第2幕
第1場 撮影現場
映画1.「無益な追跡」
赤白横縞の囚人対看守たち。コミカルに立ち回る囚人のアレクサンドル・ガスが達者。
気が付いたら牢獄の内と外が逆転!
映画2.「パロディ・パレード」
宮廷服の男女・・と思いきや全員男性!ドーリア式の柱が倒れかかって皆がつぶされたり・・のスラップスティック・シークエンス。
映画3.「キングコング・リメイク」
タヒチアンガールが生贄に?インディアンの踊りには囚人だったアレクサンドル・ガスくんの名も。
結構群舞、ソリストともに早変わりとか多そうな今回の舞台です^^;
背景のキングコングがどんどん巨大化していくのが迫力・・・ではありますが、これらのシーンはちょっと箸休めのような感じ。リラックスタイムです(笑)

撮影隊のカメラマン、監督、助手が入れ替わり立ち替わりあわただしく働いていますが、監督と助手のシモン・ヴァラスロくんの掛け合いが軽やかで楽しい。
第2場 シンデレラの撮影
クライマックスです。
大階段のセット。
ゴールドサテンのゴージャスな衣装の男女のダンサーたち。
女性陣にもマチルド・フルステー、ダヤノヴァなど目のいく人が配されていますが、わたくしはちょっと遅れ気味ながらもロマンチックなニュアンスのある踊りがお気に入りのアクセル・イボ-くんに注目(笑)
スターの登場を待ち構える人々。
音楽が高まり皆が階段を注視しますが、なぜか転がり出る巨大なドーナツ??
なーんだ!緊張がほぐれますが、再び高まる音楽。
なんと!シンデレラの義理の姉たちと継母がニギニギしく登場。
なーんだ!で、3度目の正直です。
階段の上に颯爽と登場したジョゼはそのほっそりとした長身とエレガントなたたずまい、端正な踊りも完璧で、
登場時からオーラ全開!さすがは初日を任されるだけあって、王子さまの輝きに満ちています。
さっそくスターにアピールする姉妹。
とりわけドロテは、そこまで自分を捨てなくても・・・^^;と思うほどの大熱演!
すると階段上の渡り廊下(?)の辺りでざわめきが・・・
フラッシュをたく黒燕尾のカメラマン集団の中心に美女が一人・・・
スパンコールのまぶしい靴、ドレスジャケット、羽のついた帽子、ミディ丈の揺れるオーガンジーのパウダーピンクのドレスも麗しいシンデレラです。

ハラリと階段に毛皮で縁どられた長いマントを脱ぎすてて、カメラマン二人に脇を支えられたリフトでゆったりと宙を歩きながら旋回する彼女とそれに続く燕尾軍団・・・
惜しむらくはリフト要員二人の不手際でちょっと安定が悪く、上下動があったこと。
ここは重力を感じさせてほしくないシーンゆえxxx。
とはいえ、目と目があったシンデレラとスターは瞬時に恋に落ちるのでした。
二人のダンスを撮影することに。
ダンス教師がワン・パッセージ、振付をシンデレラに教えると、彼女はそれを優雅に模倣するだけでなく、更に展開させていきます。何度かそれが繰り返されるのですが、ここはダンス教師もシンデレラも素敵に踊るとても見応えのあるワクワクする場面。
シンデレラとスターがそれぞれのソロを踊ります。
メイドたちがワゴンに飲み物を載せて登場、皆は休憩することになり、リラックス。
小さな回転椅子に腰かけたシンデレラにスターが手を差し伸べます。
椅子の回転を利用した、座った姿勢のシンデレラと立ったスターの優雅なPDD.
義理の姉たちはオレンジ3個入りのネットを器用にもてあそんで、スターの目を惹こうと踊ります。
それぞれ、迫力の(!)ソロを披露しますが、スターは嫌そうなそぶりで歯牙にもかけません。
シンデレラとスターはとても美しいパ・ド・ドゥを披露、コールド・バレエもそれに続いてゴージャスな群舞。
ヌレエフのコールドといえども手抜きを許さない鬼のような(笑)振付は3人ワンセットでリフトしながらのディアゴナルな編隊が交差する・・・など、立体的でとても見応えがあります。
プロコフィエフのここのワルツも大好きなのでもういつまでもこの時よ続いて・・・と思うのですが、気がつくと12時の鐘が。
例の時計くんたちが機械的な動きで3人一組4グループで幾何学的な体系を作りつつ、時を刻みます。


