ペットボトルロケット打ち上げ
2011年の夏にJAXA宇宙科学研究所相模原キャンパスで開催されたオープンキャンパスで撮った動画です。
当時小4だったウチの娘が作ったペットボトルを打ち上げています。
(作ったペットボトルロケットの機体をスタッフさんにチェックしてもらっている娘。 JAXAの検査証を貼ってもらえれば打ち上げることができる)
カウントダウンはなんと小惑星探査機(初代)はやぶさの打ち上げカウントダウンをした方が担当してくださいました。
ノーズコーンとテールフィンが取付けられた炭酸飲料用ペットボトルに限界まで圧力をかけそれを開放すると、その超高気圧となった空気が中に一緒に入れられた水を押し出し空に飛び出していく。
どんより曇り空ではあるけれど一瞬にして空に舞い上がるロケットの姿は爽快そのものです。
秋アニメであった「星屑テレパス」が最終話を迎えました。
手作りロケットを打ち上げる部を設立して奮闘する女の子のアニメ。
多くの人にとってはほとんどなじみが無いジャンルだけにどれだけの描写がされるのか不安でしたが、ペットボトルロケットから固体燃料式エンジンを用いたモデルロケットでの飛翔高度を争う大会出場までわりときっちり描かれていました。
でも、最終話にクライマックスとなるべく打ち上げが無いとは思わなかったけど……
あくまでぼくの趣味嗜好……という点からの感想(なので作品の良しあしでは無く)なのですが、おでこパシーとか宇宙人設定とかナシでモデルロケットに打ち込む女の子たちのストーリーを見たかった。
まぁ、冒頭に貼った動画の通り打ち上げ自体は数秒で終わっちゃうからなかなかそれだけで盛り上げるのは難しいといえばその通りではあるんだけれど。
「であいもん」を「わがしかし」と名付けてしまうセンスを持ったウチの娘が「ぼっち・ざ・ろけっと!」と、これまたどっちのファンからも殴られそうなタイトルで呼んでいたけれど、結構それも言いえて妙で、超が付くほどの内気で陰キャが主人公だけに(それこそが物語の根幹ではある)いちいち何かあるたびにあわわあわわと展開が止まってしまうのがぼくのリズムとは合わなかったな。
来年2月15日にH3ロケットの打ち上げが決まりました。
初号機が打ち上げ失敗してしまったリベンジでもあります。
予算が少なくなかなか実績があがってこない我が国の宇宙進出ですが、このままでは(国民が飢えようとも)ジャブジャブ金をつぎ込み失敗しても失敗しても打ち上げを繰り返し経験を積んでいる北朝鮮すら脅威となり始めています。
このアニメ(と原作コミック)がどれだけの人気があるのかはわかりませんが、これがきっかけでロケットに興味を持つ人が増えてくれると嬉しいです。(国益の面でも)