の創設者が現在ご存命であれば2月の上旬には私の元に走ってきて、「何かお役に立てることはありませんでしょうか?」そう仰ってくださると思います。
  私の病院のスタッフはほぼ全員、荊芥連翹湯を予防的に服用しています。無症状であった患者さんが入院し、入院直後に新型コロナウイルス肺炎と診断されることは稀ではありません。予期せぬ発症でスタッフに濃厚接触者がいても、今のところ院内感染はゼロです。ここまでエビデンスを準備して貴社に大規模臨床試験の実施をお願いし、荊芥連翹湯が新型コロナウイルス感染症の予防薬・治療薬として認可されるよう、ご尽力いただきたくお願いしているのです。
  緊急事態です、日本の多くの国民が苦しみ不安の中で生活しています。貴社が勇気を持って立ち上がるのか?それとも、今までのように知らんぷりを通すのか?社会が貴社の姿勢を見守っています。是非とも、荊芥連翹湯の新型コロナウイルス感染症に対する予防効果・治療効果に関して、早急に大規模臨床試験を開始して頂きますようお願いします。
  多くの人々の要望に応えて大規模臨床試験を実施し、荊芥連翹湯の適応症に「新型コロナウイルス感染症の予防・治療」を加えるように尽力していただけるのか? 
 それとも、このまま知らんぷりをし続けるのか? 貴社の今後の姿勢についてお伺いし、公開質問状とさせていただきます。
  貴社の経営理念である 「自然と健康を科学する」  貴社の企業使命である 「漢方医学と西洋医学の融合により、世界で類のない最高の医療提供に貢献します」 これに恥じないようなお返事をお待ちしております。

 2020年4月18日                 Dr.Y 

*動画5:02字幕訂正:「本日5月28日」⇨「本日5月18日」


このような文面を4月20日にお渡しする予定です。また結果に関しては、後日ご紹介したいと思っております。
Dr.Yでした。

⑬新型コロナウイルス:感染拡大防止と経済活動の両立:必要な2つのアイテム(新たな取り組みと荊芥連翹湯)

2020-07-21 01:15:28 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
Dr.Yさん、アメリカでの治験に向けて行動開始されたそうだ!!!
すごい!!!
トランプ、バノン、閻麗夢博士たちとうまくつながるといいね!!!


Dr.Yさんが世界を救う!

屈しないDr.Yさんはやっぱりかっこいいー♡♡♡



よし!おばさん、アメリカの閻麗夢氏+バノンらの動きを重点的にお伝えするね!
WHOは、もう窮地に陥っているように見える。中国共産党もボロボロで破滅間近だ。てことはディープステートも敗北だ。
勝利は間近かもしれない。日本のディープステートのしもべ政治家、似非右翼も芋づる式に一掃だ。そうなれば逮捕者多数だ!すでにそうなりつつある。
これでよかったのかもしれないね。逮捕間近のヤツに真に人類を救う荊芥連翹湯の治験してもらっちゃダメだったのかもしれない。

そして引き続き、ビラ大作戦続行するね!


先生、アメリカで、うっかりディープステートに接触して妨害されないように気を付けてね!日本よりハードな妨害が待ってるかもしれないからね!
ネオコンと民主党はダメだよ!
それからどこにでもいる中国の一般ピーポースパイも念のため注意。