時計くんたちはこんな、青海波の模様のボディタイツ(倶梨伽羅紋紋?)にゼッケン、鉢巻き、ふんどし?スタイル。
これで笑われずに踊れる、というのは皆がスタイル抜群の美形だから。
パリ・オペ以外にはできない芸当です・・・
時を打つと共にそのゼッケンナンバーの子が大の字になって打たれたように崩おれ、そしてゴロゴロとスピーディに転がって上手にはけていくのです。
そうこうするうちに見慣れないグレーのワンピの地味な女性が顔を伏せて右往左往し、何かを取り落して走り去っていきます・・・。
ハッとする皆。あの美女がいない!彼女はどこだ?!
スターはきらめく片方の靴を見つけます。これが手掛かりか?
第1場 撮影現場
映画1.「無益な追跡」
赤白横縞の囚人対看守たち。コミカルに立ち回る囚人のアレクサンドル・ガスが達者。
気が付いたら牢獄の内と外が逆転!
映画2.「パロディ・パレード」
宮廷服の男女・・と思いきや全員男性!ドーリア式の柱が倒れかかって皆がつぶされたり・・のスラップスティック・シークエンス。
映画3.「キングコング・リメイク」
タヒチアンガールが生贄に?インディアンの踊りには囚人だったアレクサンドル・ガスくんの名も。
結構群舞、ソリストともに早変わりとか多そうな今回の舞台です^^;
背景のキングコングがどんどん巨大化していくのが迫力・・・ではありますが、これらのシーンはちょっと箸休めのような感じ。リラックスタイムです(笑)

撮影隊のカメラマン、監督、助手が入れ替わり立ち替わりあわただしく働いていますが、監督と助手のシモン・ヴァラスロくんの掛け合いが軽やかで楽しい。
第2場 シンデレラの撮影
クライマックスです。
大階段のセット。
ゴールドサテンのゴージャスな衣装の男女のダンサーたち。
女性陣にもマチルド・フルステー、ダヤノヴァなど目のいく人が配されていますが、わたくしはちょっと遅れ気味ながらもロマンチックなニュアンスのある踊りがお気に入りのアクセル・イボ-くんに注目(笑)
スターの登場を待ち構える人々。
音楽が高まり皆が階段を注視しますが、なぜか転がり出る巨大なドーナツ??
なーんだ!緊張がほぐれますが、再び高まる音楽。
なんと!シンデレラの義理の姉たちと継母がニギニギしく登場。
なーんだ!で、3度目の正直です。
階段の上に颯爽と登場したジョゼはそのほっそりとした長身とエレガントなたたずまい、端正な踊りも完璧で、
登場時からオーラ全開!さすがは初日を任されるだけあって、王子さまの輝きに満ちています。
さっそくスターにアピールする姉妹。
とりわけドロテは、そこまで自分を捨てなくても・・・^^;と思うほどの大熱演!
すると階段上の渡り廊下(?)の辺りでざわめきが・・・
フラッシュをたく黒燕尾のカメラマン集団の中心に美女が一人・・・
スパンコールのまぶしい靴、ドレスジャケット、羽のついた帽子、ミディ丈の揺れるオーガンジーのパウダーピンクのドレスも麗しいシンデレラです。

ハラリと階段に毛皮で縁どられた長いマントを脱ぎすてて、カメラマン二人に脇を支えられたリフトでゆったりと宙を歩きながら旋回する彼女とそれに続く燕尾軍団・・・
惜しむらくはリフト要員二人の不手際でちょっと安定が悪く、上下動があったこと。
ここは重力を感じさせてほしくないシーンゆえxxx。
とはいえ、目と目があったシンデレラとスターは瞬時に恋に落ちるのでした。
二人のダンスを撮影することに。
ダンス教師がワン・パッセージ、振付をシンデレラに教えると、彼女はそれを優雅に模倣するだけでなく、更に展開させていきます。何度かそれが繰り返されるのですが、ここはダンス教師もシンデレラも素敵に踊るとても見応えのあるワクワクする場面。
シンデレラとスターがそれぞれのソロを踊ります。
メイドたちがワゴンに飲み物を載せて登場、皆は休憩することになり、リラックス。
小さな回転椅子に腰かけたシンデレラにスターが手を差し伸べます。
椅子の回転を利用した、座った姿勢のシンデレラと立ったスターの優雅なPDD.
義理の姉たちはオレンジ3個入りのネットを器用にもてあそんで、スターの目を惹こうと踊ります。
それぞれ、迫力の(!)ソロを披露しますが、スターは嫌そうなそぶりで歯牙にもかけません。
シンデレラとスターはとても美しいパ・ド・ドゥを披露、コールド・バレエもそれに続いてゴージャスな群舞。
ヌレエフのコールドといえども手抜きを許さない鬼のような(笑)振付は3人ワンセットでリフトしながらのディアゴナルな編隊が交差する・・・など、立体的でとても見応えがあります。
プロコフィエフのここのワルツも大好きなのでもういつまでもこの時よ続いて・・・と思うのですが、気がつくと12時の鐘が。
例の時計くんたちが機械的な動きで3人一組4グループで幾何学的な体系を作りつつ、時を刻みます。


時計くんたちはこんな、青海波の模様のボディタイツ(倶梨伽羅紋紋?)にゼッケン、鉢巻き、ふんどし?スタイル。
これで笑われずに踊れる、というのは皆がスタイル抜群の美形だから。
パリ・オペ以外にはできない芸当です・・・
時を打つと共にそのゼッケンナンバーの子が大の字になって打たれたように崩おれ、そしてゴロゴロとスピーディに転がって上手にはけていくのです。
そうこうするうちに見慣れないグレーのワンピの地味な女性が顔を伏せて右往左往し、何かを取り落して走り去っていきます・・・。
ハッとする皆。あの美女がいない!彼女はどこだ?!
スターはきらめく片方の靴を見つけます。これが手掛かりか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます