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藤井聡太八冠の棋譜鑑賞
クローン病との闘いの日々を綴っています
熊本地震で被災し長らく避難生活をしていました。

お題「自分の人生に影響を与えた本は?」に参加

2015年11月08日 | 独り言
gooブログのお題「自分の人生に影響を与えた本は?」
僕の場合は
青春の門 五木寛之
高校生の時に通学路に古書店がありよく寄っていました。
今はブックオフなどで沢山の種類から格安で選べるのですが
昔々の古書店では新刊の本とあまり変らない値段のものや
安くても半額くらいでした。
学食を安いので済ませ何日分か貯めると本が一冊買えるのです。
ただ当時は他にもタバコを買ったりゲームセンターに行く必要もあり
中々 本にまで手がまわらないので眺めるだけ
立ち読みなどはできる雰囲気でもなかったし
でもたまに店外に格安の本が並ぶ時がありその時には見て帰ってました
一度カバーの付いていない小説が100円で売ってあり
その時に購入したのが 青春の門1
まさか あんなに続いている本とも知らずに

自立を考えた本というか・・・子供から大人に成長する主人公と
当時の自分と重なる部分も多々あり
人生にレールは無い ということを何となく勉強させられた本です

恋についても おりえしゃん と伸介(主人公)から学んだ気がします

読んでいる期間は同級生が子供にみえてしょうがなかったので
かなり感化されていたと思います

どうしても続きが読みたくなり本屋さんに注文して取り寄せて
もらったのも思い出
もちろん定価 
昼食を学食でなく駄菓子屋のインスタント麺などにして
本代を貯めたのもいい思い出

読み終わって数年経ちもう大人になってから続刊が出て
学生時代を思い出し涙した思い出もあり

友人や知人などが この青春の門を読破しているというだけで
学生当時仲間意識大でしたし 今でも「昔読んだ」など聞くと仲間です

子供は勝手に育つので黙っていても大人にはなったとは思いますが
当たり前か
精神的にはこの本で少しだけ大人になったと思います。
青春時代の思い出の思い出が詰まってます
内容は大分忘却していますので老後に読み直す予定です。



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