〈文字起こし〉赤字、文字拡大、おばさん追記。リンク、おばさん、挿入。

 ウイルスは感染者から健常者に感染することを繰り返し、その結果として感染拡大が起こります。ですから、感染者を隔離し、接触者に対して検査を実施し、感染していれば隔離するということを実行しつつ、2週間社会活動を完全に停止させれば、確実に封じ込めることが可能です。
  しかし、ロックダウンのように社会活動を完全に停止させることは困難であり、第1波の時のような緩やかな最小限度の自粛を約2カ月間実施することで、感染を縮小化できることも実証されました。
  自粛を解除し社会活動を正常化させたことで、再度感染拡大が起こっている今、再度自粛をせずに何とか経済活動を回復させるためにはどうしたら良いのか?人類の叡智が試されています。
  Dr.Yは、感染拡大防止と経済活動の両立の為には、荊芥連翹湯の予防投与と初期治療が大切であると1月31日に配信しました。その有効性を示す論文を5月25日に発表しましたが、厚生労働省もマスコミも漢方製薬会社も、大規模臨床試験の提案に対して、全く耳を傾けてくれませんでした。そして今、アメリカ人の知人の協力を得て、論文を英訳しアメリカでの治験に向けて活動を開始しました
  有効な抗ウイルス剤やワクチンが市場に出回る見通しがつかない今、3密回避の為に、ソーシャルディスタンスの確保、手指消毒、換気の徹底が謳われています。第2波に突入した今、これらの守りの姿勢だけでは制御しきれていないということが、事実としてデータに現れています。
  そのような状況の中で、感染拡大防止と経済活動とを両立させるための、2つのアイテムについてお話ししたいと思います。
  感染拡大が止まらない中、政府が経済活動を優先する理由は、経済が逼迫(ひっぱく)していることと、重症者と死亡者数が増加していないことの2点です。
  第1波の時には新規感染者数の増加から2週間ほど遅れて、重症者と死亡者数が増加しました。しかし、第2波に突入した今、若者から高齢者に感染が広がりながらも、幸いにも重症者と死亡者数が増加していません。 アメリカの新規感染者数と死亡者数を見ると、冬場の第1波と異なり夏場では死亡者数は低めに抑えられています。政府はこのアメリカの状況を見て、経済活動を優先する方向で舵取りをしているのだと思います。
  しかし、アメリカの中でもフロリダ州では6月から流行がさらに加速し、7月に入ってからは1日平均の新規感染者数が1万人以上になっています。7月11日にウォルト・ディズニー・ワールドを再開したばかりです。
  当初、流行の中心は若い世代であり、症例が増加しても死亡者は増えていませんでした。しかし、高齢者の感染者が増加するにつれ、死亡者も増加傾向にあり、現在は1日に100人以上の方が亡くなっています。 私には、フロリダの状況と、数週間後の東京都とが重なって見えてしまいます
  ブラジル、インド、ペルーなど世界各国を見れば、感染拡大は歯止めがかからず、死者数も増加の一途を辿っています。
  このような状況下で、自粛をせずに経済活動を優先させるのであれば、さらなる対策が必要であると思います。日本人の大多数がマスク着用し、3密回避の為に努力し、苦境に立たされてきた飲食業・旅館ホテル業・イベント会社なども可能な限り環境改善の為に尽力している今、なぜ感染拡大が止まらないのでしょうか?その理由は、一部の楽観主義者が感染を拡大させ、彼らを信用して近づいた周りの人達に感染させてしまう、という根本的な問題に対して、何一つ有効な対策が取られていないからです。
  待合室や劇場では間隔を空けて座っているのに、電車の中では間隔を空けずに座っている。これって矛盾していないでしょうか? 道を歩いている時にはマスクをしているのに、レストランに入るとマスクを外し、食事をしながら大声で笑いながら会話をしている。これって矛盾していないでしょうか? このような人達は、テレビを見ている時と道を歩いている時以外は、コロナウイルス のことが頭の中からすっかり消えてしまうのでしょうか?
   確かに、感染の恐怖に絶えず怯えながら生活することは決して望ましいことではありません。しかし、今の自分の置かれた状況が、コロナに感染するリスクは有るのか無いのかというセンサーを、常に働かせながら生活する習慣を、私達は身につけなければなりません。
  新型コロナウイルスの感染様式は、飛沫感染・空気感染・接触感染の3通りあると言われています。このどの経路が最も重要なのか?その答えを得るためにも、7月上旬の新宿シアター・モリエールでの劇場クラスターの分析結果に対して、多くの人が注目しています。正確なデータは出ていませんが、飛沫感染98%、空気感染1%、接触感染1%と考えて良いと私は考えています。
  政府は、飲食業・旅館ホテル業・イベント会社などに対して厳しい基準を提示していますが、それよりも遥かに大切なのは、利用する人間のマナー向上と楽観主義者に対する警告だと思います。感染拡大の元凶は一部の楽観主義者による気のゆるみと言っても過言ではないと思います。
  同じように、一部の楽観主義者によって悲惨な結果を生むものとして、飲酒運転があります。飲酒運転撲滅キャンペーンとして、「飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」という標語が生まれました。 それと同じように、コロナ撲滅キャンペーンとしてマスクを、「外すなら喋るな!喋るなら着けろ!」ということを徹底すべきと考えます。
  夜の街を目の敵にし、県外への移動を制限するのではなく、夜のお店に入ったら羽目を外して騒ぐのではなく、目を見つめ合って微笑み、ゆったりと静かに癒される。レストランでも、盛り上がって大はしゃぎするのではなく、会話をせずにゆったりと料理の味を楽しむ。旅行に行って酒を飲んで羽目を外すのではなく、自然の中で景色に癒され静かに思索する。これなら全く問題ありません。 変えなければならないのは、お店や旅館ではなく、利用する人の心構えなのではないでしょうか?
  食事する時にマスクを外すことは問題ありません。問題なのは、マスクを外した状態で、おしゃべりをしたり笑い声を上げて飛沫を撒き散らす行為なのです。
  Dr.Yの申し上げることは、論理的に矛盾していることは一切ありません。しかし、専門家の言っていることとは視点が異なるので、政府もマスコミも知らんぷりをしています。 感染拡大防止のため、2回目の緊急事態宣言を回避するために、コロナ撲滅キャンペーンとしてマスクを、「外すなら喋るな!喋るなら着けろ!」を皆さんの力で広めて頂きたく思いますそして、お店の管理者を守るために、羽目を外してルールを守らないお客様を退去させられるような規則を、迷惑防止条例に加えてもらうべきと思います。
  屋外でマスクをしない人に対して非難するのではなく、レストランやライブなどで、気が緩んでマスクをせずに飛沫を飛ばす楽観主義者を啓蒙する事が何よりも大切なのです。 それと同時に、自分の身は自分で守るという考え方に基づき、適宜、荊芥連翹湯を予防的に服用する習慣が広まることで、感染拡大が抑えられることを願っております。
  感染拡大防止と経済活動の両立に必要な2つのアイテムとは、マスクを、「外すなら喋るな!喋るなら着けろ!」という標語、そしてもう一つが荊芥連翹湯の予防的服用というお話でした。 また、皆様のお役に立てるようなお話をしたいと考えています。 Dr.Yでした

