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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

カンボジアの黒胡椒

2014-01-16 23:38:42 | 日記
今日は会社の同僚から、とっても素敵なお土産を頂きました。この3連休の前後に
有給を数日加えて、カンボジアへ旅行に行っていたのだそうです

カンボジアといえば私も数年前に旅行に行きましたが、アンコールワットなどの
遺跡を回る旅はとても楽しくて、小さい頃に「Newton」を読みながら考古学者に
なりたいなぁなんて考えていたことを思い出しました


頂いたお土産は、艶やかなグレー地の伝統織物の袋に入っているカンボジア産の
黒胡椒です。カンボジアの黒胡椒はかつて「世界最高の味」と評価されて、中世
ヨーロッパではカンボジア胡椒を求める人が各国からカンボジアに渡ったとか


しかし1960年代以降、度重なる内戦により生産量は激減。一時は壊滅状態にまで
なってしまったのだそうですとある日本人の努力により近年は生産量も増えて
きているようですが…

その世界最高と謳われた胡椒をお土産に選んで下さるなんて素敵なセンスです
我が家は夫の食の好みで黒胡椒の消費率がとても高いので、ありがたく使わせて
頂こうと思っています


おうちごはん(マーボーナス)

2014-01-15 23:37:05 | おうちごはん
今月は仕事復帰したばかりのため、仕事以外の時間は娘の世話を中心にしようと
思って、平日にお夕飯を作るのはやめようと考えていたのですが、やはりあまり
お惣菜やお弁当を買う気にはなれず、娘が寝てから作ってしまいました


今日は麻婆茄子、かぼちゃの中華煮、モヤシときゅうりの中華サラダ、きのこの
酸辣湯で、中華一汁三菜でした

娘が寝たあとにお夕飯を作ってから食べて、床にクイックルワイパーをかけて、
洗濯物を畳んで、とやっていると寝る時間が遅くなってしまいます。まだ夜中の
授乳もあるので早く寝なければとは思うのですが、気になってしまって…

世の中の働くお母さんたちは、これを何年間も続けていらっしゃるんですよね。
本当にすごいなぁと、尊敬してしまいます

幸い来月からは夫が転職で早く帰ってきてくれるので、娘が寝るまでのあいだも
夫に娘を見ていてもらえれば家事ができます。もしくは夫に家事をしてもらって
私が娘を見ているか…交代制にしても良いですしね。本当に助かります

今月を乗り切ればなんとかなると考えて、少しだけ頑張ってみようと思います


たんぽぽ茶を飲んでみることにしました

2014-01-14 23:23:51 | 日記
仕事に復帰して1週間が経ちました。いままで完全母乳で育児をしてきたところ、
仕事が始まってから日中は授乳ができないため、母乳の量が減ってきてしまった
ようで、週末は数回ミルクを足して過ごしました

娘ももう3ヶ月を過ぎて、新生児期と比べたら胃腸もしっかりとしてきましたし、
免疫もこれまでの授乳で十分付いていると思うので、特に母乳育児にこだわって
いるわけではないのですが…

お腹が減って泣く娘をあやしながらミルクを作る不便さや外出時の荷物の多さ、
終わった後の哺乳瓶の消毒と、どう考えても母乳育児のほうが私にはラクそう
なので、出来れば一緒にいる時間は母乳育児を続けたいところです


そこで、母乳量を増やす効果が期待できると聞く「たんぽぽ茶(コーヒー)」を
飲んでみることにしました

たんぽぽ茶とは、たんぽぽの根を刻んで乾燥させ、それをコーヒーのように焙煎
して粗挽きにしたものです。たんぽぽは古くから中国で漢方薬として利用されて
いて、利尿作用・血行改善・便秘改善・胃の活性化など様々な効能があります

母乳は血液から造られているので、血行を改善し血液を浄化する作用のあるこの
たんぽぽ茶は、たしかに効果がありそうです。他にもホルモンバランスを整える
効能もあるそうで、女性には嬉しいお茶ですね

メーカーによってかなり味のバラツキがあるようですが、私が飲んだのは苦味の
しっかりとあるお茶でした。ひとつのティーバッグで1杯目はハチミツやミルクを
入れてコーヒーのようにして飲んで、2杯目は少し薄くなるので何も加えずにお茶
として飲んでいます

少し味にクセはありますが慣れれば普通に飲めるので、これで母乳が増えるなら
簡単で良いですね。しばらく飲んでみないと効果はわかりませんが、水分補給の
ついでだと思って、続けてみようと思います


イタリア料理教室【基本編・1月】

2014-01-12 23:49:53 | イタリア料理
昨日の昼間は夫に娘を預けて、イタリア料理教室に行ってきました

日舞や三味線のお稽古は待ち時間も長くお教室も自宅からは遠いので、なかなか
娘が小さいうちは復帰が難しいですが、家からすぐに行けるイタリア料理教室や
夫との共通の趣味である茶道は、なるべくブランクなく続けるつもりです

仕事に育児に家事にと何かと忙しい毎日ですが、こうして少しでも自分の時間を
持つことは心の余裕に繋がるので、時間を見つけては通っていきたいです


今日は基本コースのレッスンです。私も含め生徒はママさんばかりで、お一人は
近くの保育園に5歳のお子さんを預けていらっしゃったそうで、その行動力に勇気
付けられました(その保育園は平日も通っていて慣れている場所だそうです)

そんなお話をしながらいつも通りメニューの説明や手順をお伺いして調理開始


今日はどのお料理も簡単に出来てしまうので、まず前菜から準備を始めました。
「Insalata di polpo con le patate」。トスカーナ州でよく食べられるお料理です。

タコを使ったお料理ですが、日本のスーパーなどではほとんどの場合茹でだこが
売られているのに対し、イタリアでは基本的に生だこしか売っていません

そのため、このお料理を作るには事前に1時間くらいかけてタコを柔らかく茹でて
おく必要があるのだそうです。その茹でるときに活躍するのが、なんとワインの
コルク栓。これを一緒に入れて茹でるとタコが柔らかく仕上がるのだとか

なんともイタリアらしい知恵ですね



ジャガイモを一口大に切って、沸騰したお湯に入れて、5分ほど塩茹でをします。
タコも一口大くらいにぶつ切りにしておきます(今回は茹でだこを使います)。
セロリは皮をむいて2mmくらいの厚さに斜め切りしておきます。



カットしたジャガイモ・タコ・セロリをボウルに移し、みじん切りのニンニク・
イタリアンパセリ・塩コショウを加えてよく混ぜたら、レモンを絞ってオリーブ
オイルで味を調えたら出来上がりです

ジャガイモが熱いうちに混ぜ合わせると味が浸透しやすいので、手早く作業する
のがコツだそうですよ。


次はメインを作っていきます。メインは「Costolette di maiale alla pizzaiola」。
「ピッツァ職人風」という名前の付いた豚肉料理です。

イタリアンのメニューにはこのように職業の名前がついたものがいくつもあり、
例えばプッタネスカは娼婦風、ペスカトーレは漁師風、カチャトーラは猟師風。
そして今日のパスタでもあるカルボナーラは炭焼職人風などなど…

実際にその職業の人たちがよく食べていたことが起源のようですが、このように
職業がメニュー名になるのは和食ではあまりないので、知ると楽しいですね


豚肉は焼いたときに丸まってしまうのを防ぐため、このように筋切りをしておき
ます。今回はロース肉を使っていますが肩ロース肉でもかまいませんよ。赤身と
脂身のバランスで、好みのほうを選べばよいそうです



両面に塩コショウ・小麦粉をつけて、フライパンにニンニクとオリーブオイルを
入れて加熱し、オイルに香りが移ったら豚肉を焼いていきます。


中火から弱火でじっくり片面を焼き、きつね色になったら裏返して、少し焼いて
からトマト缶と塩を入れます。このとき豚肉にトマトがかからないようにすると
仕上がりが綺麗です


豚肉の上にスライスしたモツァレラチーズを乗せオレガノをふりかけ、チーズが
溶けるまで火を入れていきます。フタをするとチーズが早く溶けるので、フタを
した場合は1~2分ほどで火を止めます。このまま少しおけば完成です


最後はパスタを作っていきます。パスタは「Spaghetti alla carbonara」です。
先ほど書いたように日本語に訳すと「炭焼職人風スパゲッティー」となります。

炭焼職人が炭焼小屋で作ったのが始まりだなどと諸説ありますが、最後にかける
黒コショウが炭のように見えるから、というのが一番しっくりきますね


ボウルに卵・黒コショウ・パルミジャーノチーズ・パスタの茹で汁を少々入れて
良く混ぜます。材料がシンプルなパスタなので、粉チーズ(パルメザンチーズ)
ではなく、是非パルミジャーノチーズを使って下さい。美味しさが違います


フライパンにオリーブオイルをしき、パンチェッタを入れて炒めます。ここでも
ベーコンではなく、是非パンチェッタを使って下さいね。ベーコンはすでに火が
入っているためあまり味が出ないのですが、パンチェッタは非加熱なので、良い
ダシが出るのです

パンチェッタを売っているお店は少ないのですが、ご家庭でも簡単に手作り出来
ますよ。我が家でもたくさん作って冷凍保存し、常備しています。

豚バラブロック肉をお好きなだけ用意して頂き、お肉の5%の重量の塩を全体的に
すり込みます。お好みでコショウやドライハーブをまぶし、キッチンペーパーで
包んでジップロックに入れ、冷蔵庫で4~5日保存するだけ。2~3日に1回くらいは
キッチンペーパーを取りかえてくださいね

こうして出来上がったパンチェッタは冷蔵庫で1週間ほど保存可能で、余ったら
カットして冷凍保存しておくと便利ですよ




パンチェッタに焦げ目がつくように焼きカリカリになったら、パスタの茹で汁を
お玉一杯分入れます。茹で汁が茶色になるくらいパンチェッタに焦げ目がついて
いればOKです。茹であがったパスタを入れて混ぜ合わせます。


