丸顔おばさんのブログ

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⑩新型コロナウイルス:ウイルスと共存する社会(荊芥連翹湯が世界を救う)〈Dr.Yさん動画〉

2020-08-03 05:40:18 | Dr.Yさんコロナ・荊芥連翹湯動画文字起こし
この動画は、Dr.Yさんの論文掲載先が変更になったときに配信してくださった動画だ。
先生の論文は「漢方の臨床」に掲載予定でしたが、
変更になり、「漢方と最新治療」vol.29 No.2 2020.5 p.131-136に掲載されています。
Dr.YさんYouTubeチャンネルのコミュニティに動画の画像を載せてくださっています。


おばさんがいちはやく↑気づいてしまって、どうしたもんかと思案していたところ、この動画を配信してくださったのだった!

その他参考記事:




この動画は2020/5/27に配信してくださったもので、コロナが下火になったころだったので、感染リスクが減少した際の過ごし方や荊芥連翹湯の服用方法などをお話してくださっている。

それから、コロナ以外の風邪やインフルエンザのときの漢方薬での対処法も教えてくれている。風邪だと思って安易に市販薬を飲むと、万一コロナであった場合、サイトカインストームを引き起こす可能性があるという報道があり危険なのでこの部分は超重要だ。

おばさんも、自分のブログ記事にこの部分を取り上げ、まとめ、注意喚起している。





10、新型コロナウイルス:ウイルスと共存する社会(荊芥連翹湯が世界を救う)

文字起こし。赤、おばさん追記**********************

こんにちは。Dr.Yです。「漢方と最新治療」5月号にDr.Yの論文『新型コロナウイルス感染症に対する荊芥連翹湯の院内感染予防効果』が掲載されます。
学会雑誌ですと皆様が入手できないので、世論時報社の雑誌に投稿し直しました。現在印刷中です。来週には、詳細をお伝えすることができると思います。

2020年5月25日現在の日本における新型コロナウイルス新規感染者数です。緊急事態宣言により、徹底した隔離政策と行動制限が実施され、経済的損失という痛みを伴いながらも医療崩壊を防ぐことができたのはとてもすばらしいことだと思います。

感染症の原因となる病原体20種類の季節変動を調べたグラフです。黄色の線が1月です。細菌感染とアデノウイルスは通年生の病原体といえます。コロナウイルスとインフルエンザウイルスは冬季に増加します。ライノウイルスとエンテロウイルスは春と秋に増加します。
人間に感染するコロナウイルスはSARS・MARS・新型コロナウイルス以外に風邪の原因となるコロナウイルスが4種類確認されており、これらはいずれも冬に拡大し、夏に縮小するという季節性が認められています。
ですから新型コロナウイルスに関しても例外ではない可能性があり、今年の冬に大流行する可能性は否定できません。インフルエンザと新型コロナウイルスの両者が流行した時には今回よりも厳しい対応を迫られることになります

5月25日現在の世界における新型コロナウイルス新規感染者数です。世界ではまだまだ感染の拡大は持続しています。
新型コロナウイルス感染世界マップです。今後は南アメリカやアフリカでの感染拡大が予測されます。海外渡航者からの日本国内への持ち込みリスクは数年間は持続する可能性があります
5月25日、緊急事態宣言が解除されました。感染の第1波のピークは過ぎたもののこれで撲滅できるわけではなく、他の多くのウイルス同様に社会生活を通常通りに行いつつ、新型コロナウイルスと共存する方法を築いていかなければなりません。
今後、散発的に発生する新型コロナウイルス感染をクラスター化させないためには3つのポイントがあります。
それは、①診断技術の向上②感染防止対策の充実、そして、③予防薬治療薬の普及ということだと思います。診断機器の精度を上げて検査を簡便化させる。AppleとGoogleが開発した新型コロナ濃厚接触通知アプリを活用すること。近隣諸国が行っている感染者位置情報のアプリも必要だと思います。

そして、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を予防薬として活用すること、治療薬の普及としては今は暗中模索ですけども荊芥連翹湯を治療薬として普及させること。この3点が必要と思います。

新規感染者が減少し感染リスクが減少した現在、荊芥連翹湯をいつまでどのようなときに服用するのがいいのか、本日はそのようなお話をしたいと思います。一言で申し上げますと、漠然と感染対策をするのではなく、感染対策をする意味をよく考えて自分のおかれた状況をしっかりと分析しつつその時々に応じた対応策を講じる必要があると思います。