**********************************


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⑫新型コロナウイルス:飛沫感染・空気感染・接触感染:荊芥連翹湯を服用するタイミング〈Dr.Yさん動画〉

2020-07-10 05:39:31 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
おはようございます。おばさんです。

昨晩、Dr.Yさんが新しい動画を配信してくださいました。

今回の内容は

〈12、新型コロナウイルス:飛沫感染・空気感染・接触感染:荊芥連翹湯を服用するタイミング〉

です!

ひきつづき、唾液には注意!そして、換気に注意!

最近また、コロナが空気感染するというニュースを見かけ、やっぱりそうなのかぁ、とよく分からなくなっていたので助かりました♪

おばさんまた、全部文字起こししちゃいました。

Dr.Yさん
今日も、先生のお元気そうなお顔拝見できて、うれしいです♡
最新情報ありがとうございます♡
先生もお体を大切になさってくださいね♡
いつも応援しております♡    おばさんより 



以下、文字起こし。ポイントと思われるところを赤にしてみました*************

こんにちは。Dr.Yです。第一波のときには、感染経路や感染リスク、そして、感染時期などが未知であり、感染の恐怖から漫然と毎晩、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を服用することをお勧めしました。しかし、第一波の経験から無症状の感染者が多数存在すること、無症状の感染者から唾液を介して目・鼻・口から飛沫感染することが判明しました。
また、喚起の悪い密室では空気中のウイルス濃度が極端に増加し、空気感染も起こりうるということも判明しました。接触感染に関しては、手指の消毒が、飛沫感染に関してはマスクの着用が、空気感染に対しては3密回避、とくに喚起をよくするということが感染リスクを低下させるうえで極めて有用であるということが判明しました。そのため、不安だからという理由でやみくもに毎日荊芥連翹湯を服用するのではなく、その日の感染リスクに応じて臨機応変に服用すべきと考えるようになりました。本日は感染様式について再確認し、どのようなときに予防的服用をすべきなのかということについてお話したいと思います。

