幕張でポタリング日記

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適切な言葉が見つからないので無題

2015-11-03 06:09:36 | 日記
作曲をするスキルはまったくもってもー!ってほど皆無なぼくですが、作詞なら案外結構できるんじゃね?とすら考えていたこともありました。

まぁ、このブログでもそんな文章力や語彙が無いことはバレバレなのですが、やはり音楽的才能が必要な上に限られた制限の中で多種多様な音符を並べるという高度な知識が要求される作曲に比べ、とりあえずはこれまでの人生すべての期間に渡り日本語を喋り操ってきた身としては作詞なら……と思ってしまう人はぼくに限らず案外多いのでは無いでしょうか。

でも、ここのところずっと聴いている「ラブライブ!」楽曲の歌詞を読んでみるとそれが大きな勘違いだったことに気付かされます。

「baby maybe 恋のボタン」はとても切ない恋を綴った歌詞でありながらその恋のボタンを”押してぽちり”としてみたり、「僕らは今のなかで」では”無謀な賭け?勝ちに行こう!”などと到底歌詞に組み込まないような言葉を巧みに操り、それだけに印象深い歌をハイペースで量産されてきています。

そんなラブライブ!楽曲歌詞すべてを一手に引き受けている畑亜貴氏ですが、調べてみるとラブライブ!に限らずどのアニソンもこのアニソンもと驚くほど多くの作詞を手がけているのですね。

這いよれ!ニャル子さんの「太陽曰く燃えよカオス」も畑亜貴氏による作品であり、凡人では……いや……一握りの才能を持った人たちであっても決して生み出すことができなかったであろうとんでもない歌詞なのに、それがただの電波ソングに埋もれてしまうこともなく未だ輝きを持っていることにこの人の凄さを感じ、そしてやっぱり自分には作詞の能力なんて無かったんだという当たり前な事実にあらためて気付かされます。

そしてこの歌は、そんなトンデモ歌詞を特徴的なボイスで歌い上げる阿澄佳奈さん演じるニャル子よりもむしろホニャリと弱々しい歌い方ながらニャル子の力強さに決して負けることがなく歌うクー子の印象が強く残る名曲迷曲でした。

その「太陽曰く燃えよカオス」を歌ったユニットのひとりであるクー子役松来未祐さんの訃報に触れそんなことを考えていた明け方でした……

故人のご冥福をお祈りいたします。



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