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徳不孤必有隣marimerucha  

藤井聡太八冠の棋譜鑑賞
クローン病との闘いの日々を綴っています
熊本地震で被災し長らく避難生活をしていました。

心理戦

2015年11月06日 | 将棋
竜王戦の第3局が行われていますが
今回のタイトル戦は心理戦も大きい感じがします。
持ち時間9時間で時間攻めを前回の竜王戦で初手から行った糸谷竜王
本人は有効だという気持ちもあるだろうしルール内であれば
封じ手をギリギリで相手に渡すのも有効
ネット対局でしたらできる気もしますが 相手が目前にいるのに
中々できることではないです
棋王が慣れたら棋力だけでは上のような感じがします

棋士は子供の頃から同級生や大人達と真剣に将棋を指しているので
相手が何を考えているのか などは日常から考えていて
理解する力も強そうです

あの人は本当は何を考えているんだろう
本心は? 本当は見得をはっているだけで大したことない
などは 読んでしまう能力が高そうです。

大体の人間は化粧と同じで 人と接する際には
自分を良くみせよう 悪く見せてみよう
強く見せよう 弱い人を演じよう
頭を良くみせよう 馬鹿なふりをしていよう
お金を持っている振りをしよう 貧乏なふりをしよう
知っているふりをしよう 知らない振りをしておこう
信用がおける好人物を演じよう 人から寄られないようにしておこう
など年齢を重ねるごとに上塗りしていって性格人格などが
自分で意識しないでも作られていくものですが
素のままで大人になると 他人からみると

本当はあの人は何を考えているんだろう
本当はどういう性格なんだろう

などと心を読まれてしまうと
本当は私はこういう人なんだ
というまでの カバーが全くない状態
裸のままで外出しているようなもので怖いです
せめて大人のふりでもしている必要がありますね
羽生名人には一目で見破られそうですが

19901005 対脇戦
角換わりから7筋の位を脇先生が遠見の角で取り拠点をつくりますが
その間に好点の角を放ち玉頭から攻め込みます

ヒント 手筋です 投了5手前

4連発

2015年10月24日 | 将棋
今日は将棋の中継が続きました・・・ が途中途中で風邪っぽくて寝ていました。
最初はアマチュアがプロ棋戦の決勝戦3番勝負で1局目を負けました。
次はJT杯は深浦九段が豊島七段をやぶり
叡王戦は佐々木五段、塚田九段が勝利
4連続で中継こんな日にダウンしてしまって惜しかったです。
勝敗の予想は佐々木五段以外は外れでした。

でも棋譜は明日でも手に入る
なんて便利な世の中
ということで再びダウン

羽生名人の棋譜

2015年10月24日 | 将棋
風邪が治らず 悪化もせず
辛いので寝てネットみてましたら 知恵袋に羽生先生の棋譜についての質問が結構の数があり
見てみると専門的な質問から冗談みたいな笑えるものやらがあり楽しくみてました
でも真剣に考えさせられる質問などは頭が痛くなるのでさっとみてお仕舞いです
喉が痛いのでのど飴を舐めていたら歯が痛くなって踏んだり蹴ったり
薬について調べてみたら葛根湯でしたら副作用もすくないですし風邪でもインフルにでも
効くらしいのでさっきのみました そろそろダウン

前回の解答です △5三金(局面図先後逆)でした

竜王復帰なるか

2015年09月15日 | 将棋
渡辺初代永世竜王の第28期竜王戦挑戦が決まりました。
最近の若手挑戦の流れを食い止めた感じです
その若手挑戦の流れでは永瀬挑戦かなという感じでしたが
やはり強かったです。
毛筆での文字もすごく上手ですし
免状への署名の仕事も復帰できるか
最近は奥様のブログ「妻の小言」を拝見しているせいか
つい渡辺棋王の応援をしてしまいます。

19891218 対島戦 竜王戦からです
羽生先生の敗局から 島先生の一手の問題です(第2期竜王戦第7局)
羽生竜王誕生か!と注目されていた将棋です
羽生先生の重厚な攻めが受けにくい感じでしたが
▲7一銀という一見無筋の手で島先生が盛り返します
終盤は羽生先生の飛車を詰めて入玉模様になり
局面は最終局面です

ヒント 寄せの手筋です 上に逃がしてはいけません

中座の横歩取りなのに・・・

2015年09月13日 | 将棋
将棋の単行本は何度も読み返しても面白いですし
最近の定跡本は高難度で理解するのに時間もかかります
でも観る将棋ファンとしては定跡を覚えていないと
観戦していても解説を聞くよりは自分で考えたいので
必須です。
好きな中座先生の横歩取りの本が発売されていたので
購入したのですが 8五飛じゃありませんでした。
中身の確認などしなかったのですが中座飛車じゃないとは…

でも内容は銀の型だけで細かく解説してあり
深い本で買って正解の本でした。
あの奇跡の昇段でプロ棋士になられる以前の
奨励会時代の中座先生に指導対局をしてもらったことが
あるのですがいい思い出です。 その後の昇段がなければ
中座飛車も生まれていないか まだ先の時代で生まれたの
でしょうか

たまに昔の定跡本など読むと今の時代と違い
棋士本人が書かれているのかも疑問ですが
適当なものも多いです。

ちょっと前の本でも相振り飛車には美濃囲いはダメだとか
最近の本では金無双がダメだとか
実戦集には金無双は消える囲いだとかいいながら
公式戦で指されていたり面白いです。
あと20年後はどんな将棋が指されているのか
PCソフトが最先端の定跡を次々に作っているのかな

19891205 対島戦 竜王戦から(第2期竜王戦第6局)
あまりに有名な羽生先生の手筋です
ここで▲1五歩△同歩ができれば先手有利なのですが
単に▲1五歩は△3六歩の反撃がきつい
と言って▲4五桂は△1九角成がある
ヒント 難問ですが 上手く指すと▲1五歩△同歩を入れることができる