・・・そして、大劇場初日観劇、ショーの感想です。
2014年11月7日(金)15:00開演
グランド・ショー
『PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―』
作・演出/藤井 大介
[解 説]
100年という壮大な歴史の節目を迎え、次なる年への架け橋となる時期に、“再生”という思いを込めて「PHOENIX」(不死鳥)と名付けられたショー。
宙組トップスター・凰稀かなめをフェニックスに見立て、男役特有の美しさと格好よさを感じさせるシーンで構成した、宝塚歌劇ならではのゴージャスでスペクタクルなグランド・ショー。
さよなら公演といえばの藤井大介先生の手がけるサヨナラ仕様のショー。
初日、ということで小林理事を筆頭にずらりと演出家が並ぶエントランスのお歴々の中一際異彩を放つ赤黒メラメラ柄?のスーツ姿の藤井センセイ。
プログラムのスチールは皆さん赤に金のお衣装で。
フェニックス~鳳凰~火の鳥、のイメージなのかしら?と思いつつ向き合うショーは・・・
まず、オープニング、実咲凛音ちゃんが青で鳶(えん)の女神、朝夏まなとくん赤で朱雀の神、緒月遠麻さん黄で鵷鶵( えんすう)の神ということで、原色のカフタン着用に手登場。なんとなく稲葉先生の宙組ショー「ルナロッサ」を思い出させるムード。
そこで和希そらちゃん演じる白い鳥とそのお連れの2羽の娘役に遥羽ららちゃんとグスタフの少年時代を演じた初舞台生星風まどかちゃんがここでも!使われていますがひらひらと踊り・・。この白い鳥が導く・・の図は星組「ボレロ」の鶴美舞夕・稀鳥まりやちゃんペアを彷彿。
・・・と大階段センターに凰稀さんが!その階段を斜めに横切るように、彼女をセンターにした金の布が装置か衣装か?という「アパショナ―ド」っぽいオープニング。
おぉっと沸いたところで、大階段からのスタートで一気に盛り上がります。
あとは印象に残ったところをかいつまんで・・・。
・「伝説の宝鳥」
金の鳥の置物を狙うは怪盗カナメール。助手に新公主演おめでとう!の桜木みなとちゃん。
追うのは銭形仕様の緒月さん。次の雪組大劇場作品「ルパン3世」への導入?
持ち主貴族夫妻?に実咲さんと組長寿さん。ここで、人々を攪乱させてその隙に・・・作戦で、カナメールの7変化をお見せしましょう!という趣向。牧師コック刑事と早変わりで声色を変えての大活躍・・のコミカルな場面。
ラストの美女で「アムール・ド99」のパイナップルの女王を思い出したりして^^
お御脚ちらちらのサービスがステキ・・ですが、ストッキング一つとっても超高速早変わりとは思えないクォリティがさすがの一こと。
・「サラマンダ―」
朝夏さんセンターのエキゾチックなダンスを見せる場面。ダンサーを集めてきました!愛りくモンチかけるそら留依蒔世を確認。
・「ビューティフル・バード・レビュー」
今回のロケットはフラミンゴちゃん。お衣装がとても可愛いです。
・・・が、ほとんどフラミンゴちゃんたちを観ることができませんでした・・・というのも、前回ベルばら新公アンドレで抜擢された実羚淳ちゃんフラミンゴSのプロポーションが素晴らしすぎて・・・。しっかりとトウシューズを履いてのバレエテクニックをしっかりと見せていることもあり、見るたびに思うのですが、モンテカルロバレエ団のベニエス・コピエテルス並みの脚だなぁと。センターの彼女が際立ちすぎて、ひよっこちゃんと親鳥さんのようでした^^
・「火の鳥」
ここ盛り上がります!白い星みりおん(実咲)、黒い星まなとくんで対立する2大勢力。それを代表して?白い愛ちゃんvs黒りくが銀橋で戦いのダンスを!まるで星組のカポエイラ!愛りく対決、というだけでも盛り上がるのに!
白黒対決に火の鳥が登場して・・・
赤い羽根に身を包んだ凰稀かなめ、妖しい幽玄の世界観を作りだすことのできる男役、彼女の真骨頂を見せてくれました。本当にヒトならざる神秘的な役どころが似合います!
「祈り」の場面へ。淡いグリーンのお衣装、で銀橋にセリ上がる歌手、まずは緒月さん、そして風羽玲亜さん。
退団者上級生のお二人の見せ場です。
特に風羽さんはその美貌と歌唱力で、脇をしめてきた役者さん、凰稀さんTOPの時代になってだんだんと役がつくようになって活躍されていたので退団がとても惜しまれますが、ここで、その前の場面で若手スターが何人も歌い継ぎながら渡った誰よりもきれいな歌唱で、ここからの癒しと平和の祈りに向かう場面を導き・・・退団者に篤い藤井センセイ、GOOD JOB!と思いました。
黒燕尾、デュエットダンス・・・についてはまた後日の観劇の感想でふれるとしまして・・・
驚いたのがエトワールがWでしかも次期TOPコンビだったこと!