マスクに関しましても1日中マスクをしている必要はないと思います。マスクを装着する意味を考えて、マスクが必要なのかどうかを判断しつつ適宜ON・OFFすべきと思います。マスクの意味合いはくしゃみや咳による唾液や痰の飛沫防止です。
まず一番は、他人に迷惑をかけないためのマナーとして、そして自分を守る防御のため、この2つの意味合いがあります。人間は1回に大体500CCの空気を2秒間で吸い込みます。マスクの周りの空気のほとんどがマスクのフィルターを介さず、周りの隙間を通って吸入します。ということでマスクの主な役割は、直接唾液や痰が口の中に入らないようにというのが目的でしてウイルスを完全に防御できるというわけではないわけです。
3密が避けられない状況では、マスクをすべきです。人通りの少ない屋外でマスクをする意味はあまりないと思います。そばに人がいて、突然くしゃみをした時に自分に危害が及ぶような状況かどうか?それで判断してみてください。

予防薬として荊芥連翹湯服用についてですけども新規感染者が激減し病院に勤務しているDr.Yでも3密を避けて通勤が可能ですので荊芥連翹湯を予防薬として服用する日は5月下旬は週1度程度でした。診察中に患者さんの口の中をのぞいていて、患者さんから顔に向かって咳を吹きかけられる。そんなことが年に数回あります。必要なのはそのようなときぐらいでしょうか。
荊芥連翹湯は雨に濡れて風邪をひかないための傘とお考えください。傘を持って行くか、折り畳み傘にするか、持たずに行くか皆さまはどのように決めていますか。天気予報を参考にすると思います。それと同じことです。傘を持っていくかどうかは自分の住んでいる地域の天気と出かける地域の天気予報を参考にすると思います。
今までは緊急事態宣言が発令された集中豪雨のような状況でしたので、必ず傘を必要としました。でも今後は雨に降られる可能性が減りますので、傘をどうするのかは、自分で判断しなければなりません。天気の場合にはその日の天気予報と週間天気予報、そして、雨雲レーダーを見て判断できます。

左側がシンガポールで導入されている濃厚接触通知アプリです。過去14日間に濃厚接触した可能性のある人に通知が届きます。右は韓国で導入されている感染者位置情報です。100m以内に感染者がいるとアラームで警告されます。プライバシー、個人情報の問題があり、民主主義の国家でどこまで踏み込んだ対応ができるかという課題は残されています。

新型コロナウイルスに関しては都道府県別の新規感染者数と濃厚接触通知アプリ等を活用し自分で判断しなければなりません。外出する前と帰宅後の2回確認をすればベストだと思います。あぁ、今日は感染のリスクがあったなと考えたときのみ予防的に荊芥連翹湯を服用することが望ましいと思います。

簡単に申し上げますと、今までは新型コロナウイルスに対する予防薬として荊芥連翹湯を夜1P服用することをお勧めしましたが、新規感染者が減少し、感染リスクが少なくなった現在はルーティーンで荊芥連翹湯を服用することをやめてもいいと思います。
残念ながら、まだ臨床試験は実施されておりませんが、荊芥連翹湯の院内感染予防効果は、インフルエンザに対するタミフルの予防効果よりも強力であったと判断できますので、感染早期に荊芥連翹湯を服用することで軽症で済ませることができると予測しているからです。
3密を回避できなかった日だけ、予防的に内服し、感染を疑ったら3日間1日3回服用するというパターンでよいのではないかと考えております。
万が一、嗅覚の異常、結膜炎症状、咽頭痛、咳などの症状が出現し、ちょっとこれは・・・新型コロナウイルスっぽいな、と疑ったときには荊芥連翹湯1Pを1日3回3日間服用し、改善しなければ、医療機関を受診して今後診断が町のお医者さんでもできるようになれば新型コロナウイルスの検査を受けることをお勧めします。

現在、新型コロナウイルスの急性期の診断としてPCR法、抗原検査、抗体検査は急性期はなかなか難しいです。SATIC法などの検査法が開発され、感度、それから検査結果が出るまでの時間がどんどん改善されています。精度と迅速性と簡便性がさらに改良され、一般の医療機関でインフルエンザと同様に手軽な検査が可能となり、そして治療薬として荊芥連翹湯が処方されればとてもよいと思っています。

