と言ったら石原裕次郎ですが、本来は小樽に行きたかったけど、雪による遅れで断念…。は~「逃げ寿司」の実家へ行きたかったなぁ~。平岸の「聖地」もこの雪と寒さにやられて×。そうしようかな~と特急の車内紙をパラパラめくっていたら、1つ隣の桑園駅そばに天然温泉があるとか。
ということで、隣の桑園に移動。駅から歩いても3分程で「たまゆら」に到着。スーパー銭湯風だが、料金は銭湯並みの420円。それでもジャグジーや露天風呂まであったりと本当にこの値段でいいのかと思う作り。おかげで疲れも寒さも取れて気持ちよかったです。ただ、露天風呂には行く勇気はありませんでしたが…。
一風呂浴びたら、さすがに夕飯の時間。ここでは食堂も併設されてて色々食べさせてくれますが、札幌まで来たら味噌ラーメン食べなくては…。
早速、味噌ラーメンを注文。「札幌ラーメン=味噌味」と思いがちですが、ラーメン店や食堂でも醤油、味噌、塩の各味はちゃんと置いてあります。もちろん、ここでも同じでした。程なく役者が出てきましたが、やはり麺は黄色いちぢれ麺で、スープは濃厚な味。野菜もスープとからんでまた美味い!おかげで体も温まりました。
さて、これからメインイベントへ出るか。
「お前はもう死んでいる!」
「ひでぶ!」
というように、函館でケンシロウに秘孔を突かれた訳ではありません。
函館をある程度堪能したので、やはり道都・札幌に移動です。函館~札幌間の移動と言ったら特急北斗号であります。と言っても、この区間はスーパー北斗号が幅を利かせてますが、14:00発のは従来の車を使っての運転。(車は画像を見てちょ。)よって「スーパー」が付かない列車です。所要時間はスーパー北斗より多少多く掛かりますが、まぁ、これも良いでしょう。発車5分前に飛び乗るように乗りましたが、自由席でも空いていたばかりか、座席もリニューアルされてた車が充当されていました。乗車の車は1号車の進行右側。前の方なんで自由席ではありながら前面展望も少々楽しめる少し得な席だったりします。
定刻通りに函館を出て、しばしは市街地を走りますが、10分も走れば人家もなく雪深い冬の北海道の景色。いかめしで有名な森駅が近づくと、しばらくは海岸線沿いを走りますが、今日の海は少々荒れ模様。しかも、函館では晴れ間も覗いていたのに北上するにつれて雪がちらつくように…。そんな中、車内販売がやってきて、コーヒー&バームクーヘンセットを注文。食べながら雪景色を見るのもなかなか乙なもの。
洞爺、伊達紋別あたりまでは乗降も少なく、このまま札幌までこの調子かと思ったら、東室蘭、登別で大量乗車で席が全て埋まってきた。室蘭~札幌間には電車特急のすずらん号が雁行するが、いい時間帯を走るので盛況の様子。段々空も暗くなり、苫小牧まで来るとさらに乗車し、満員御礼。さすがに座っている方も疲れた…。だが、この様子も新千歳空港の入口・南千歳まで。南千歳からは席にも余裕ができ、あとは札幌までラストスパート。
札幌に近づくにつれ、雪が深くなっていく。しかも列車もノロノロ運転…。快調に通過するハズの白石、苗穂に何分か運転停車の後、遅れること20分で札幌に到着!さて、今日のメインにと思ったが寒い…!どうしようかな~?
店内に入ると、まぁ普通のコンビニではありますが、作りはミニストップの様に調理スペースがあるのが特徴。早速、名物の焼鳥弁当(中)を注文。すると、早速調理室でジュージューと焼く音がしてきます。待つこと10分弱で役者が出てきました。
写真を見て「おかしい!」と思うかも分かりませんが、「焼鳥」といっても肉は豚肉であります。これは道南地区が養豚が盛んだったことや、港や工場に勤める人のスタミナ源として好まれたことが背景にあるようです。(特に室蘭では盛んだった。)
余談はさておいて、早速がっつきましたが、程よい塩味に豆板醤を効かせたタレも絶妙でご飯が進む味。文句なしで美味い!しかも税込¥504なのもグ~!是非とも味わって欲しい逸品です。ごちそうさま~!
