鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

高校サッカー

2006-01-09 | 日記その他雑記とか

今日は成人式ですね。新成人の皆さんおめでとうございます。
自分にはもう遠い昔の思い出ですが、とにかく楽しかったのをよく覚えています。小・中・高時代の友達と一度にまとめて再会を果たし、近況などを聞けたりして大変有意義であり感動的な一日でした。また、同級生の女の子たちがすごくきれいになっていたのにも驚かされました。あれから自分は少しずつでも進歩出来てるかなあなんて考えさせられます・・・。

さて、今日は全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が東京・国立競技場で行われました。私は自宅観戦しました。大変に熱い好試合だったと思います。昨年の覇者で今年も優勝候補である鹿児島県代表の鹿児島実業高校とそれほど下馬評も高くなかった滋賀県代表の県立野洲高校というカードでしたが、延長戦の末に2対1で野洲高校が勝ちました。鹿実はJリーグにも多くの選手を輩出していますし、高校サッカーの常連だけあってさすがと思える気迫や試合巧者ぶりを感じましたが、野洲の個人技、特にドリブルのテクニックが本当に素晴らしかった。もちろん戦術に裏付けられた流れるようなパス回し、観ていて大変面白いサッカーだったと思います。自分たちのサッカースタイルを貫いた見事な優勝だったと思います。
私は大晦日に1回戦を観戦に行った際に買った今大会の公式プログラムを持っています。このプログラムには各校の選手の背番号や生年月日、出身中学などが紹介されているのですが、この両校は地元出身選手の多いこと。まずこれに好感が持てました。特に野洲はエリート集団ではなく、エースFWの青木君はじめいわゆる雑草集団でした。今大会の出場校はもちろん、高校野球でも当たり前になっていますが、他県からの越境入学が非常に目立つ昨今において、このことがまず立派だと思いました。しかも県立高校というのがまた立派ですよ。試合終了の瞬間、中継していた日テレの実況の方は「高校サッカー界に新時代の到来」と叫んでいました。

それにしても最近のスポーツ界は下馬評の高くないいわゆる伏兵の活躍が目立つように感じます。巷で流行りの下克上というやつですな。有馬記念で断然の一番人気に支持されたディープインパクトを負かしたハーツクライ。正月の箱根駅伝で駒沢大学の5連覇を阻止した亜細亜大学。サッカー欧州CL優勝のリバプール。昨年6冠という偉業を果たした我が千葉ロッテマリーンズも開幕当初の下馬評は決して高くなかったはずです。これはもしやドイツワールドカップの日本だってブラジルに勝てるかも!?まだ始まったばかりの2006年ですが、今年はスポーツの世界においてはどんなドラマ、感動が生まれるのか楽しみですね。