ウイルス感染症に対する初期治療の概要を説明します。火事も自宅の消火器による初期消火が大切なようにウイルス感染も自宅の漢方薬による初期消火でボヤを食い止められると考えています。
Dr.Yは風邪に対する対応としては、葛根湯をつねに鞄に入れておき、ぞくぞくして、喉の違和感を感じて、風邪をひいたなぁと思ったら、ただちに葛根湯を2P服用し、それで改善しなければ1Pずつ1日3回を2日間服用します。それでも改善しなければ、医療機関を受診し西洋薬の服用をお勧めします。

悪寒と関節痛と高熱でインフルエンザを疑った時には、麻黄湯1Pと梅酒もしくは梅ジュースを飲んで休みます翌日それで治らないときには、麻黄湯1Pを服用して医療機関を受診し、インフルエンザの検査を受け、必要に応じて西洋薬である抗ウイルス剤を処方してもらいます。

それと同じように、新型コロナウイルスに感染した疑いがあったときには、荊芥連翹湯を1日3回を3日間服用し、3日間で改善しなければ5日間、それでも改善しなければ1週間から2週間服用というスパンでお考えいただければ、結構だと思います。

風邪の場合には、葛根湯を2Pを1回飲んで、だいたいこれで90%予防できています。
インフルエンザに関しては症状が激烈であり、初期治療では30%ぐらいしか良くなりません。
新型コロナウイルスに関しては、90%ぐらいは予防できるのではないかと予測していますけど、まだ科学的なデータは取れてません。重症化の予防にも有効だと予測しております。

社会生活を通常に回復しながら散発的に発生する新型コロナウイルス感染症が荊芥連翹湯を早期に服用することにより軽症ですみ濃厚接触アプリを活用しながら、予防的に荊芥連翹湯を服用することでクラスター化しないように終息する。
このような形で社外活動を制限することなく、ウイルスと共存できることを願っております。日本ではとりあえず第1波が収束しましたが、海外では感染拡大が続いています。検疫システムにも限界があります。全世界での新型コロナウイルス感染が収束して初めて、日本での感染リスクがゼロになります。荊芥連翹湯が海外でも利用され早く感染が収束することを願っております。Dr.Yでした。