5月25日に緊急事態宣言解除後、ソーシャルディスタンスの確保、マスクの着用、手洗いの励行など新しい生活様式を採用したうえで、社会生活を正常化する方向に舵がきられました。その結果、大都市の夜の街を中心に感染者がまた目立つようになり、それが地方にも拡散しつつあります。新型コロナウイルスの感染様式が明らかになり、インフルエンザと同様に、飛沫感染と接触感染が主な経路であり、患者から2メートル以上離れていれば、ウイルスには感染しないとされています。
ただし、これは喚起が良好な場合のお話です。喚起が悪いと、空気中の飛沫や飛沫核は濃縮してウイルスが短時間空気中を漂うことになります。したがって室内では喚起を十分にしなければなりません。室内に数人の人がいて、その中に感染者がいた場合には、大声で話をしたときには長時間の無換気が空気感染を引き起こすリスクを高めるからです。本来、空気感染をする感染症は、結核、水疱瘡、麻疹の3つだけです。新型コロナウイルスにおいては、空気中のウイルス濃度が極めて高くなったときにだけ空気感染が起こりますが、この空気感染は3密回避で十分に予防可能です。

コロナ患者病棟を除いて、町中で一番感染リスクが高いのは、口腔内を処置し、唾液の飛沫が飛び散る歯科医院であると考えられます。しかし、患者さんから歯科医院スタッフへ感染しクラスター発生したという報告は1例もありません。もともと、患者さんの唾液や血液が飛沫となって汚染される状況にある歯科医院は、対応するすべての患者さんがなんらかの感染症を持っているということを想定して感染防御対策を築いてきたからです。簡単に言い換えますと、目の前の人たちのすべてが感染者かもしれないと想定して行動すれば、感染することはまずありえないということを歯科医院が証明してくださっていると思います。

また、ひとことで3密と申しますけども、パチンコ店でのクラスター発生の報告は無いということを考慮すれば、たとえ密集、密閉であっても、会話をせずに唾液を飛ばすことなく黙々とゲームに興じている限り、感染リスクは極めて低いということがわかります。逆に密集、密閉であり、カラオケバーやライブハウスなどのように、大声をあげて唾液を撒き散らす可能性の高い環境では、空気中のエアロゾル濃度が高くなり、マスクをして飛沫感染対策を敷いても空気感染が起こってしまう可能性があります。いまだ電車クラスターの報告はありませんが、満員電車のなかで全員がマスクをして会話をせず、咳やくしゃみをせずにおとなしく過ごすことができれば、空気感染をするリスクはほとんどないと考えられますが、感染者がくしゃみをしたときには、マスクの端からエアロゾルが漏れて周囲の人が空気感染する可能性は無いとはいえません。ですから、感染を恐れて漫然と荊芥連翹湯を服用するのではなく、その日の行動を振り返り、その日の感染リスクを評価したうえで予防的に荊芥連翹湯を服用すべきかどうかということを判断すべきと思います。

どのようなシチュエーションがハイリスクなのかということを具体的にお示しします。
新規感染者数が多い都会において、飲食するとき以外はマスクを着用し、飛沫感染対策が十分とられているという想定でお話します。

まず、感染リスクが極めて高い危険な場所は、密閉空間大声で話をする場所です。カラオケバー、ホストクラブ、ライブハウスなど、お酒が入ったり、音楽のリズムに乗り、どうして大声を出し、羽目を外してしまう環境です。このようなところに行くことがあれば、荊芥連翹湯を予防的に服用することをお勧めします。

感染リスクが中等度に高い危険な場所は、密封空間で会話をしている人から対流等により空気感染するリスクがある場所です。例えば、混雑し密閉された飲食店です。周りの人からの飛沫感染のリスクがあるのみならず、座席が密で、会話しながら換気の悪い環境で、長時間過ごすということは、空気感染のリスクがとても高くなります。こうしたお店に行かれたときにも荊芥連翹湯の予防投与をおすすめします。

感染リスクの低い場所、すなわち空気感染のリスクを否定しきれない場所です。例えば、スペースを空けてはいるものの食事をしながら会話をしているお客さんがいる飲食店、それからさきほど申しました満員電車、混雑したスーパー、夜の街のエレベータ。こういう場所に行ったときには、感染リスクは低いですけどもゼロとは言えないので、やはり予防的に荊芥連翹湯を服用されることをおすすめします。

実は危険そうに見えてリスクがほとんどない環境というのは、発熱外来のある病院の一般待合室、それから先ほど出てきた歯科医院、パチンコ店、スペースが確保され、換気にも配慮され、みんなが黙って黙々と食事をする飲食店、こういう場所はほとんど感染リスクがないと考えられ、荊芥連翹湯の服用はあまり考えなくてもよろしいと思います。