函館と言ったら路面電車が走る街。ということで、市電の1日乗車券を買って市内の観光へ。函館駅前から乗り込み、終点の湯の川へ。そこからバスに乗ってトラピスチヌ修道院へ。よ~く考えたら今日は日曜日…。でも一応中には入れました。
ここで早速お土産タイム。ここの名物は修道院手づくりマダレナ(マドレーヌ)やジャム、バター飴にクッキー。勿論、キリスト教関連の本や手づくりのロザリオもありますが、とりあえずマダレナやジャムをGET。
再びバス~市電で来た道を戻り、駒場車庫で電車の撮影。お目当ての530号は車庫の奥でグースカで少々ガッカリ…。でも、行きにこの系統の車両が来たので旧型車を走りっぷりを堪能することはできました。
今度は中心部へ。函館駅を過ぎると戦前の洋風建築が多く目に付く。江戸末期の開国&開港で貿易港として栄えた名残でもあり、今でも大切に使われているのは嬉しい限り。というのも、最近はこういう建築物にハマってしまったおいらです。
末広町電停で降りて教会群やら洋館やらを見学。さすがにこう回っていると朝から海鮮丼を食べたのに腹が減ってきた…。よし、函館の隠れた名物でも食べるか!
さて、函館と言ったらサブちゃんではなく、朝市が有名。
ホテルが朝市のすぐそばということで、朝から親子丼を食す。親子丼と言っても卵と鶏肉のではなく、鮭といくらの丼。これがまた絶品。しかも¥500(みそ汁付き)で食べられるのもウレシイ!さぁ、朝からスタミナ満点となった所で街へ繰り出すか!
宇都宮、黒磯、郡山、福島、白石と順調に乗り換えて、もうすぐ仙台という所で急停車。なんと踏切支障で前が詰まっているとのこと。順調に行けば次の乗り換えまで15分あるので蕎麦でも食べられるかなと思っていたのに…。結局10分遅れで仙台へ。しかも来る電車が続けて701系なんて…。おいらが高校の時までは455系や一ノ関以北じゃ客車列車がバンバン走ってて旅情満点でしたが…。
とりあえずは座って行けたので、パンかじりながら段々雪景色になっていく風景を眺めていると、改めて東北へ来た感じが…。しかし、矢幅駅手前の踏切でもまた踏切支障で10分停車…。
え~かげんにせ~よ!
おかげで盛岡から先へ行く列車の乗り継ぎは「オリンピックの100m競走」でした。
盛岡から先はIGT、青い森鉄道とスルー運転でしたが、盛岡発車時点では通勤電車並みの混雑もいわて沼宮内、一戸まで来るとカラガラ…。こんなものです。
八戸からは飛び道具。先立って全線開通した新幹線で新青森へ。外も真っ暗でしたが、半分以上がトンネル…。所詮こんなものです。新青森に何の感動も無く到着しましたが、さ~ここからが本日のメインディッシュ!スーパー白鳥に乗車です!
新青森から乗り継ぐと789系がスタンバイOK。早速乗り込むが、やはり東日本の特急とは違い、車内のデザインにも遊び心が…。今回から「北海道&東日本パス」では青函間は自由席特急券をプラスすれば特急乗れるのでこれだけでも十分時間短縮&リッチに北海道へ。
そんな訳で新青森を発車し、程なく青森。ここで方向転換すると津軽海峡線へ。車内では東京FMの大橋俊夫アナの声で案内放送が流れる。この声を聞くと、
「みゆき・ザ・日曜劇場」
を思い出してしまうのは中島みゆきファンでしょう。
吹雪にもめげずに力走し、青函トンネルへ。前は小6の時に家族旅行で行っただけ、しかもその時は大雨で運休等があってぎゅうぎゅうの快速海峡号で通ったっけな~。そう思うと、今回は外を見ながらユックリと堪能できました。
交換列車等の遅れもあってまたしても10分遅れでありましたが、22時前に函館に到着。下道使って1日で函館とは…何だか便利な反面、面白みに欠ける所も。でも、トータルすれば楽しかったかな?
さて、函館散策に続く…。
年も明けたし、ネタもある程度貯まったのでので明日より更新いたします。お楽しみに!
阪急も阪神も乗り入れ・接続先の山陽姫路まで範囲内なのも特筆ものですね。だけど、この券を貰ってもあまりいい気がしないのが本音だったりします。
キョンキョンネタではなく、久々にこのネタです。
この神戸遠征、実にツイてなく、特に行きの電車は2度も人身事故に遭って予定が大幅に狂ってしまいました。そんな中でもこんな物が手に入りました。それが振り替え乗車券です。
以前、東京メトロの振り替え乗車券を紹介しましたが、関東と関西では渡し方も違えば切符の様式も違います。
ご覧のものは阪急のモノですが、振り替え区間の路線図が入っていますね。また上下切り離し可能で上は会社用として回収され、下はICカード等の処理のための控えとして利用できるようになっています。
また、振り替え乗車券も振り替え依頼先の路線の駅で貰うようになっているもの関東地区とは違うシステムですね。
このシリーズ、少々続きます。