記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

鼻に持病を持つ人

2011年01月30日 00時13分17秒 | Weblog
産経新聞主催、鼻に関するセミナーを受けた。

会場の時事通信ホールは聴講者でいっぱいだった。こんなに鼻で苦しむ同士がいたとは恐れ入った
ギリギリに着いた私は幸か不幸か一番前の席に案内された
演目は「鼻の働きと病気」、「これで安心、花粉症対策」。

鼻の働きはご存知の通り
1.空気の通り道
2.匂いを察知(嗅覚)
3.吸った空気のフィルター作用;加温、加湿、ゴミを除く
4.細菌、ウイルスなど微生物から身体を守る(免疫)
5.共鳴作用
である。
改めて確認したのは加温作用。
鼻の粘膜は血管の塊と言っても過言ではないと、講師の岡本美孝先生はおっしゃった。だから加温することが可能だという。(ちょっとしたことで鼻出血するのも血管が集まっているため)
加温することで冷たい空気が肺の中に直接入らないようにするのだ。

実際、鼻の不快症状で注意したいのは一側性に症状が出るとき。
鼻水、鼻詰まり、鼻血が片方の鼻からしか生じていない時は腫瘍の疑いもあるという。

花粉症は未だに症状がないので興味はなかったが参考までに症状に応じた薬物の選択について記す。

くしゃみ、鼻水型には抗ヒスタミン薬、鼻閉型には鼻噴霧用ステロイド薬が効果的
妊娠中、授乳中も鼻噴霧用ステロイド薬が第一選択だそう。ただし、形態異常が認められなくなる妊娠16週以降に使用可能だ。
免疫療法には根治の可能性があると寺田哲也先生はおっしゃっていた。

毎年花粉症の人を見ると実にお気の毒だ。
症状に合った薬を処方してくれる耳鼻咽喉科に巡り合えますように。


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