また、屋外でソーシャルディスタンスが保たれている場合には飛沫感染のリスクもなく、空気感染のリスクもないと考えられますので、マスクの必要はないと考えられます。適宜臨機応変にON/OFFをしていただくのがよろしいかと思います。

最後に街中で手指の消毒に注意すべきものというのは、スーパーの買い物かご、エレベーターのボタン、電車のつり革、ドアノブ等には感染リスクがあると考えられます。紙幣・硬貨・書籍に関しては、リスクはゼロではありませんがさほど神経質になる必要はないと考えております。

まとめてみますと、感染様式は3とおりあります。まず、飛沫感染、感染した人の口から出た唾液が入ってきて感染します。これはマスクで予防できます。空気感染、ウイルス量の多い密閉空間に長時間滞在することで上気道から感染します。病院では、N-95というマスクがありますけれど、一般的には換気をすることで防止をしていただくしかありません。それから接触感染というのは、手についたウイルスを消毒せずにその手で顔を触り、口に入り、感染します。これは手洗い励行、手指の消毒で予防できるということです。
一般的にウイルス1個が体に侵入しても感染は成立しません。最低でも1000個以上のウイルスが侵入しないと感染しないと言われています。その日1日を振り返り、マスクによる飛沫感染予防がしっかりできていたか、空気中のウイルス濃度が高い環境に長時間いなかったかどうか、手指の消毒を確実にできたか、など確認し、今日はリスクがあると判断した日にだけ荊芥連翹湯の予防的な服用をお勧めいたします。

目の前の人はすべてコロナに感染しているかもしれない。この密閉された空間は、空気中のウイルス濃度が高いかもしれない。この手すりはコロナの人が触ったのかもしれない、そう思って対処していれば、感染することはないと考えられます。自分はそんな病気にかかるはずがない、なんとかなるさ、というスキのある人が感染してしまうのです。荊芥連翹湯をうまく利用して社会生活を通常レベルに保ちつつ、感染拡大が収まるのを待つことが、今できる最高の方法であると思います。本日は荊芥連翹湯の適正な服用方法についてお話しました。Dr.Yでした。

アビガン☆Dr.Yさん2

2020-06-24 06:09:42 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
Dr.Yさんが最新の動画の中で教えてくれたことを、自分なりに噛み砕いて、
記事にしておこうと思う。

まずは薬について。

アビガンもあてにしてちゃ危ないってことだね。
インフルエンザにおけるタミフルやワクチンも、あるにもかかわらず、
毎年、流行る。亡くなる人もいる。

だから、アビガンが出ても、コロナはそこそこ流行っちゃうだろうってことだ。

そして、アビガン、レムデシビルは試験管の中では効果が見られたが、
人では
「残念ながら人間を対象とした臨床試験では明らかな有効性を示す結果は得られておりません。 」

「皆さんご存知のC型肝炎は、今は核酸アナログ製剤の内服の時代になり、C型肝炎の95%以上を完治することができるようになりました。残念ながら、レムデシビルもアビガンもそれほどの効果は期待できないようです。 」

アビガン、レムデシビルは核酸アナログ製剤といって、ウイルスの増殖を直接阻害するお薬 なんだね。


それから、トランプが言ってた「クロロキン」。
Dr.Yさん動画の図の中で、さりげなく教えてくれているけど
これは、ウイルスが細胞の中に取り込まれるのを防ぐなんだね。

WHOが表に出したくない薬だ。




そして、アビガン論争が仕掛けられた罠ではないかと、薄っぺらさを感じていたんだけど、それもどうやら当たりだったようだね。
アビガン出たから万事解決ってわけじゃないんだもん。あいつら分かっててやってたね!
副作用のことはよくわかんないけど、論争あおってたのは当たりだった気がする。
その陰でやばい法案をこっそり通したかったんだね。





そして、結局、唾液で感染が広がってるんだね。

無症状の感染者から唾液を介して感染が拡大し、発症する数日前から感染リスクが高まるということが判明し、感染者を隔離するだけではウイルスを根絶できないということが分かってきました 」

大阪府の専門家会議に出ていた宮沢先生も「唾液」を制することがミソだと声高に言っていた。あいつらとの戦い方4 - 丸顔おばさんのブログ
マスクしてしゃべんなきゃ大丈夫ということだったが、やはり完全に制するのは難しい。


「そんな今、わたしたちに必要なのは、手軽に入手でき、副作用の心配もなく、予防薬として、初期の治療薬として有効な薬剤です。新型コロナウイルスは眼の結膜、口腔、鼻粘膜から侵入し、初期にこれらの部位で増殖します。多くの漢方薬の中でも荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)はこれらの部位にとくに強く作用する薬物です。 」

ということなんだね!


