ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

今を抱きしめて

2020-10-25 | お散歩
日中の爽やかさがお散歩を快適にする秋の日。
シオンの足の運びは、若い頃のようにサクサクとはいかないものの、
寄り道だけは忘れず、あっちに行ったり、こっちに行ったり。



興味のある匂いがあれば、坂道や階段や草ぼうぼうの道にも行きたがり、
サポートしている私はシオンの足と絡まって、
よろけたり、転びそうになったり。

そんなシオンを抱きしめて、
今を抱きしめて歩くよ。



ぼくはもっと先まで行ってみたい。
歩いてみようよ・・・の顔。

いいよ、行こう、行こう。

シオンの行きたいところへ・・・
シオンが行けるところまで・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




気になる気配

2020-10-24 | おうち
サイレンや鳴り物の音が鳴っても反応しないシオンですが、
敏感になる何かを空気の振動で感じているような時があります。



それは音というよりも、
気配・・・



遠くで感じる何かの気配・・・
確かめるように、ためてためて・・・



ヴォン!ヴォン!ヴォン!
ヴォン!ヴォン!ヴォヒン!

おっと、6つ目の音、ひっくり返っちゃった。
若い頃のような迫力はないにしても、真剣そのもの!
歳を重ねても感じる心は変わりません。

ちょっと、しつこいんですけど(笑)


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




ドタッ

2020-10-19 | 健康・ケア
お散歩から帰ると、
シオンは相変わらず、そのまま庭で休憩します。
後ろ足にはナックリング防止ベルトをつけたまま。



9月半ば頃から少しナックリング症状が出ていたので、
踏ん張って、しっかり地面を蹴って歩くために靴を履かせていました。
靴は踏ん張りには、かなり効果がありましたが、
最近では、足の甲を固定して歩くベルトを着けてお散歩しています。



室内に入り、奥まで歩いて行ってお水を飲みました。
そして、いつもの場所にゴロンするはずの途中、
足がもつれて・・・ドタッ。

あらあら・・・
シオンは立つのが面倒なのか、そのまま寝ちゃいました(笑)

中途半端な場所だけど・・・
気持ちよさそう。
大丈夫、大丈夫。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




台風と思わぬ出来事

2020-09-18 | お出かけ・旅
朝晩の涼しさにほっとしていると、今度は秋雨前線。
散歩は不安定な雲に翻弄されています。

台風10号は九州に近づくと予想より勢力が低下したため、
心配されていたような甚大な被害はなく、本当に幸運なことでした。
実は、数日間の停電など最悪の事態を想定して、私はシオンを連れて実家に避難していました。
台風が通過した7日、厳重に防備をして家に残っていた夫から被害なしの連絡が入りました。
よかった!よかった!

実家では皆、シオンのためのエアコン19℃設定に参っていました。
寒い~寒い~寒い~~~笑。
シオンはいつもの様に気持ちよさそうに、で~ん。
と3日間を過ごしたのでした。



朝起きてから夜寝るまで、そばにいてくれたエリカちゃんと。
彼女がもっと小さな頃は、その予測不可能な行動に警戒感を募らせていたシオン。
でも、もう大丈夫みたい・・・ふたりは仲良しになりました。



避難する前日、我が家の大樹を切ることにしました。
2階の屋根の高さをはるかに越えていたムラサキバスモモ。
夫が木こりのように登っていきます。
ロープをかけ、太い枝や幹を切り始めると、
私はそのロープを体重をかけて力いっぱい引っ張ります。
もしも、隣家の方に倒れたりしたら大変!
がんばりました。何とか出来ました。



実家から戻ると、3分の1ほどに小さくなったムラサキバスモモが
暴風にさらされた葉っぱを揺らしていました。
避難させていたリスのオブジェをまたここに置きました。
来年また、やわらかな木漏れ日に出会えますよう・・・

ガーデニングにはあまりに過酷な近年の天気。
芽吹いては傷つけられ、咲いては傷めつけられ・・・
それでも、バラも草花も木々もまた蘇るのです。
そんなエネルギーあふれる命の輝きに憧れて、
ガーデニングをするのかもしれません。

ところで・・・
実家では、この台風によるシオンの避難が
何やら思わぬ良い結果をもたらしたらしい・・・

あの限界を超えたとてつもない寒さがショック療法となったのか、
姉の永らく続いていた不眠症が治ったというのです。
それが科学的にどうかなど誰も論じることなく、誰もが信じています。
シオンのおかげだと・・・