説明欄******************
2020/05/27に公開

漢方と最新治療:5月号にDr.Yの論文「新型コロナウイルス感染症に対する荊芥連翹湯の院内感染予防効果」が掲載されます。学会雑誌ですと皆さまが入手できないので、世論時報社の雑誌「漢方と最新治療」に投稿し直しました。現在印刷中です。来週には詳細をお伝えできると思います。
 2020年5月25日現在の日本における新型コロナウイルス感染者数です。緊急事態宣言により徹底した隔離政策と行動制限が実施され、経済的損失という痛みを伴いながらも医療崩壊を防ぐことができたのは、とても素晴らしいことだと思います。
  人間に感染するコロナウイルスは、SERS、MARS、新型コロナウイルス以外に、風邪の原因となるコロナウイルスが4種類確認されており、これらは何れも冬に拡大し夏に縮小するという季節性が認められていますので、新型コロナウイルスに関しても例外では無い可能性があり、今年の冬に大流行する可能性は否定できません。インフルエンザと新型コロナウイルスの両者が流行した時には、今回よりも厳しい対応を迫られることになります。
  世界ではまだまだ感染の拡大は持続し、今後は、南アメリカやアフリカでの感染拡大が予想され、海外渡航者からの日本国内への持ち込みのリスクは今後数年間持続する可能性があります。
  感染の第1波のピークは過ぎたものの、これでは撲滅できる訳でなく、他の多くのウイルス同様に、社会生活を通常通りに行いつつ、新型コロナウイルスと共存する方法を築いていかなければなりません。
  今後、散発的に発生する新型コロナウイルス感染をクラスター化しないためには、①診断の為の検査精度を上げて簡便化させること、②アップルとグーグルが開発した「新型コロナ濃厚接触通知アプリ」APIを活用すること、③荊芥連翹湯を予防薬・治療薬として普及することの3点が必要と思います。 新規感染者が減少し、感染リスクが減少した現在、荊芥連翹湯をいつまで、どのような時に服用するのが良いのか、本日はそのようなお話をしたいと思います。一言で申し上げますと、漫然と感染対策をするのでなく感染対策をする意義を考えて、自分の置かれた状況をしっかりと分析しつつ、その時々に応じた対応策を講じる必要があります。 ① マスク、②手の消毒、③予防薬の3点に分けてお話しします。 新規感染者が減少し、感染リスクが減少した現在、荊芥連翹湯をいつまで、どのような時に服用するのが良いのか、本日はそのようなお話をしたいと思います。
一言で申し上げますと漫然と感染対策をするのでなく、感染対策をする意義を考えて、自分の置かれた状況をしっかりと分析しつつ、その時々に応じた対応策を講じる必要があります。まず、予防薬としての荊芥連翹湯服用についてですが、新規感染者が激減し、病院に勤務しているDr.Yは、3密を避けて通勤可能ですので、荊芥連翹湯を予防薬として服用する日は、とても少なくなりました。診察中に、患者さんの口の中を覗いていて、医者の顔に向かって咳を吹きかける、そんな無頓着な患者さんに年に数人遭遇します。そのような時くらいでしょうか? 荊芥連翹湯は雨に濡れて風邪をひかないための傘とお考えください。傘を持っていくか、折り畳み傘にするか、持たずに行くか、皆さんはどのように決めていますか?気予報を参考にすると思います。それと同じことです。傘を持っていくかどうかは、自分の住んでいる地域の天気と出かける地域の天気予報で確認できます。今までは、緊急事態宣言が発令された集中豪雨のような状況でしたので、必ず傘を必要としました。今後は、雨に降られる可能性が減りますので、傘をどうするのかは?自分で考えなければなりません。天気の場合には、その日の天気予報と週間天気、そして雨雲レーダを見て判断します。新型コロナウイルスに関しては、都道府県別感染者数の新規感染者数と、濃厚接触通知アプリAPIを活用し、判断しなければなりません。外出前と帰宅後の2回の確認が必要であり、感染のリスクがあると考えた時にのみ、荊芥連翹湯を服用することが望ましいと思います。簡単に言い換えますと、今までは、新型コロナウイルスに対する予防薬として荊芥連翹湯を夜1P服用することをお勧めしていましたが、新規感染者が減少し、感染リスクが少なくなった時には、ルーティンで荊芥連翹湯を服用することを止める、3密を回避できなかった日だけにしても良いと思います。万一、嗅覚異常、結膜炎症状、咽頭痛、咳嗽などの症状が出現し、新型コロナウイルスに感染したことを疑った時には、荊芥連翹湯を1Pを1日3回を3日間服用し、改善しなければ医療機関を受診して新型コロナウイルスの検査を受けることをお勧めします。
  現在、新型コロナウイルスの急性期の診断として、PCR、抗原検査、SATIC法などの検査法が開発されています。精度と迅速性と簡便性がさらに改良され、インフルエンザと同様に手軽に検査がかのとなり、治療薬として荊芥連翹湯が処方されれば良いと思います。
  Dr.Yは風邪に対する対応としては、葛根湯を常に鞄に入れておき、ゾクゾクして喉の違和感を感じて風邪をひいたと思ったら、直ちに葛根湯を2P服用し、それで改善しなければ1Pずつ3回2日間服用します。それで改善しなければ医療機関を受診し、西洋薬の服用を考えます。
  悪寒と関節痛と高熱でインフルエンザを疑った時には、麻黄湯1Pと梅酒(梅ジュース)を飲んで休みます。翌朝それで治らない場合には、麻黄湯1P服用して医療機関でインフルエンザの検査を受け、必要に応じて抗ウイルス剤を処方してもらいます。  新型コロナウイルスに感染した可能性があると思った時には、荊芥連翹湯を3日間服用し、それで改善しなければ5日服用、それでも改善しなければ7日〜14日服用というスパンでお考え頂ければ宜しいと思います。 社会生活を通常に回復しながら、散発的に発生する新型コロナウイルス感染症が、荊芥連翹湯を早期に服用開始することにより軽症で済み、濃厚接触アプリを活用しながら予防的に荊芥連翹湯を服用することで、クラスター化しないで終息する。 このような形で、社会活動を制限することなく、ウイルスと共存できることを願っております。
  日本では取り敢えず第1波が終息しましたが、海外では感染拡大が続いています。検疫システムにも限界があります。全世界での新型コロナウイルス感染が終息して、初めて日本での感染リスクがゼロになります。荊芥連翹湯が海外で利用され、早く感染が終息することを願っています。 



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