まりねこの足あと

映画、美術展の感想を書こうと始めたものの、いつの間にかアニメ感想&グッズ中心となったブログ。

美術展まとめ(4月~5月)

2010-05-23 00:30:00 | 美術展
ボストン美術館展
於:森アーツセンター(六本木)

新聞に特集が載っていた翌日に行ったので、やや混雑していました。

巨匠の作品が多くて、頑張っているなと思ったけれど、
HPの宣伝文「名画展の入門編にして決定版」
というインパクトまでは感じられなかったかな。

ゴッホは、最晩年の絵だから、病んでいる印象を受けたし・・・

エル・グレコの隣にあった、ムリリョの絵(十字架から降ろされたキリスト?)
が一番のお気に入りでしたが、絵はがきが売っていなかった
しかし、1枚150円って高いですねー

いいな、と思った試みは、異なった画家の絵を並べて、
後世の画家がいかに影響を受けたかを検証していたこと。
それから、巨匠の意外な一面を見られたことでしょうか。
ルノアールが描いた風景画は、やぱりぼわわんとしていたり、
踊り子の作品が多いドガが、男性の肖像画を描いていたり、
波の絵が多いクールベが、森の中を描いていたり・・・

しかし、私ではないけれど、
携帯をバッグから取り出すやいなや、また足が足下の線からはみ出すやいなや、
すぐに警備員が飛んできた
もうちょっと様子を見るか、ロープを張るか、柵を設ければいいのに・・・
何だか監視されているようで、居心地が悪かったですね。

ピカソと20世紀美術の巨匠たち
於:そごう美術館(横浜)

現代美術がよく分からなくて、あまり印象に残らなかった展覧会だけれど、
20世紀美術をバランス良く紹介しているところは好感が持てました!

抽象画を描いていても、結局人間は、具象画を描きたくなる、
という説明に納得・・・
だって分からないもん!

佐伯祐三展
於:新宿歴史博物館(曙橋)
観覧料:一般300円

以前横浜で観た作品が多くて、新鮮味はなかったです。
が、佐伯の描いた風景と現在の風景とを、比較している試みは良かったです。
新宿でスキーが出来た時代があったなんて


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