いい家族だなぁ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




夏の間

2020-09-04 | 健康・ケア
長雨、大雨、猛暑に傷めつけられながらも、
8月の庭の植物たちは蘇り、ここで生きる小さな命に活力を与えています。

日中は焼けるような日差しが降り注ぐ日々。
それでも、朝の爽やかさに包まれる一瞬を探して・・・



そんな夏をシオンはどう過ごしていたかと言うと、
少し歩いては佇み、匂いを見つけては佇み・・・
その日のペースで、ゆっくりとまどろむような時間を楽しんでいましたよ。



私は散歩の間、うちわでシオンをあおぎます。
夫は小型扇風機を持ち、ミストを出してシオンに向けます。
出会う人はたいてい、笑っています。
大変ですね~って。



すれ違う時、シオンに声をかけてくれた人がいました。
小さな声で、がんばって・・・って。
さりげなくて温かくて、とても嬉しかったです。
そんな人の心とうちわはとても偉大です。



立ち姿ではあまり分かりませんが、
シオンの足どりは、加齢性の後肢虚弱が見られます。
またマイボーム腺が詰まりやすくなったりしています。



鍼を施してもらったり、漢方薬を処方してもらったり、
目薬をさしたり、マッサージをしたりと、
日々のケアも増えました。



散歩以外の時間は、気持ちよさそうに寝ています。
外の物音には、横着にも寝転んだまま吠えています。



シャンプーした時は、半分乾かしたら休憩。
このタイミングでお昼ご飯やおやつにしますが、
甘やかしてしまって・・・



横になったまま、食べます。笑。

こんなことでいいのでしょうか!笑。


台風9号が暴風の爪あとを残して行きました。
真夜中の風の音を聞きながら、シオンは時々、顔を上げて私を見ました。
大丈夫、大丈夫・・・

そして、特別警報級の台風10号がまた迫って来ています。
いったい、どうなってしまうんだろう・・・
みんな、がんばって。

神様~~~。



  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




庭の友だち

2020-06-21 | 庭・花
数年前からでしょうか・・・
この庭に単独で住んでいて、
何かしら庭仕事をしていると、ちょろちょろと姿を現すのです。
鉢植えの花を手入れしている時・・・
宿根草の枝を切っている時・・・
色んな所で頻繁に出会います。
あら、こんにちは。



この日も芝の上に座って草を取っていると、
私のすぐそばに来ているではありませんか。
手を動かしたりしているのに、じ~っとしています。
あら、こんにちは!
日向ぼっこ?お昼寝?
まさか、人の横でくつろぐわけないし・・・
立ってみても、じ~っとしています。
どこか具合悪い?
心配になってきました。



ドシンドシン!
わざと大きく動くと、やっと逃げました。
そのこの正体は・・・



日本トカゲのトカゲくん。
すばしっこくて、安心しました。



その後も毎日、顔を見せてくれるトカゲくん。
もしかして、私を友だちだと思ってる?

そんなことがあるのでしょうか?


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!


6月の色

2020-06-01 | おうち
6月1日の空は少し重たくて、
5月の光はもういない。



私は芝に肥料入りの目土を入れているところ。
はぁはぁはぁ・・・目土は重い。
シオンがゴロンしているところにも入れたいな。
吠えていないで、そろそろ、部屋に入ってよ。



アナベルが咲き始めてきたね。
アジサイの季節だね。

シオンは全く動かない。
そこ、気持ちいいんだよね。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




薔薇の魅力4

2020-05-25 | 庭・花
5月の薔薇はそれだけでももちろん美しいけれど、
他の花と協調して、ひときわ輝くように思えます。
イングリッシュ・ローズを4種、載せてみました。



半日陰でもよく咲いてくれるリッチフィールド・エンジェル。
淡いクリーム色にほっとします。



ウィリアム・モリスの透けるようなアプリコット色は、
どのアプリコットよりも上品で気高く、香りも濃厚。
窓辺に誘引していますが、アーチやオベリスクに向いています。



クレア・オ-スチンは、一番好きな白バラです。
中心のかすかなクリーム色、たくさんの花びらが重なる深いカップ・・・
ずっと、見ていられます。



三角屋根のアルボに絡めているオルブライトン・ランブラー。
小輪なのでたくさん摘んで、部屋に飾ってみました。
アルボとは、ガゼボの小さいもののこと。
もっと、大きな面に絡ませてあげたいですね。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




