幕張でポタリング日記

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あと1週間

2014-11-23 09:21:37 | 日記
「現代萌衛星図鑑 第2集」を買いました。


著:しきしまふげん 漫画:へかとん 監修:松浦晋也 (敬称略)

この本は日本の人工衛星(厳密には本著収録の7機中人工衛星なのは2機のみ)を擬人化した上での解説書なのですが、実はそのかわいらしいデザインや装丁に反して書かれている内容はマジメそのものです。

機体解説の図解には擬人化されたキャラクターでなく実機をイラストに起こしたものが使われており、日本の宇宙機入門にうってつけな本になっていると思います。

この第2集の内容を発売前に見た時には”第2集といっても「はやぶさ」と「かぐや」が収録されているということは完全新作じゃなく1.5集くらいなんじゃないの?”と思いましたが、そういえば第1集の発売はまだ「はやぶさ」は帰還途中だし「かぐや」も運用終了し月面へと降ろされる直前でしたね。

その結末も含めてそれ以降に打ち上げられた宇宙機たちの中から5機をピックアップし掲載されたのがこの第2集となっています。


会社からの帰り道これを購入し電車内で読むことにしました。

もう「はやぶさ」のエピソードについては様々なメディアでの記事を目にし、映画も見、BDも購入。

だからさすがにもうそんなに感動することは無いと思っていました。

でもページをめくったそこにあった写真。

「はやぶさ」が全ての任務を終了し後は地球の大気に飛び込み消え去る直前発生した地球を「はやぶさ」のカメラで撮影するというオプション任務。

その写真には科学的価値も何もない任務ですが、スタッフの最後に「はやぶさ」の目で故郷の姿を見せてあげたいという思いから発生した運用。

満身創痍な上にカプセル射出で不安定な中何枚も失敗し、最後の1枚で撮られた地球の姿。

そのカメラの想定以上に明るい地球の姿はスミアが発生してしまい白くボケ、画像の中心に収まってすらなく、そして送信可能域が終わってしまったためにデータダウンロードも途中で終わってしまい切れている右下部分。

何度も何度も見たはずのその有名な写真をこの本で再び目にした瞬間涙が溢れだしてきてしまいました。

それはいくら夜勤明け昼前の空いている電車内とは言えどうしたものかと困ってしまうほどに。


あと1週間、来週末の日曜日13時24分48秒に「はやぶさ2」が打ち上がります。

今や世界でも有数の安定を誇るH-IIAロケットですからきっと悪天候や韓国船のバカないやがらせ等がなければ予定通りに打ち上がるでしょう。

えらく長く感じていたのですが、それがもうすぐそこだということになんだか実感が湧きません。

現地種子島に応援に行くことは叶いませんが、自宅よりネット中継で見守りたいと思います。


そして「はやぶさ2」が何事も無くミッションを達成し、初代のようなドラマチックな感動もないままに帰還が果たされることを願っています。



そして過去の物の再掲載となるのですが、親バカとしては娘が小さいころに作った「はやぶさ」の曲と絵をみていただけたらそれはとても嬉しいなって。

ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16145799

Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=nu8fJRj_eaA




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