火を止めたらパスタが熱いうちに混ぜ合わせながら卵液を少しずつ入れていき、
塩コショウで味を調えます。万が一水っぽく仕上がってしまったら、弱火で良く
混ぜながらとろみをつけていきます。


このくらいの水分量&とろみ加減になったら完成です。カルボナーラは熱加減が
難しいので最初は失敗するかもしれませんが、数回作ればマスターできるとか。
自宅でも何度か挑戦してみる予定です

これで3品出来上がりましたので、おまちかねの試食タイムへ


前菜はタコとジャガイモのレモン風味サラダ。ニンニクとレモンの香りが食欲を
刺激してくれて、前菜にはもってこいの一品です。我が家では夫がイカやタコが
苦手なので、エビやホタテで代用して作ってみようと思っています。タコが主役
なので、全く違うお料理になってしまいますが…(笑)


パスタはスパゲッティ・カルボナーラ。作ってみるととってもシンプルな材料で
とっても美味しく出来るので、これならもうレストランで注文する必要はないと
思うくらい、簡単に作ることができました


メインは豚肉のピッツァ職人風。豚肉の上に乗せたチーズが溶けてまさにピザの
ようですね。こちらも美味しくてパクパク食べてしまい、危うく夫の試食分まで
食べ切ってしまうところでした


食後にはいつもは紅茶を頂くのですが、寝不足で眠気が強かったこともあって、
今日はコーヒーを頂きました。昔からコーヒーは苦手であまり飲まなかったの
ですが、今日飲んでみたら意外に美味しく飲むことができました。出産してから
味覚が少し変わったのでしょうか

今日のレッスンは1時間ちょっとで作り終わって、試食を含めても1時間半ほどしか
かからなかったので、この程度なら夫に娘を預けて出かけるのもあまり心苦しく
なりませんね

今月はもう1回レッスンをお願いしているので、次回が楽しみです


鏡開きのおしるこ / おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2014-01-11 23:53:36 | おうちごはん
仕事復帰して最初の一週間が終わり、今日から3連休です

この3連休はできるだけべったり娘と過ごそうと思っていますが、どうしても参加
したいイタリア料理教室のコースがありましたので、お昼から娘を夫に預けて、
おでかけしてきました
(レッスンについては別記事にて)

2時間ほどでレッスンから戻ると、今日は娘がほとんどの時間を寝て過ごしていた
ようで、夫も余裕の表情でしたいい子の娘と夫に感謝です

娘の世話をしてくれた夫を労うため、すぐにおやつタイムにすることに。今日は
1月11日で鏡開きなので、実家の母が小豆を煮てくれていたため、少しおすそわけ
してもらっておしるこを用意しました


鏡開きとは、お正月に歳神様にお供えした鏡餅を下げておしるこなどにして頂く
行事で、地域によって差はありますが、現在では1月11日に行われるのが一般的に
なっているようです。

とはいえ、1週間以上も空気に触れさせていた鏡餅は、この頃になるとカチカチに
なってしまって焼いても固くて食べられないので、実家では鏡餅はおかきにして
食べて、おしるこには冷凍保存しておいた柔らかいお餅を使っています

実家のおしるこは田舎汁粉なので、小さいころは小豆の皮が苦手だったため食べ
なかったのですが、いつのころからか私も食べるようになりました

お正月気分の抜けきらない冬の日に、学校から帰ってくると小豆の煮える甘~い
香りが家中に漂っていて、幸せな気分になったのを覚えています

午後は夫がジムやお茶のお稽古に行っているあいだずっと娘の相手をして過ごし
ました。久しぶりにゆっくりと娘との時間を楽しめたので嬉しかったです

夜になって夫が帰ってくるとすぐに娘をお風呂に入れてもらって、早めに授乳を
して寝かしつけ、ゆっくりとディナーを楽しみました。下準備は昨夜、娘が寝た
あとに済ませておいたので、今日は火を入れるだけです

今日はイタリア料理教室の復習メニューです。


前菜はパプリカの詰め物・シチリア風。見た目がきれいな上に食べごたえのある
お料理なので、パーティーなどに大活躍してくれそうです


パスタは鱈とトマトソースのリングイネのはずが、リングイネがなかったので、
フェットチーネで代用しました。白身魚なのにあっさりしすぎていないので、
太めのパスタと良く合います


メインはファルソ・マグロ。ゆで卵やひき肉を薄切りの牛肉で包んだものです。
お教室ではソースに使ったお野菜類は捨ててしまいましたが、今日はミキサーで
つぶしてペースト状にしました。

お肉はタコ糸でチャーシューのように縛ってから焼きますが、お教室で見ていた
ときは難しいと思っていた縛り方も実際にやってみると意外に簡単で、三味線の
糸を根緒にかけるときと同じやり方だったので、すぐに慣れました

今日のように金曜日の夜中にある程度仕込をしておくと、娘が起きている時間は
ずっと娘の相手をすることが出来るので良い方法かもしれませんね

来週末も同じ方法で、イタリア料理教室の復習メニューを作ろうと思います。