幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

小石川後楽園の赤色

2023-12-05 08:16:14 | 日記

昨日の深夜業務明けの散歩は文京区の小石川後楽園です。

「後楽園」の名が示す通り水戸藩のお屋敷敷地内に建設された庭園がそのまま残されていて、神田川から近いだけあって水豊かな公園となっています。

4年くらい前に一度来たのですがそういえば溢れる紅葉!いうわけでは無かったのを思い出しました。

でも入場料300円と安価ではあるけれど有料なため、代々木や神宮外苑よりは人が少ないかなと思い来たのです。

ドール連れだとどうしても時間は早く、人は少なく、を求めてしまうのです。

 

標高19mの小町塚に至る山道途中から西湖岸の紅葉を望む崖上。

19mというとRX78-2ガンダムの全高とほぼ同じなので、途中のここからでも結構な高さに感じます。

お台場にあったガンダム立像を見て以来、50m以下の高さを実感するにはいつもガンダムを基準にするようになりました。

 

木々に隠されているとはいっての完全ど逆光。

LEDライトを持ってきて良かった。

低いロープを支えにしてはあるのですがいつ後ろに倒れ落ちてしまわなかとひやひやしながらの撮影です。

一応手を伸ばせば届く距離に草が生い茂りそこで止まるんじゃないかと思える箇所を選んだつもりではあるのですが。

 

庭園といえば朱塗りの太鼓橋。

登山道途中で視界がさほど開けてはいません。

 

山に登ったのに、山頂からの眺めをまったく写真に収めず下り途中でやっとそれを思いだし撮りました。

もう麓はすぐそこなのに……

 

右の距離は短いけれど急斜面な「男坂」と左の緩斜面の「女坂」

神田明神さんと同じだな。

確か江戸のこのあたりにはまだいくつかの「男坂・女坂」があったはず。

今、こんなネーミングをするとジェンダー的なアレで煩いんだろうか?

急斜面にもほどがあるだろうとツッコミたくなる男坂は閉鎖中。

転げ落ちた人でもいるのだろうか?

ステップの幅も狭く下りでは靴のかかとが引っ掛かりめっちゃ怖そう。

 

公園端は東京ドームの敷地と隣接している近さなのでドームの屋根が見え隠れします。

この小石川後楽園の口コミを見ると”ドームやビルが見えるのが興ざめなので★マイナス”との意見もちらほら見られるのですが、むしろそこが良くない?

どのみちここは庭園として隅から隅までデザインされていて自然とは程遠いのだから時代と共に移り行く周りの風景も含めての物だと思うな。

 

奥深いところにある円月橋。

水面に反射して円に見えるところからそう名付けられたのだろうけれどそんな水っぺりにM.O.M.Oちゃんを立たせる勇気は無かった。

 

茶屋(キッチンカーだけど)も開かれ香ばしい匂いにつられみたらし団子を購入。

炭で焼いているところの撮影の許可を貰うとそのおっちゃんが「うちの看板娘も撮っていってよ」と言っていたけれど、その女性は苦笑いしていたのでこちらも微妙な笑みで返す。

もうそういう時代でもないし。

 

1本400円なれどけっこう大きく、とても美味しい。

こういうロケーションで温かいものを食べればなんでも美味しいのでしょうけれど。

”KAWAII”と声をかけてきた外国人女性に撮って良いかを尋ねられる。

もちろん快諾です。

 

落水者救助のために浮環が設置されている。

これって法律とかで決まっているんだろうか?

まぁ訓練された海保や海自隊員でもないすぐ手間にぽちゃんだろうけど。

ってかロープ短くね?

 

潜れ!潜れ! なんだヒヨッコ共そのザマは! クソナ〇野郎にケツを掘られたいのか!!

SIR! NO、SIR!

カービー、ビリー、リトルジョン、終わったら腕立て500回だ!

SIR! YES、SIR!

 

この庭園は池が琵琶湖をイメージしたとあるように江戸に居ながら諸国漫遊を愉しめるように作られているので、この小川は木曽川で、峡谷は「寝覚めの床」だそうです。

寝覚めの床というと名古屋から長野に向かう特急しなので車掌さんによってはアナウンスが入る名勝ですね。

今でもそれ、やっているのかは知りませんが。

峡谷を見ただけで垂直尾翼に炎のユニコーンが描かれたF5G(F20)タイガーシャークやらが高速で駆け抜けていく光景が見えてしまうのはもはや呪いですね。

 

こんな山の中(風)だけれどクマが出ないのは安心やね。

その木曽川を渡り、

 

たどり着いたのは「白雲台跡」

登ったところでなにか眺望が開けるという事も無いけれど説明立札によると「昼なお暗い木曽の山道を過ぎて渓流を渡りここに登ると、かつてはわずかに白雲の行き交うのが見えたという高台”とあります。

昔の人、イメージ(妄想)豊かだな。

 

枯れ葉の上で撮っているとさっきとは違う女性が”KAWAII”と言いながら写真に良いかと話しかけられる。

どうやら日本語は話せないようだったけれどやはり(日本に興味がある人には)”KAWAII”は共通語なのか。

確かこのKAWAIIはキティちゃんで広まったとかじゃなかったっけ。

 

そろそろ人も多くなってきたのでドール撮影もおしまいですね。

KAWAIIって好意的に見てくれる人のほうが少ないであろうことはわかっていますから。

 

最寄りは東京メトロ丸の内線後楽園駅から徒歩8分か東門はJR水道橋駅から徒歩4分。

そんな駅チカでありながら多くの木々に囲まれ楽しめますよ。

クマ出ないし。

(山地が他県の山と接続しておらず、クマが存在しない千葉県民としては結構恐れているのです)

 

 

 

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