先生、わかりました(^◇^)

助太刀感謝いたします♡

おばさん、なるべく丁寧に先生の動画でお勉強します♡

ありがとうございます♡♡♡


「Dr.Yさん情報」カテゴリー作って、皆さんが見やすいように、まとめておくからね!


あいつらに関しましては、あいつらカテゴリー、古い順をクリックのうえ、初期の記事よりご覧ください。

⑪新型コロナウイルス:猛暑の中で第2波にどう備えるか?いざという時に荊芥連翹湯〈Dr.Yさん動画〉

2020-06-22 05:06:11 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
Dr.Yさんが新しい動画をあげてくれました!
今回の内容は、
現時点での誤った世間の常識。
  • マスクをしていると熱中症になりやすいという嘘
  • 現在治験中の薬剤が普及すればなんとかなるかもしれないという嘘
  • 漢方薬が新型コロナウイルスに効くはずがないという嘘
について教えてくれています。
もしかして昨日、おばさんが、抗体が減少するニュースについて知って、コメント欄で「ますます常識に縛られていたら生きていけないね」ってつぶやいたから、アップしてくれた?
先生ありがとー♡ 貴重なお休み使って、動画作成してくださった?
あああ♡ 心から愛してます♡♡♡ 100万回の投げキッス送ります♡😘

おかげさまで、よくわかりました!そして、おばさん、全文文字起こししちゃいました!
これでYouTubeのあいつらに削除されてもここに残る!
みんなも見てって。文字でも見るとより分かる。医療の専門的なことなどはとくに。
そして、おばさんこの文字起こし、ネットができない自分の親に印刷して送ってあげようと思う!皆さんも活用してね!




〈文字起こし〉
衝撃の事実、赤にしてみました。
*********************
11、新型コロナウイルス:猛暑の中で第2波にどう備えるか?いざという時に荊芥連翹湯

こんにちは。Dr.Yです。新型コロナウイルス感染症の院内感染に対する荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)の発症予防効果というDr.Yの論文が「漢方と最新治療」5月号に掲載されました。Dr.Yのチャンネルのコミュニティ欄に貼付してありますので、興味のある方はご覧になってください。
現時点での誤った世間の常識を3つあげてみましょう。
  • マスクをしていると熱中症になりやすいという嘘
  • 現在治験中の薬剤が普及すればなんとかなるかもしれないという嘘
  • 漢方薬が新型コロナウイルスに効くはずがないという嘘
この3つです。

