まりねこの足あと

映画、美術展の感想を書こうと始めたものの、いつの間にかアニメ感想&グッズ中心となったブログ。

ジャンパー

2008-03-20 23:29:50 | 映画
SW以来、ヘイデン君ラブなのと、
普段なかなかロケの許可が下りない場所(エジプトやコロッセオ等)で撮影されたとのことで、
かなり期待!していたんですが。
うーん、話の掘り下げ方がやや浅かったかな?

高校生の時、好きな場所に瞬間移動できる「ジャンパー」としての能力に目覚めたデヴィッド。
でも、だからといってその能力を世のため、人のために役立てようとはせず、
ひたすら勝手気ままに生きるのみ!
敵の組織と戦う理由も、自分と自分の大事な人を守るためだけだし・・・
デヴィッドは、自分は悪いことなんか何もしていない、と言うけれど、
銀行強盗を始め、全て君のせいじゃん
スケール感が小さいから、どうもイマイチ、ジャンパーの世界にのめり込めなかったです。

その「ジャンパー」を狩る組織「パラディン」とは、一体何者なんでしょう?
彼らは中世の頃より存在し、瞬間移動を「神だけに認められる能力」として、
ジャンパーの存在自体を「悪」だとみなしてきたことからすると、
狂信的な宗教集団の一つ・・・と考えてよいものなのかしら?

アクションは「Mr.&Mrs.スミス」の監督さんだから、
スピード感も、モノの壊れっぷりも派手でしたね。
家の中がメチャメチャになるシーンでは、ああ前作もそうだったよねえ、と納得。

ところで、デヴィッドがグリフィンと日本で会話している一部のシーンでは、
銀座と渋谷が交互に入れ替わっていましたよね。
これは「ジャンプ」しながら会話していたから、と解釈していいのでしょうか?

しかし、デヴィッド=アナキン、ローランド=マスター・ウィンドウと捉えた人は、
かなり多いに違いない
ヘイデン君は、次回作で身勝手な「アナキン色」を払拭できるといいのですが。


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