まりねこの足あと

映画、美術展の感想を書こうと始めたものの、いつの間にかアニメ感想&グッズ中心となったブログ。

プラハ国立美術館展

2008-01-20 22:45:33 | 美術展
於:そごう美術館(横浜)
観覧料:800円(ミレニアムカードで200円割引)

遠いプラハから、沢山の絵がやって来るの!?とワクワクして行きました。
が、意外と複製画が多くて残念
(複製といっても同時代の作品なのですが、それでも本物とは大違いじゃ!)

今回の収穫は、ブリューゲル一族の関係が分かったこと!
今まで「何々・ブリューゲル」という作品を沢山見てきましたが、
一番偉大なのは、「バベルの塔」「農家の婚礼」等を描いた、
ピーテル・ブリューゲル(父)なのね。
家系図は、こちらを参照。

勿論、ピーテル・ブリューゲル(父)の作品は無く、
子孫であるピーテル(子)や、ヤン(父&子)の作品が来ていました。
ピーテル(子)の「東方三博士の礼拝」は、有名な題材ですが、
画家が生きた時代に合わせて描いているのが興味深かったな。

また、ルーベンスも2点来ていました。
他の画家と比較して、卓越した技量に圧倒されました。
「聖アウグスティヌス」は、聖人を題材としているのに、
説教臭くなく、穏やかで親しみやすかったですね。
「フランダースの犬」のネロ少年が、死ぬ前にルーベンスの絵を見たがった気持ちが
何となく分かったような・・・

それから、忙しくて感想をUPし損ねた、昨年行った美術展について。

フィラデルフィア美術館展
於:東京都美術館(上野)
観覧料:1300円(前売り券)

土曜日の午後に行きましたが、ギュウギュウではなくて良かったです。
期待していた以上に質の高い絵が沢山あって、満足でした

気に入って絵葉書を買った絵は、
ルノワール「ルグラン嬢の肖像」、ルオー「バラを持つピエロ」、
マティス「青いドレスの女」、ミロ「馬、パイプ、赤い花」「月に吠える犬」、
ステットハイマー「ベンデルの春のセール」
です。

ルオーの絵は、いつ見ても救われた気分になります。
また、ミロのこの2点は、何が描いてあるのかが珍しく分かります!

国内外で買った絵葉書も、段々溜まってきたな・・・
きちんとファイルしているんですけれどね


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