そして、続くパレードで、2番手とTOP娘役が先に降りてきてしまったことで・・・緒月さんの次がいきなりのかなめ氏!という順番になったこと・・・。
テルキタバンザイ派ではないので、やっぱりパレードの階段降りは、2番手、そしてTOP娘役が降りて急いで定位置についてTOPを迎える、といういつもの様式が落ち着くのですケド・・・・^^;
色々と思うことはあれども、凰稀かなめ退団公演のさよならショー拡大版のような濃いショー作品で、これに千秋楽のさよならショーで、いったい何を付け加える余地があろうかと心配するほど。
大劇場であと2回、東京ではきっと数え切れないほど通うのだろうなと思いつつ・・・あと3カ月、短いですね
2014年11月7日(金)15:00開演
グランド・ショー
『PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―』
作・演出/藤井 大介
[解 説]
100年という壮大な歴史の節目を迎え、次なる年への架け橋となる時期に、“再生”という思いを込めて「PHOENIX」(不死鳥)と名付けられたショー。
宙組トップスター・凰稀かなめをフェニックスに見立て、男役特有の美しさと格好よさを感じさせるシーンで構成した、宝塚歌劇ならではのゴージャスでスペクタクルなグランド・ショー。
さよなら公演といえばの藤井大介先生の手がけるサヨナラ仕様のショー。
初日、ということで小林理事を筆頭にずらりと演出家が並ぶエントランスのお歴々の中一際異彩を放つ赤黒メラメラ柄?のスーツ姿の藤井センセイ。
プログラムのスチールは皆さん赤に金のお衣装で。
フェニックス~鳳凰~火の鳥、のイメージなのかしら?と思いつつ向き合うショーは・・・
まず、オープニング、実咲凛音ちゃんが青で鳶(えん)の女神、朝夏まなとくん赤で朱雀の神、緒月遠麻さん黄で鵷鶵( えんすう)の神ということで、原色のカフタン着用に手登場。なんとなく稲葉先生の宙組ショー「ルナロッサ」を思い出させるムード。
そこで和希そらちゃん演じる白い鳥とそのお連れの2羽の娘役に遥羽ららちゃんとグスタフの少年時代を演じた初舞台生星風まどかちゃんがここでも!使われていますがひらひらと踊り・・。この白い鳥が導く・・の図は星組「ボレロ」の鶴美舞夕・稀鳥まりやちゃんペアを彷彿。
・・・と大階段センターに凰稀さんが!その階段を斜めに横切るように、彼女をセンターにした金の布が装置か衣装か?という「アパショナ―ド」っぽいオープニング。
おぉっと沸いたところで、大階段からのスタートで一気に盛り上がります。
あとは印象に残ったところをかいつまんで・・・。
・「伝説の宝鳥」
金の鳥の置物を狙うは怪盗カナメール。助手に新公主演おめでとう!の桜木みなとちゃん。
追うのは銭形仕様の緒月さん。次の雪組大劇場作品「ルパン3世」への導入?
持ち主貴族夫妻?に実咲さんと組長寿さん。ここで、人々を攪乱させてその隙に・・・作戦で、カナメールの7変化をお見せしましょう!という趣向。牧師コック刑事と早変わりで声色を変えての大活躍・・のコミカルな場面。
ラストの美女で「アムール・ド99」のパイナップルの女王を思い出したりして^^
お御脚ちらちらのサービスがステキ・・ですが、ストッキング一つとっても超高速早変わりとは思えないクォリティがさすがの一こと。
・「サラマンダ―」
朝夏さんセンターのエキゾチックなダンスを見せる場面。ダンサーを集めてきました!愛りくモンチかけるそら留依蒔世を確認。
・「ビューティフル・バード・レビュー」
今回のロケットはフラミンゴちゃん。お衣装がとても可愛いです。
・・・が、ほとんどフラミンゴちゃんたちを観ることができませんでした・・・というのも、前回ベルばら新公アンドレで抜擢された実羚淳ちゃんフラミンゴSのプロポーションが素晴らしすぎて・・・。しっかりとトウシューズを履いてのバレエテクニックをしっかりと見せていることもあり、見るたびに思うのですが、モンテカルロバレエ団のベニエス・コピエテルス並みの脚だなぁと。センターの彼女が際立ちすぎて、ひよっこちゃんと親鳥さんのようでした^^
・「火の鳥」
ここ盛り上がります!白い星みりおん(実咲)、黒い星まなとくんで対立する2大勢力。それを代表して?白い愛ちゃんvs黒りくが銀橋で戦いのダンスを!まるで星組のカポエイラ!愛りく対決、というだけでも盛り上がるのに!
白黒対決に火の鳥が登場して・・・
赤い羽根に身を包んだ凰稀かなめ、妖しい幽玄の世界観を作りだすことのできる男役、彼女の真骨頂を見せてくれました。本当にヒトならざる神秘的な役どころが似合います!
「祈り」の場面へ。淡いグリーンのお衣装、で銀橋にセリ上がる歌手、まずは緒月さん、そして風羽玲亜さん。
退団者上級生のお二人の見せ場です。
特に風羽さんはその美貌と歌唱力で、脇をしめてきた役者さん、凰稀さんTOPの時代になってだんだんと役がつくようになって活躍されていたので退団がとても惜しまれますが、ここで、その前の場面で若手スターが何人も歌い継ぎながら渡った誰よりもきれいな歌唱で、ここからの癒しと平和の祈りに向かう場面を導き・・・退団者に篤い藤井センセイ、GOOD JOB!と思いました。
黒燕尾、デュエットダンス・・・についてはまた後日の観劇の感想でふれるとしまして・・・
驚いたのがエトワールがWでしかも次期TOPコンビだったこと!
そして、続くパレードで、2番手とTOP娘役が先に降りてきてしまったことで・・・緒月さんの次がいきなりのかなめ氏!という順番になったこと・・・。
テルキタバンザイ派ではないので、やっぱりパレードの階段降りは、2番手、そしてTOP娘役が降りて急いで定位置についてTOPを迎える、といういつもの様式が落ち着くのですケド・・・・^^;
色々と思うことはあれども、凰稀かなめ退団公演のさよならショー拡大版のような濃いショー作品で、これに千秋楽のさよならショーで、いったい何を付け加える余地があろうかと心配するほど。
大劇場であと2回、東京ではきっと数え切れないほど通うのだろうなと思いつつ・・・あと3カ月、短いですね
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