本日はこの3つの嘘についてのお話を6月の時点での最新の知見を踏まえてお話ししたいと思っております。

Dr.Yは基本的に屋外ではマスクを外しています。その代わりに、そばにいる人が突然くしゃみをしたとしても問題ない程度の2~3mの距離を必ず保ちます。万一、突然ほかの人がそばに来た時にには、息を止めてゆっくり吐き続けます。マスクをしないのは、暑さによる思考能力の低下を抑えるためであり、マスクによって熱中症になることは決してありません。首から上の感覚は脳神経の知覚神経が支配しており、手足を支配する脊髄神経に比べてさまざまな刺激をとても敏感に感じ取ります。夏にマスクをしていると頬に暑さを強く感じ、のぼせた感じになります。逆に手を熱いタオルでふいても多少気持ちがいいだけですけども熱いタオルで顔を拭くと爽快な気分になるのは脳神経が刺激されるからです。試しに腕にマスクを巻いて息を吹き込んでみてください。暖かく感じるだけで熱中症には決してならないということが理解できると思います。東洋医学の世界では頭寒足熱という言葉があり、下半身を温め、首から上を冷やすことで自律神経系が安定すると言われています。
犬などの動物と異なり、発汗による体温調節が優れている人間はマスクをしても熱中症にはなりません。脱水になって汗も出なくなって、体温調節ができなくなった状態が熱中症なのです。
新型コロナウイルス感染症に関して総括しますと、潜伏期は平均5日間であり感染者の80%は無症状から軽度の上気道炎症状で終始し1週間程度で治癒する感染症です。
ところが20%では急速に重症化が起こり、5%の人が死亡する病気です。重症化したときに、高齢者、心臓病、呼吸器病、糖尿病、高血圧の患者さんの死亡率が高いことは分かっていますが、どのような人が感染しやすいのか、そしてどのような人が重症化しやすいのかに関してはまだ分かっていません。重症化した患者さんの遺伝子検査をした結果、遺伝子の2か所で有意差が認められました。それが血液型に関する遺伝子であることがわかり、血液型と重症化の頻度を調べた結果はA型は1.5倍重症化しやすくO型は0.5倍と重症化しづらいことがわかりました。時間経過と重症度をグラフに表してみます。感染初期は感冒症状で始まり、呼吸器症状がそのうち出現し、肺炎期に入ります。酸素が必要となり、さらには全身超炎症期となり、呼吸不全、ショック状態になります。初期はウイルスと生体の反応ですが、重症化すると免疫応答が過剰となります。その重症化は、自然免疫の過度の活性化とそれに引き続き、宿主免疫の暴発、サイトカインストームが生じていると考えられています。治療法としては、それぞれの時期に合わせた治療薬を選択する必要があります。全時期において有効な抗ウイルス剤が必要であり、初期は免疫力を高めてウイルスを撃退する薬、重症化したら暴走した免疫力をおさえる薬が治療の要となります。
ウイルスのライフサイクルと治療薬の作用機序についてお話しします。抗ウイルス剤としては、ウイルスが細胞の表面に結合するのを防ぐ薬、ウイルスが細胞内に取り込まれるのを防ぐ薬、プロテアーゼといって酵素の働きを阻害することで感染性を持つ成熟ウイルスへの移行を阻止する薬、そして核酸アナログ製剤というウイルスの増殖を直接阻害するお薬、レムデシビル、アビガンはこれに属します。このレムデシビルもアビガンも動物培養細胞にウイルス感染をさせ試験管内での実験では、明らかな抗ウイルス作用を確認できましたが、残念ながら人間を対象とした臨床試験では明らかな有効性を示す結果は得られておりません。レムデシビルもアビガンも、核酸アナログ製剤ということで、肝炎ウイルスやAIDSウイルスをはじめとして多くのウイルスに対して、核酸アナログ製剤が開発されています。皆さんご存知のC型肝炎は、今は核酸アナログ製剤の内服の時代になり、C型肝炎の95%以上を完治することができるようになりました。残念ながら、レムデシビルもアビガンもそれほどの効果は期待できないようです。
季節性インフルエンザの死亡者数の推移のグラフです。インフルエンザにはワクチンがあり有効とされる抗ウイルス剤があるのに毎年インフルエンザの流行は起こり、今季も感染者は1万人を超え、インフルエンザ死亡者数は3000人を超えています。タミフルやゾフルーザは病期を1日短縮する作用があります。高齢者の重症化防止に役立つと言われています。しかし、Dr.Yの病院でも毎年、原発性インフルエンザ肺炎で重症化して入院治療を受ける高齢者が数人いますが、全員ワクチンを接種し、抗インフルエンザ薬を投与されています。インフルエンザの治療薬に、本当に意味があるんだろうかと首をかしげる臨床医がたくさんいます。インフルエンザよりも感染力が高く、死亡率が高い新型コロナウイルスに対して、インフルエンザワクチンやインフルエンザ治療薬と同じ程度のワクチンや薬剤であれば大した効果は期待できないのではないかと推測され、インフルエンザに対する治療薬よりももっと強力な治療薬を待っております。6月21日現在の累計患者数は17864人ですが、実際の感染者数は、確認されている数の10倍はいるのではないかという説を唱える専門家が大勢いました。
