今日は小学校へ来年に向けての話し合いをしたいと言われ夫と出向きました。
息子は一人で保健室で絵を描いたりしながら待機です。
校長先生の意見はこれまで何度かの話し合いから変わらずで、
「子どもの成長には負荷をかけることが必ず必要」と。
だから好きなことだけするデモクラタイプには否定的。
これを聞くたび、私は反論を試みます。
好きなことだけするといっても、他の子達と過ごすわけで、
そこには必ずなにかしらの摩擦があり・・・
と言いかけても、聞いてはもらえません。
担任の先生が先日一緒に聞きに行った「今は『ひといちばい敏感な子』が五人に一人の割合でいる」
という精神科医の先生の講演会の話を持ち出し、
夫もその話に乗って行ったのだけど、それも即刻否定されていました。
経験値を上げるという話題が出て、
小学校とまんじぇと両方に関わることができれば、
経験を増やすことができると。
確かにそれはそうだと思います。その点は同意しました。
(もちろん息子の意志が第一ですが。)
ただし、息子の人格を否定しないという条件であればの話です。
それは親の育て方も否定しないということ。それはセットと捉えられているからです。
でも言葉の端々にそれが出てました。
小学校に来れないことを問題視しているから、
親の問題点を探そうとし、子の性格の問題点を探そうとする。
そうすれば学校側の問題点は考えなくて済みますからね。
「小学校に来れないというのも大切な経験」、とは校長先生におっしゃっていただきました。
私もそう思うし、学校に行けなくなった当時、この感情経験はあなたの宝だよと伝えました。
その言葉は息子にとってとても自信になった様子でした。
でも、本人が今望まない経験をムリにする必要はないと私は考えています。
息子の人格を形成していく大切な一つ一つの経験です。
親としてできることは、本人が嫌がるのに大人たちの意向で、
無理やりやらせて人格をむやみに傷つけることがないよう、
できる限り慎重によりよい経験を選べる環境を整えてやることです。
すでに地元小学校に慣れさせなければと、
幼稚園、小学校へムリに行かせてしまってますからね。。。
とはいえ、このことについては後悔はしていません。
できうる限り慎重にしてきましたし、
息子を取り巻く環境から うちの場合、この手順を踏まなければ、ここまで来られなかったからです。
でも、息子には謝ってます。本当に彼にとっては可哀想なことをしました・・・
担任の先生にはとても一生懸命やっていただき感謝しています。
来年の担任の先生はまだ決まっていないそうですが、
まだ息子は一年生。この先長いので、本人もどのようになるのか、
誰にもわかりません。
様々な選択肢が残せるようにしてあげたいなと思います。
あや