薔薇の魅力3

2020-05-20 | 庭・花
圧倒的な華やかさを誇る
プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント。



2007年作出のイングリッシュ・ローズ。
耐病性、強健性、華やかさ、美しさ、素晴らしい香り。
全て併せ持つ申し分のない品種の一つだと思います。



シュラブ樹形ですが、今はコンパクトに鉢植えで育てています。
いつかは地植えにして、3~4株まとめてみたい。
庭の中心的な存在になることでしょう。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




絵本のように

2020-05-18 | おうち
思ってもみない光とカメラの特殊効果が
写真を面白くすることがある。



降臨の瞬間を絵本に描くとしたら、こんな風に描くのかなぁ・・・



なに?なに?
こっちを伺っているシオン。

私が描く絵本の中のような
シオンと花たちのファンタジー。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




薔薇の魅力2

2020-05-17 | 庭・花
わが家の庭のフォーカルポイントになっている
ストロベリー・ヒル。



2006年作出のイングリッシュ・ローズ。
ロゼット咲きのアプリコットがかったピンク色の花びら。
何とも言えない優しさです。



数々の香りのコンテストで受賞。
図鑑には上品なミルラの香りと書かれているけれど、
フルーツ香が強いような気がします。
本当にいい香り。



可憐な花は蕾から咲き終わりまで、
いつ見ても、うっとり。



シュートをよく上げ、枝がぐんぐん伸びるので、
広いスペースに真横に誘引してあげるといいようです。



13日のストロベリー・ヒル。
近づかなくても、その香りを感じるような気がします。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




薔薇の魅力1

2020-05-15 | 庭・花
ほとんどの種にとげがある薔薇。
うっかりして刺さると、それはそれは痛いけれど、
その風情と香りに魅了されています。
そんな薔薇の中から、今日はこの薔薇を。



ブラザー・カドフィールは1990年に作出されたイングリッシュ・ローズ。
濃厚なオールドローズ香、大輪でころんとした形のディープカップ咲き。



木立性ですが、うちではあまりに伸びるので、つるばらとして育てています。



茎が太く直立するため、誘引はしづらいのですが、
それ以外は手もかからず、次々と咲いてくれます。



チェルシー・フラワーショーで紹介されてから30年、
イングリッシュ・ローズでは古い品種に数えられますが、
素敵な薔薇です。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




警備中だぞっ

2020-05-12 | おうち
その威力はずいぶん小さくなったが、
声の響きを轟かせている朝。
ところで、何に吠えてるの?



遠くで怪しい動きを感じるって?



こっちに来るって?



わかった。わかった。わかったよ。



あ~疲れたっ。おやつちょ~だいっ・・・の顔。



吠える理由は確かにあったのだと思うけど、
私には、ほとんど意味不明。

いくつになっても、シオンなりの警備は怠らないが・・・
迫力なし(笑)


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




光の庭

2020-05-11 | 庭・花
散歩から帰って来ると、庭は光でいっぱいでした。
フェンスのストロベリー・ヒルの蕾もたくさん開いてきました。



11日、6時49分。
光が映し出しているのは・・・花の精?
バラたちは、他の花との饗宴を楽しむように
季節を満喫しています。



  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




咲き始めたバラと

2020-05-02 | おうち
5月に入るとパンジーはピークに、
スーパーアリッサムはさらに勢いを増してきました。
私は小さな蜂たちの羽音を聞きながら、朝の作業を始めます。



すると、シオンが甘い締まりのドアを鼻で押して、
一目散に庭にやって来ました。



びっくりした~っ!
でも、外に出て行こうとしなかったね!
えらい、えらい。



一番に咲いたウィンチェスター・キャシードラル。



ドアはきちんと閉めましょうね。
自分に言い聞かせながら、シオンをほめました。
この季節のシオンの朝は何をするでもなく、
ここで過ぎていきます。



中心のクリーム色が優しいクレア・オースチン。



ぼく、部屋には入らないよ。
まだ、ここにいる。



5月の光に包まれて・・・
庭はあっという間に輝きを増してきました。

シオ~ン!
部屋に入るよ~。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!