6月に入り、抗体検査の結果が相次いで発表され、それが真実であるらしいということが裏付けられました不顕性感染が多い理由は、発症数日前から感染力が高まり、至近距離での会話等により唾液を介して感染するということが明らかになりました。日本国内の新型コロナウイルス抗体陽性者の割合を示します。ソフトバンクグループは6月9日約44000人の新型コロナウイルス抗体検査結果を発表し、抗体陽性者は0.43%で、日本の人口から計算すると約45万人が感染していることは予想され、PCR陽性患者の17000人と比較すると、発表された患者数の30倍の患者さんがいるのではないかと予測されました。6月16日に厚生労働省の抗体検査の結果は8000人とソフトバンクよりも規模は少ないものの2種類の抗体を組み合わせて、より精度が高いというようなことで、ソフトバンクの発表の1/4でしたがある程度信頼できるデータかもしれません。いずれ風疹抗体価と同じようにELISA法で精密測定ができれば確実なことが分かるようになると思います。ちなみにアメリカの抗体検査のデータです。ロックダウンを起こしたニューヨーク州とカリフォルニア州のデータです。日本よりも2桁ほど多い抗体陽性率になっています。しかしPCR陽性者と抗体検査陽性者の比率を見ると、日本と同様に10~30倍ということになり、不顕性感染者が10倍はいるのではないかということが推測されています。もしも、抗体陽性者がPCR陽性者の10倍以上あり、無症状感染者が有症状感染者の10倍以上存在するのであれば、この重症化比率は下記のように置き換えられます。感染者の98%は無症状から軽い症状で終わり、0.5%の患者さんにおいて重症化が起こり、致死率は全患者の0.2%と1/10ということになり、インフルエンザの約10倍程度に収まることになります。これは中国で77組の感染ペアを確認したところ、赤が最初に感染した人、そして一緒に暮らすことでうつった人が青です。緑のところは濃厚接触した時期ということをグラフにしてみますと、発病の時期のずれが3~4日のところが多いということが分かり、潜伏期の5日を考慮すると発症する2、3日前からウイルスの排泄が始まり、無症状のうちにウイルスを撒き散らしているというようなことが分かってまいりました。軽症者は発病後1週間ほどで感染力はなくなるということが分かり、症状が消失すればPCR検査の結果を待たず、10日後に隔離解除になります。中等症から重症者は、より長く感染力が持続するということも分かってまいりました。しかし、鼻咽腔検体のPCR陽性率のピークと、この発症前の感染とには大きな乖離があります。このPCR検査の頻度を見ると、発症した日で62%、発症して3日目で80%、発症して4日目で79%、要するに3日目が一番のピークでそのあとだんだん下がっていくということが分かります。これは一体なにを意味してるか?ということになりますと、鼻咽腔のウイルス量は発症後にピークになり、気管や肺の中の痰の中のウイルス量はさらに遅くピークになり、便の中のウイルス量はさらに遅くピークがあり、唾液の中のウイルス量が最初に増えてくる、これが発症前の感染の原因であると推測されています。6月16日より新型コロナウイルス抗原検査が全国の医療機関で保険診療において受けられるようになりました。当初はPCR検査に比べて感度が低いので陽性のときは感染ありと診断し、陰性の場合にはPCR検査で確定診断をつけるように指導されていました。しかし、このたび診断方法が改定され、ウイルス量が高いとされる感染後2~9日目には抗原検査のみで感染の有無を診断してもよいということになりました。もちろんPCR検査自体も偽陰性がありますので、抗原検査も偽陰性を考慮しつつ臨床症状とCTなどの画像検査も合わせて判断しなければなりません。また6月19日より感染者接触確認アプリCOCOAをダウンロードすることが可能となり、クラスター対策が新たなステージに入りました。抗原検査の普及により、軽症患者さんの診断が簡単につけられるようになり、また、接触確認アプリにより感染リスクを知ることができるのはとてもありがたいことです。しかし、それに対する対処方法がなければ、発症して重症化するんじゃないか、不安の中で数週間過ごさなければなりません。無症状の感染者から唾液を介して感染が拡大し、発症する数日前から感染リスクが高まるということが判明し、感染者を隔離するだけではウイルスを根絶できないということが分かってきました。そんな今、わたしたちに必要なのは、手軽に入手でき、副作用の心配もなく、予防薬として、初期の治療薬として有効な薬剤です。新型コロナウイルスは眼の結膜、口腔、鼻粘膜から侵入し、初期にこれらの部位で増殖します。多くの漢方薬の中でも荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)はこれらの部位にとくに強く作用する薬物です。風邪の初期に葛根湯を服用するのと同じように、新型コロナウイルス感染の予防・初期の治療薬として、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は期待できると考えられます。世間の誤った常識の壁を打ち破り、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)が多くの人々の間で広まり、皆様の安心と健康のためにお役に立てれば幸いでございます。Dr.Yでした。