ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

光と影の合間から

2016-07-11 | 庭・花
針葉樹の香り、雨上がり。
折れた地植えのデルフィニウムやジキタリス。
あちこちに散らばった木の葉、花びら。
片づけをしていると、辺りが急に眩しくなった。



蕾を開いては、雨風に傷めつけられる薔薇たち。
それでも、薔薇はたくましい。



小ぶりになりながら、よく咲くウィズレー。
夏は咲かなくていいよ・・・少し、剪定しよう。



どの桃色とも違う魅力的なストロベリー・ヒル。



繊細で優しいオーラに癒されて。



今年はなぜかサーモン色が出ないウィリアム・モリス。



大雨が降る時、重くて動かしづらいコンテナには傘を立てかける。
その傘をはずし、駐車場に避難させていたコンテナをまたデッキに並べた。



太陽の光が強くなると、輝き始める夏の花たち。
蒸れた下葉や終わった花を取り除く。



いっぱい光を浴びて、ご機嫌さん。



木の陰になる玄関横には、グリーンの寄せ植え。
他の小物もあるべき所へ配置した。

さらに庭仕事は続く。
伸び過ぎたオールドローズを剪定し、
レモンバームの茂みもすっきりさせた。
そして、西洋ニンジンツリーの葉っぱに手をかけた時、
見つけた!



きみは・・・もしかして・・・
エキナセアの花びらにいた・・・
あのカマキリの赤ちゃん?

あの時は1センチほどだったのが、今は2センチくらい。
目や体がずい分、しっかりしてきた。

宿根草などの茂みは気をつけているけれど、
ばっさり切って、危うく一緒に捨ててしまうところだった。

あの赤ちゃんではないかもしれないけど・・・
嬉しいよ、また会えて。

私は、きっと、あのこだと思う。

Zionが大声で吠えている。

遠くから響いてくる雷の音・・・
空はにわかに鉛色。
えっ、また、雨?


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!