Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

レモンタルト作り / お茶のお稽古(別誂え・水色地誰が袖柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:基本中級・3月)

2016-03-26 23:22:33 | 着物
今日はお茶の振替稽古の日なので、お稽古の始まる午後一番から着物に着替えて
おでかけしてきました


出かける前にディナー用のデザート作り。前に作って冷凍しておいたタルト生地が
あったので、そちらを使ってできるものをと考えて、少し気温の上がってきた時期に
ぴったりのレモンタルトを作りました


こちらの着物は柄自体は時期を選ばないのですが、桜の時期に合わせて着ると、
物語性があって面白いかなぁと思って別誂えで作って頂いたものです


「誰が袖」という古典柄ですが、江戸・元禄のころのお花見では、豊かな商人は
毎年お花見のために新しく誂えた着物を何枚も綱にかけて、花見幕のようにして
お花見をしたことから、桜の頃に着るとその花見幕を連想させられる図案です


着物はさらっとした縮緬地を新橋色に染め上げ、四季の花を描いた誰が袖柄と、
袖の中に描かれた小さな花が周りを彩るようなとても可愛らしい別誂えの小紋。

帯は地模様のある淡い黄色地に、柔らかな色使いで可愛らしい大きめの大和鈴が
織り上げられている、私の大好きな西陣の名門「藤原織物」の唐織の名古屋帯。

帯揚げは菱形地紋のある白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄を表現した輪出し。
帯締めは濃い目のピンクの組紐。

今日のお稽古は八千代棚を使った芝点てのお点前をさせて頂きました。野点てを
想定したお点前で、棚の中にはめ込まれた中板を取り出してお道具を乗せます。

お菓子は香川の「ばいこう堂」製の「和三寶羹」。優しい甘さが美味しいです。
お軸は伊東深水の美人画の写しで、桜と美しい女性が描かれているものでした。
茶花はこぶしと赤い椿が活けられていました。

夜は早めに娘を寝かしつけて、ゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・3月】


前菜はバッカラマンテカート。今までバッカラを使うメニューでも塩鱈で代用を
してきましたので干し鱈を使ってお料理をするのは初めて。干し鱈は臭みがなく
とっても甘みがあるので、夫も気に入ってくれたようです


パスタは4種のチーズソースのリガトーニ。いつも使っているパルミジャーノに
加え、先週の残りのペコリーノチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、そしていつもは
ワインのおつまみとして食べているカマンベールチーズの4種で作りました

とっても濃厚なチーズソースが本当に美味しかったです


メインは鶏肉のマルサラバターソース。とっても簡単なのにマルサラ酒の甘みが
バターと良くマッチして、本当に美味しい一皿です。さっぱりした鶏むね肉が、
驚くほど美味しく変身しますよ


デザートは昼間に作ったレモンタルト。さわやかな酸味と軽い触感がディナーの
あとに食べるのにピッタリでした



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