◆シンボライズして石積みのその「G」も、「自分とは何か」とか、『「自分で考える」ということ』とか、『「わかる」とはどういうことか』、などという本を昔、読んできて今更、また巣ごもりの中、感心しているのは、つまるところ、自分は阿保だったなぁ、という自覚が発見が心底にあったからなのです。それに時折起こるなぜか分からぬ恐怖感。それを留める自分の核が無い。動かぬ自分の核がない。それは、言葉で納得することが優先していることがらではなく、詰まるところ、自分の一生一度きりの肉体をとおしての体験や心労?を通しての会得、それは最終、自己の言葉にまとめられるわけですが、それも固定されるものではなく、次のステップへの足掛かりの踏み台となるべく言葉を得るためだと言えますけれど、その核の再確認の維持だったと。ですから、今更ながら、当たり前のことを書かれていて昔の本の再読で、当たり前のことと思ってそのこと自体が、そもそも人と言うのは、分かっていなのだなぁとしきりに思わされているところです。◆そこで、命をあらしめている創造の神をとらまえて、キリスト教では逆に神にとらまえられてと言いますが、自分の存在の意味とその不安の解消の答えをなんとか得たいものだとしきりに思っていたのです。この自分の核、思考の原点は、できる限り歳をとって雑音で考えが書き乱される前の若いころに見つけておくことが大切かと思われます。僧侶が座禅を起こない、キリスト教信者が行う早朝の祈りにおける、仏や神からの自己の中の「霊的受容器」の整え、確認。その頭脳の中のスゥイートスポットと呼ばれる核は、僕の場合、前頭葉と松果体の間に存在するように感じています。いずれ、身体全体から言えば、決して固定化されは魂の「G」のありどころです。その核心を得ると、わずかな静かな時間でも霊の所在と会話し、普遍的な永遠に続く魂の流れに乗るように思われ心が落ち着くのです。
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